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こんにちは kikoです。

いきなり寒くなりました。

こういう時は急に体がこわばって
循環不全に陥りやすくなります。
暖かいもの飲んで食べて
お風呂にゆっくり入って
運動しましょうね。

さて、先日ご紹介した「おっぱいの白い点」
その後またお会いしました。

「あれからすぐに授乳時の痛みはなくなりました」
「2時間おきに哺乳していた赤ちゃんが3時間ごと、夜は1回とリズムが変わりました」
「白い点は授乳後にちょっと見える位です」
「脇付近の詰まった感じはあるけれど、飲めば軽減します」

べびぃちゃん、かなりちからがぬけてきました。
生後すぐからの動作の特徴変化を目指して
ケア提供。
おうちでできることをママと練習しました。

ママ。
脇付近の詰まりは
前鋸筋の緊張が要因とアセスしました。
とすると、ここからのつながりをたどって
大元を指先で温めました。

すると・・・・・

「ええ~~!? なくなってる!!」

ママもびっくりの効果です。

おっぱい関係となると
おっぱいマッサージが必須のように思われている方は多いと思います。
緊急時は必要なことも多いですが
そもそもの要因が変化することが必須です。

私は助産師ですが
おっぱい関係で
直接おっぱいにアプローチすることは
ほぼありません。

様子の確認の後は
からだのバランス改善を試みます。

痛くないし
ママが自分でできるし
いいことたっぷり。

乳房マッサージがどうも上手にできない
手ごわいトラブルにどう対処したらいいか迷う

という方
一緒に母子フィジカルサポートを学びましょう。

https://boshi.jp/seminar/

拍手[2回]

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こんにちは kikoです。
寒い日が続いております。
来週月曜は成人式。
寒くていいので、ぜひとも腫れてほしいと願っているこの頃です。

さて、本年の仕事始めは
「白斑がとれません」という母子。

白斑(医学用語ではありません)とは
乳腺の一部が閉塞し、乳頭に白い点とあって表れる現象。
授乳の旅にまるで「かまれているような」痛みを生じます。
結構長期間にわたって発現します。


原因はあまり明確ではありません。
乳腺が何らかの理由で体幹側にひっぱられ
循環不全が起こり、白くみえるようになるという説を私は採用しています。

昔は 針でつく、なんていう方法を紹介されていましたが
絶対に行わないでくださいね
感染を起こしたり2次障害になりかねません。

いろんなおっぱいトラブルはありますが
原因の一つはママのからだのバランスが不安定になっていること
べびぃのからだのばらんすが不安定になっていること

シンプルにこの二つです。

今回のAさんは正座すると左足に右足が重なる。
鎖骨、肋骨が全体的に右下がり。
全身の動きなどからの総合判断で、体の左右のバランスの崩れとアセスメントしました。
そこで、左右バランスがとれる体操をしていただき
正座していただくと、足は左右対称。

一方べびぃのBちゃんは、肩回りの緊張がとても高い。
寝返りは片側など、バランスの不安定さを表現してくれています。
授乳していただくと手でつっぱって 
まるでおっぱいから遠ざかるようなしぐさをします。

そこで体全体が支えられ、思う存分つっぱれるように工夫しました。

そしたら
「授乳しても痛くない!」
「手ではねのけない!」

左右飲ませていただくと ふわんと力が抜けて
機能的肢位に自然になりました。

白い点は浮いてきていますが
他のつまっていない乳腺と全く同じ排出状態で痛みは消えました。

Aさんに行っていただくもの
1.からだのバランスを維持する体操2つ
2.だっこひもなど使った後べびぃちゃんBのからだほぐしをする
3.反対側の寝返り練習を手伝う

おっぱいのつまりの原因に食事をとりあげる助産師は少なくありません。

しかし、これは根拠のないものとエビデンスベースで明確になっています
とはいえ、トラブル中は、原因かもと思われるものは避けるにこしたことはないので
バランスの良い、動物性脂肪の少ない食事をお勧めします。

でも普段の生活で制限する必要は全くありません。

Aさんがうちに来られた理由
白い点ができて助産院にかけこみました。「毎日ケアに通う必要がある」といわれ
年末5日通いました。
でも・・・・・母乳ってそんなに人の手を借りないとできないもの?
そんなに日常生活に制限を加えないとできないもの?

という疑問からです。

大拍手!!

母乳育児は自然に生活の中でされるものです。
本来他人の助けは不要です。
突如つまったり、など何らかの要素があったときに
助けを求める
つまりは病気になったときと同じです。

ママが自分で状況を判断する力
ほんとに大事だなあと思いました。

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こんにちは きこ です。
母乳の成分(栄養)については様々いわれています。
成分データの研究は日々進んでいて
知らないことが解明されていってます。

http://kellymom.com/nutrition/milk/immunefactors/

母乳育児についてずっと研究されている本郷寛子さんが訳されているものを
紹介しますね。
――――――――――――――――――――――

【1日に5ccの母乳を飲むだけでもすごい意味がある訳】

母乳中の抗菌物質のほとんどは授乳し続ける限り生産されます。
小さじ1杯の母乳には300万もの菌を殺す細胞が入っています。
だから1日に小さじ一杯の母乳を飲むだけでもとても価値があるのです。
月齢が増して授乳回数が減ってくると
母乳中の免疫物質のいくつかは濃度を増すため、
大きくなっても母乳を飲み続けると免疫物質をたくさん摂取できるのです。
(リンク先には母乳中の免疫物質の種類がたくさん紹介されています)

――――――――――――――――――――

当たり前に飲んでもらってる母乳。
最初はほんとにでてきません。
でも1滴とか2滴とか、それが大事なんですよね。
そして、長い期間飲んでもらっている間
少なくとも免疫はたっくさん母からいただけるわけです。...
赤ちゃんと親とで、いつまで飲むのか
どう飲むのか
選択できたらいいなあと思います。

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こんにちは kikoです。

北海道はすごい雪が降っているようです。
雪かき、大変です。
けがをしないように生活してくださいね。
ちょっと足首ほぐしてから取り組むといいかも、です。

教室でママやべびぃちゃんとかかわっていると
よく受けるご相談の一つに
「おっぱい、いつまで飲ませたらいいですか?」

その問いの背景にはいろんなものがあります。

「というと?」ってお聞きすると・・・・・

・夜中寝てくれない
・離乳食をあまり食べてくれない
・かまれて痛い
・パパにミルクあげてもらいたい
・周りから「まだ、やめないの?」といわれる

などなど。

おっぱいはママとべびぃちゃんの二人のコラボレーションで行うこと
なので、やめ時も二人で決めます。
どっちの理由が大きいかは、それぞれの親子で違いますから
そこはよく相談する必要があります。

先日、「もう母乳やめようかと思って・・・・・」とご相談くださいました。
いろいろ聞いていくと
「からだがしんどくてなかなか休めない」
「おっぱいