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- 2011/03/29 腹直筋、おまえもか~~
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- 2011/03/19 妊娠経過の大雑把な見方2
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- 2010/08/12 「整える」の効果
昨日、今日と赤ちゃんたちとたくさんお会いできて幸せな私です。
大人の方ともとても楽しいのですよ。
赤ちゃんはまた特別なのです。
なんといっても言葉ではなく、身体でいっぱい教えてくれますから。
これを読みとれるか読みとれないかが、私の勉強なのです。
さて、ゴールデンウィークの間の出来事。
ずっと通ってくださっているママ。
お一人目、産後恥骨結合部離解で大変な思いをし、
それからしばらく、と
お二人目妊娠中からずっと関わらせていただいています。
時々、この初めてのお子さんが、「しんどい」ということで
来てくださいます。
先日は、階段から落ちた。そして翌日自転車で転んだ。
2日続けてのダメージ。
前の日のダメージの影響で2回目が起きているのは確実です。
早めにケアするほうがいいと判断し、お休み中にきていただきました。
おお!!こりゃ~~しんどかったよね~~~
とりあえず、ダメージからの解放をめざしました。
「肘が痛い」っていってましたが、帰りはその痛いほうの腕で
ドアをおしてあけてました。
本日、ママとお会いしました。
「まだ身体があちこち痛い、っていってるけど
動けないような感じではない。
肘は、kikoが次の日になったらなくなるから、っていってたけど
ほんとだ!!痛くない!!kikoはすごいって言ってる」
と教えてくださいました。
いやいや、すごいのは、君だよ。
齢6歳にして、自分のしんどいところ、変なところをちゃんと言葉で説明できる
自分の感じをちゃんと素直に感じる力がある。
それがあるからこそ
おばちゃんは、どうケアを提供したらいいか想像がつく
この仕事、やればやるほど、
私の技術があがるだけではできないことを身にしみています。
受け手の皆さんの感じる力があがると
ケアの効果もあがってくるのです。
もちろん、その感覚にちゃんと応えられるよう
技術は磨いていきます。
がんばります!!
こういうフィードバックをいただくと
俄然やる気になる私でした。
ありがとうね~~~~
今日は、先週からの疲れをひきづっていて、
1日ぐだぐだと過ごしておりました。
さて、たまにやってくる「ベルトを選んでほしい」というご依頼。
私はこれだけというのはお受けしておりません。
なぜなら、支えるだけをすると、つらくなる人
整えることをしないと、つらくなる人
がほとんどだからです。
骨盤輪支持は本来自分の筋肉でやっていくもの
どうしても、筋肉がうまく支えてくれないとき
外からアイテムでささえる、としていきます。
ということは、その筋肉のバランス、発達加減などで
変化するということです。
変化を無視して支持だけすると、身体にあわないのでつらくなる。
この単純なからくり。早く世間に浸透してほしいものです。
過去に骨盤ケアのうち、ささえる、あたりに触れた記事です。
http://mamaroomsugiue.blog-sim.com/hoge/EditEntry/59/
http://mamaroomsugiue.blog-sim.com/hoge/EditEntry/56/
http://mamaroomsugiue.blog-sim.com/hoge/EditEntry/53/
http://mamaroomsugiue.blog-sim.com/hoge/EditEntry/12/
ご自分の身体はご自分で面倒を見ていく
皆さん、しっかりやりましょうね。
なんだか4月下旬とは思えない、すずしい(?)日が続いてます。
こんなときは、体調が悪くなりがち。仙骨あたためてのりきりましょうね。
さて、ここのところ、ご無沙汰していました。
(NPO)母子整体研究会の活動がいよいよ5月から変わります。
ということで、4月のセミナーは旧体制最後のセミナー。
で、そのしめくくりのセミナーを担当しに、週末東京に3日間。
昨日、最後の最後のセミナーをしに京都へいってました。
ここまでの流れになるのに、10年。
試行錯誤をしながら、育ててきた内容なので、
感慨深いものがありました。
とはいえ、内容に新セミナーのエッセンスも入りながらやっていたので
進化はし続けているわけですね。
さて、昨日はべびぃケアセミナー。
5人中、妊婦さんがお二人。
一人は初産婦さんで、お腹が右に傾き、赤ちゃんの頭が骨盤の中につっこんでました。
もう一人は3人目。15週?っていうくらいお腹が前にぼこんとでてる。当然腹直筋離開。
べびぃケアでは胎児生活の話をします。
セミナーなので一般的な話をするんだけれど
胎児の様子を触診して伝えてある
初産婦さんがどんどん深刻になっていく。
う~~ん、よくないなあ。
と思ったので、普段の妊婦さんへのケアをしてもらいました。
抱っこする側の身体を整えるコーナーで
いつもよりも一つ多く操体法をしてもらったら、
あらら
お腹が真ん中にやってきて
硬さがとれた。
腹直筋離開の人は、腹筋ささえのさらしをまいたら「楽!」
そこから明るくセミナーが進みました。
ずっと専門家としてセミナーでお伝えしていることが
いざ、自分のことになると、なんだかやってなかったり
やり方が今一つ効果的でなかったりします。
いい塩梅に修正できてよかったです。
経産婦さんは終了後、持参のさらしでお腹を支えて帰りました。
ご自分の身体で実験できるってある意味うらやましい。
ぜひ、また感想を聞かせてくださいね。
セミナーでお会いしましょう!
今日はちょっと温かですね~~庭のプラムのつぼみが膨らんできました。
春は、骨盤が開いてきます。
実は2月ごろからこの変化は始まっています。
ただ、今年は3月下旬で1月くらいの気温になったりと
かなり変動が激しいので、
骨盤もどうしていいのかわからない
迷走状態にある人が多いです。
さて、このごろ増えてきたご相談の中に
「骨盤がもとにもどっているかチェックしてほしい」
というのが、結構あります。
このご要望に対し、私はとても違和感があり
お応えできずにいました。
産前からうちにこられているかたなら、
なんとなく想像はつきます。
産後いきなりこられても
私は産前のあなたの身体を知りません。
それで、戻ったかどうか聞かれても・・・・・・
このとまどいがあったから、違和感があったんだ!!
やっと今朝、わかりました。
ひとつ、お伝えしたいのは
皆、同じ体ではない、ということ。
同じ体ではないので
骨盤だって、人それぞれです。
標準的な形はあるけれど
その人独自のバランスがあります。
なので、一つの型に入れようとする
骨盤関連のグッズは、効果のある人、かえってこれでしんどくなる人が
でるわけです。
皆さん、同じお化粧しないですよね。
髪型もひとそれぞれですよね。
骨盤だって人それぞれです。
自分らしさ、を大事にしましょうね。
久しぶりに施術日記です。
(仕事はちゃんとしていたんです。たくさんの妊婦さんや赤ちゃんがきてくださっています)
本日きてくださった26週の妊婦さん。
会陰部の重みがつらい、とじっとしていられない様子。
お腹が妙に前にでっぱって大きい。
みせていただきました。
子宮が右に傾いて、どかんと下がっている。
ここにある、この硬いものはなに??もしかして・・・・
赤ちゃんの足の裏が、お腹の横につっぱってました!!
つまりは、膝をのばした前屈姿勢でお腹の中にいたわけです。
「もうおへそがなくなったんです~~」
んん?さわったら、腹直筋が4cm以上もあいていた!!
そりゃあ、子宮支えられずに、前にとびでます。
これだけ腹筋が弱ければ、骨盤の支える力はどこかへいってるでしょう。
原因は・・・・・足の甲の異様な硬さ。
土踏まずの弾力がなくなります。
土踏まずの役割はとても大切。
一歩歩くごとの衝撃を土踏まずが吸収してくれます。
これがないと、一歩歩くごとに脳天に
どかんどかんと衝撃が走ります。
身体がとてもしんどくなるんですね。
足の甲の異様な硬さが緩んで、
横隔膜が動くようになったら
子宮があがって、腹直筋が2cmまでとじました。
骨盤輪支持をすると、「だいぶいいけどお腹にくいこむ」
子宮があがりきらないんですね。
で、骨盤高位で。
でも、腹部帯がお腹に食い込む。
腹筋が弱ってしまっているので、布の食い込みをもろ受けてしまってました。
そこで、さらしで支えてみると・・・
「楽~~~」
これで支持の食い込みも解消しました。
腹筋って本当に大事です。
皆さまも腹筋がちゃんと働いてるか。
お腹の真ん中がモーゼの十戒になってないか
(海がわれますよね。モーゼの十戒のお話)
確かめてくださいね。
じゃあ、どう改善する??
私たちは、セルフケアとして、体操をおすすめします。
でも普通の体操とちょっと違います。
動かしやすいほうをゆったりとたくさん動かす
動かしにくいほうは最後に1回だけ動かしてみる(痛かったらやめる)
そうすると、あら不思議。
身体のバランスが改善するのです。
人の大雑把な動きとしては
ねじる
左右に倒す(側屈)
前後に倒す(前後屈)
です。
これをゆったりとやってみて、やりやすいほう、やりにくいほうの差があったら、
ゆ~~~ったりと動いてみてください。
やりやすいほう 3回
やりにくいほう 1回
そうすると、上前腸骨棘の位置、ソケイ部のラインがそろってきます。
また、四つん這いで床拭きしてください。
これは、子宮を骨盤内から追い出し、
身体全体の筋肉をしなやかにする
妊婦さん必須の体操です。
右手、左手交互につかってくださいね。
ふくスペースがなかったら、
四つん這いでしばらくいるだけでも効果あります。
ソケイ部のラインが、じょうごのように
逆三角錐になってくれたら
しめたもの!!
お腹もあがって、重みも感じず
身体が軽くなっていませんか?
そり腰もましになりませんか?
どうぞ毎日続けてくださいね。
今被災地にいらっしゃる妊婦さんにぜひ知ってほしい
自分で自分を守る方法です。
ご自分で身を守らなくちゃいけない
妊婦さんは日本中にたくさんいらっしゃいます。
どうぞ、自分で自分を知るよいチャンスです。
つらくなければ、やってみてくださいね。
妊娠経過の見方1で説明しました。
では、具体的にどこをみればいいのか。
骨盤のバランスがある程度整っているか
子宮が骨盤に支えられているか
これを自分でさわってさぐっていただきます。
よくある妊婦さんの姿ですね。
お腹の形はどうでしょう?
おへその位置は、身体の真ん中にありそうですか?
身体の真ん中に子宮がありそうですか?
右左に傾いていませんか?
下の方が重そう?
それとも骨盤に支えられて軽そう?
みていく目安は、上前腸骨棘と恥骨をつなぐライン(ピンクの線)。
赤丸=上前腸骨棘 よく腰骨といって皆さんがさわるところです。
足の付け根から斜め外に向かってなでると
ぽこんと触れる骨があります。
白い線=骨盤の上側の骨のらいんです。
腸骨から上前腸骨棘をとおり、恥骨をつないでいます。
どうですか?このラインを通って
子宮を観ると、右に倒れていませんか?
そういうときって、おへそも右寄りになっていたりします。
きっとお腹は右が重いかな。
なれると、赤ちゃんの背中がどっちかもわかるようになります。
この傾きがあると、中の赤ちゃんは傾いた家の中ですごしているようなものです。
土台の骨盤や身体全体もバランスが悪いので
あっちがこわばり、こっちがひっぱられ、という具合につらくなります。
では、どうやって改善しましょうか?
友人めっこさんがこんな日記を書いてくれました。
自分の体調に加え、お腹の状態を触って知っておくことで、
今すぐ妊婦健診を受ける状況なのか?
もう少し待てる状況なのか?
最悪の時には、自分で判断しなくてはならないときに、
その助けになるのではないか?
そして、少しヤバイな。。。と思った時に、
自分の、そして赤ちゃんのセルフケアができたらいいのでは?
びびっと刺激されました。
私たちの得意分野で、やれることがあるじゃん!!
というわけで、まずは妊娠経過について書いてみます。
表現的に不適なところ、などご指摘いただければと思います。
妊娠経過が順調かどうかは、胎動、子宮収縮の有無、出血の有無で察知していくのは通常ですが、
私たちは、さらに、お腹の形を重視します。
妊娠中の胎内を絵にかくとこんな感じ。
骨盤と言う器の上に子宮が支えられ
胎児はその部屋の中で過ごしています。
つまり、子宮と言う器が、しなやかで、丸い、というのが
赤ちゃんが過ごす上で、とても大事、というわけです。
また、赤ちゃんは、お腹の中で
丸くあぐらをかいた状態で過ごすことで
自分の身体の中に自分を支える中心軸を形成していく
といわれています。
この子宮は、母体、という環境に支えられています。
実際に子宮を支えている靭帯は
骨盤にくっついているんですね。
なので、骨盤のバランスが崩れると
子宮の状態も影響される
そうすると、赤ちゃんは居心地が悪い
母体もしんどくなる
では、どのように観察したらいいでしょう。
今日は、最近出会ったお産話を2人分。
おひとりは、妊娠中期から「今回はちゃんと身体を整えてお産したい」という熱い思いをお持ちの経産婦sん。
お一人目はいろいろしたけど、逆子が直らず、帝王切開。
今回は、Drのほうから「Vbacする?」っていってくれて、最初とまどいつつ、
途中から熱心に経膣分娩をめざしました。
もともと複雑な身体をされているので、なっかなか楽チンになりませんでした。
途中、上の子と同じ時期に逆子になり・・・・でも今回は2週間でもどったね。
どうしても傾く子宮で身体がつらかったのも、34週くらいかな、傾きがとれたら、楽チンになりました。
36週に入ってからは、毎週きてくださいました。
「もう、いいんじゃないの?」と私がいうと
「なに、いってるんですか。もう産み月です。ちゃんと整えとかなくちゃ」としかられて
予約入れさせてもらってました。
ちょうど私が休みの日だったら、お産にいかせて、って頼んでいました。
陣痛が来たのは、出張の前日。
まだそんなに強くなさそうだし、ご主人一緒にいらっしゃる、ということで待機。
朝6時に電話をくれました。
「陣痛来た時おしてもらうと楽な時と、そうじゃないときがある」としゃべっているうちに陣痛が来た。
まだまだそんなにつらそうではありません。
電話の後、なんとなく、気になりました。
すでに陣痛開始から11時間。でもあのくらいの声の感じ。
これはどこかでつまって進んでない?
さあ、助産師魂全開しました。「やっぱいっていい?」って許可をもらって
家の用事すませて、急いで電車に飛び乗りました。
案外遠かったです。病院まで。
タクシーのおじちゃんが「焦らんでいいよ。ちゃんとできるから」っていってくれつつ陣痛室へ。
入り口でとめられて(そりゃそうだ)「し、親戚です」っていっていれてもらいました。
ちょっと疲れてはいるけれど、元気そうな産婦さん。
お尻さわらせてもらって、お腹さわらせてもらって、赤ちゃんの位置と産道の様子を外から想像。
骨産道がちょっとバランス悪かったので、それを修正。
ご主人に手伝ってもらいました。ものすごく上手なの。
で、いいところへおさまったな、と思っていたら、「赤ちゃんよく動きますね~~」と助産師。
産婦さんご本人は「お腹が長方形になった!!」
横向きのまま、お腹さわると、赤ちゃんの背中がいい位置までまわってきてます。
1回陣痛の様子をみながら、ご主人に押す方向などレクチャー。
「お尻にきます?」「はい、きます」
よ~~し、ってことで、私は出張先にでかけました。
この後1時間半でお産になったそうです。
やったね!!!
もうおひとりは、整体教室にいってる産院で。
朝、Drから「骨盤見てほしい」ってことづてをいtだきました。
41週になってるので、もう赤ちゃんださなくちゃ、ってことで、誘発分娩しています。
見せてもらうと、やっぱり骨産道が整ってない。
ちょこっと整えを試みて、教室が終わって、またいってみました。
ご本人元気にご飯食べてました。よしよし、そのくらい落ち着いてご飯食べれたら、ちゃんと生まれます。
再度みせていただいたら、やっぱり骨産道おかしい。
外から骨盤輪支持して、骨盤調整の操体法をやってもらいました。
そしたら、お腹が小さくなった。
ふん、いい感じかも。
様子を今日、教えてもらいました。
あの後、少しずつ順調に進んで、夕方から陣痛が強くなったら一気に進んで、お産になったと。
最後吸引分娩だったそうです。
ここで、助産師kikoが思うこと。
お産の時は、赤ちゃんが骨盤の中に入ってくる分。中から赤ちゃんが産道をきれいに整えてくれるなあ。
でも、やっぱり妊娠中にセルフケアしていた人は、
進み方もスムーズだし、効果が高いなあ。
うちにこられている妊婦さんは36週あたりから、お産の時の練習をはじめます。
ただし、これはそれまでにセルフケアで身体を自分で整えてないと、効果は半減します。
なので、お産が不安だ、っていう方は、どうぞ早めからお越しくださいませ。
皆さんと皆さんの赤ちゃんと相談しながら、よりよい方向へ進めるようお手伝いさせていただきます。
お産は楽しいよ。
昨日、月2回ほどさせていただいている「安産のための整体教室」でした。
そこであった出来事です。
9時20分に医院到着。
陣痛と胎児の心音を観れる機械を肩にかけた産婦さんが、階段をうろうろしてました。
ちょっと気になって、廊下で仙骨触診したら
左に向かってぐいっとまがって、浮いてました。
スタッフに了解をもらって整体教室に誘いました。
1回教室を受けていた方だったので、操体法などは経験済み。
妊婦さんの参加者3人とともに進めました。
最初は4分間隔の陣痛。顔を結構しかめてました。
陣痛時肩があがるので、「肩下ろして~~」といいつつ、
さすると緊張が解けました。
ソファに座る姿勢を補助した所で「らく~~」
お腹の形の確認時に陣痛が来たら、子宮がぐぐ~~と左斜め上にあがっていきました。
体側伸ばしの操体法、上体ひねりの操体法の間は陣痛こず。
次の操体法の前に陣痛がきました。
完全呼吸を誘導。上手でした。
これがうまくいくと「陣痛が楽」といわれました。
陣痛時、腰椎の右側がぴんと緊張しているので、ここをさわってました。
妊婦さんみなで陣痛のきた子宮をさわってもらいました。
今回は、子宮が正中にきて、緊張。
ちょっと尖腹気味だったので、膝肘位をとったらいいだろうなと予測しつつしっぽ探し。
やはり膝肘位が楽でした。やってるうちに陣痛発来。
クッションをセットしてそこにもたれて、私の話を聞きつつすごしてもらいました。
触診すると、仙骨は正中に。でも尾骨がはねている。
ここが丸まるように支えると楽とのことで、お母さんにやってもらいました。
このころ陣痛3分おき。顔をしかめはしませんが、かなり収縮時間が長くなり、
お腹があつ~~くなっていたので、帰室。
約1時間半一緒にすごしました。
とはいえ、私は教室をやりながらなので、
口で誘導して操体法を一緒にやってもらっただけ。
陣痛発来は午前4時。
教室に来る前の内診(9時)では、Os1~2cm ぶあつい
11時帰室時は O22~3cm、胎胞緊張してきた
11:50 Os 5cm
12:40 Os 8~9cm
最後ちょっと赤ちゃんがしんどくなってきたので吸引分娩で13:15出産。
参加した妊婦さんたちが「陣痛ってあんなに静かに耐えられるものなの?」
「あんなに硬くなるんだ」と興奮気味。
妊娠中に操体法や呼吸をやっとくと、お産の時にこう役に立つよ、っていうのを見て
もらえて、とってもお得だったと思います。
また、基本的に姿勢が整うように、かつ本人が楽なように、と誘導するだけで、
こんなにも脊柱の位置、仙骨の位置が変化するのは驚きでした。
そして、それに伴い陣痛の質が変わる。
妊娠中に身体を整えることをやっておくと
いざ、陣痛が来た時に
具体的に、とっても役に立つことを
今日、また実感させていただきました。
これからお産の皆さん。ぜひ自分のことは自分でコントロールできるようになって
安全に安楽にお産をしてください。
久しぶりに助産師チックになって興奮してしまいました。
やっぱりお産はいいですね。
――――――――――
今朝、8時33分に3460㌘、身長52、5㌢の女の子を無事に出産しました
夜中の3時半頃から10分間隔ほどの陣痛が来て病院へ行った時には子宮口がほぼ全
開でした!!そして促進剤も使わず5時間程の超スピード安産で自分でもビックリ
です母子共に健康で五体満足の赤ちゃんが無事に生まれてくれて本当に良かっ
たです
腰痛が心配で出産に対しても何かと不安もあり、陣痛が上手く来なくて焦ったり
もしましたが、こんなにもスムーズにお産が進んでくれました
――――――――――
前日から、さあこの週末には赤ちゃんがその気になってくれるといいな、と
心配していたので、このメールは朝一番の大プレゼントでした!!
前日からお産までを詳しく教えてもらいました。
施術日の夕方からしくしくしてたそうです。いきみたいって感じだったとか
(ということは外診で±0はあたってたんだ)
夜中1時ごろ操体法してたらねちゃった、と。
3時半ごろ、「なんか痛い」で目が覚めたら10~8分間隔。すぐに6~8分と順調に縮み
病院到着時Osほぼ前開大。
2時間半後に娩出。
直前まで左側臥位がよかったと。最後は仰臥位にさせられたと。
「いきみが上手」「馬力があるね~~」といわれたそう。
これは、エアロビなどで鍛えていたおかげでしょう。私のお産の先生伝授の呼吸法も役立った。
ずっと恥骨と仙骨尖部が痛かったそうです。
本日3日。仙骨の痛み、切開の痛み、後陣痛があるそうです。
すべり症のところは痛くないって。
足のむくみはまだありました。
みせていただくと、左重心ねじれでした。
施術をさせていただいたら
お尻すっきり、おっぱいふわふわ
になりました。
赤ちゃんは右側臥位でそって寝てました。
ちょっと授乳が大変かな?
新生児室にいたので、いじれませんでした。
枕を使って授乳指導してきました。
そして、お産に向かってさまざま骨盤ケアをやっていただきます。
どの方も無事、お産に向かっていただけるよう、あの手この手をお伝えします。
なので、お産の連絡をいただくまでは、気が気じゃない。
そのうちのおひとりが、先週お産をされました。
分娩レポートをお聞きしたので、皆様にもシェアしますね。
――――――――――
ずっと初期から通ってくれてる妊婦さん。
もともと腰椎すべり症、ヘルニア持ちで、今まで腰が楽だった経験が全くない、
という状態でこられました。
幸い、初期からベルト装着はOKだった。
もともとエアロビインストラクターなんかもしてた人なので、筋肉もしっかりしている。
初期からの子宮収縮、27週でBEL、
32週からものすごい下肢浮腫、
35週で両手のしびれ、この時赤ちゃん反屈位、
このころから下肢浮腫ましに、でも反屈
36週から産院での診察ごとに子宮口をぐいぐいひろげられる。
しかし、陣痛来ずに40週突入。
再度40週3日でこられました。
40週2日でOs 1.5cm 頭高い。子宮口が上を向いている、と。
うちに来られた時は、反屈位、外診にてSt=-1、子宮は左に傾いてる
仙骨の左(S3)がかったい!!今までこんなになってなかった。
頭頂骨の緊張を取った後、ここに丁寧にアプローチしたら、
腰痛なし、べびぃ屈位に。
40週4日 Os 2.5cm児頭さがったと。
この日、下腹痛かったそう。でもおさまっちゃった。
NSTにて子宮底ははってない、と。
40週5日 外診にてSt=-1 屈位 羊水が減ってる!!
C6 PLI 左蝶形骨調整 肩回し仙船結節靭帯S3ゆるめ、
下肢オステ、ついでにゼネラル調整。
仙骨をゆるめていると、ぐぐ~~っと熱くなる。
「お腹はってる?」「今子宮口あたりが張ってる」
おさまる、またちょっと熱くなる。
「今は?」「今はそうでもない、硬いけど」
おお!!お産が近づくと羊水が減る、とは私のお産の先生のお言葉。
陣痛が来ると仙骨が熱くなってくる、は今回人生初の発見!!
だから、仙骨が燃えないとお産にならないんだ!!
(その2 につづく)
「支えると痛いんですけど・・・・」「支えるとつらいんですけど・・・・・」
うちに来られる方であれば、その場でやっていただいて
支え具合をチェックします。
位置・方向・支える時のやり方
支える時は
①自分のお尻の筋肉が一番締まるポジションで筋肉をしめる
②肋骨をあげる
③緩んだ分だけアイテムを添わせる
です。
たいてい③がきっつ~~~い!!
ここが大丈夫な人は次のステップです。
肘膝位、または骨盤高位で内臓をあげる
これをしてないことも多いです。
これでも不快感がある人は、身体のバランスが悪い
せっせと操体法をしていただき、
床拭きをしていただき
身体を整えていただきます。
思い当る人、再度自己チェックしてみてくださいね。
すでにトコちゃんベルトを購入して来られる方が結構いらっしゃいます。
ご自分の快適、または安定感のある方向のものを購入されているといいんですが
施術後確認させていただくと
結構違う方がいらっしゃいます。
私のところでは、骨盤輪支持の方向は
さらしを用いて選択していただきます。
そして、支えるアイテムはさらしでもトコちゃんベルトでも
どちらでもできます。
ただし、この2つ以外で骨盤輪支持に適したものは
未だ見つかっておりません。
骨盤輪支持するなら、さらし、か、トコちゃんベルトですね。
後は、好みの問題でしょうか。
さらしの伸びないフィット感が好きな人
汗をすってくれる素材の好きな人
ベルトの多少伸縮するフィット感が好きな人
マジックテープで簡単に着脱できる手軽感が好きな人
などなど、いろいろです。
お急ぎでないのなら、こちらへこられてから
アイテムを選択するので遅くはありません。
また、考えておいてくださいね。
定員7名いっぱいでおこしいただきました。
内容は、骨盤ケアと安産の関係、
骨盤ケアの3原則「整える」「あげる」「支える」を
2時間かけて体験していただきます。
妊婦さんですから、お互いのお腹もさわってもらって、
硬い・柔らかい、冷たい・温かい、傾き・丸い
などをお互いにチェック。
その後、整える、のひとつ、操体法を5つしていただきます。
すると、3つでかなりお腹が変化し
5つで、きれいに丸くなります!!
本日の教室の終了後、
前の月に来てくださった妊婦Aさんが「支えたい」とのことで特別にみせていただきました。
実はこの方、つらい不快症状とぐらぐら骨盤だったんですが
支えてみたら、ぐら~~ぐら~~とゆれるので
とにかく操体法をやって、それからね、ということで支えるが保留だった人です。
「体操も結構やってるけど、やっぱり右のお尻が痛い。ぜひ支えたい」ということで
お会いしました。
そうしたら、あんなに低かったお腹の位置があがり、まん丸になっていました。
今日は「支える」もOK
そして、支えたら「お尻、痛くない!!」
今日受講された方たちが1階にいらして、恥骨が痛い、って話をしていました。
訴えてる人は、操体法は変化がわからず、お腹の変化も今一つ??
動きが硬く、ぎこちなく、この人支えるはできないだろうな、と思っていた人です。
「あんなにじわっとした体操で、本当に治るんですか?」
そこへ、先月の妊婦Aさん登場。
「私も最初、あんなので、直るの??と思ってたけど
痛いから一生懸命やってたら、全然違う。
さぼった日はつらいので、しっかりやってた。
今日は、やっと支えても大丈夫な身体になった」
と証言してくださいました。
自分で自分を整えること
これは、妊娠中も出産時も産後にもとても大事なことです。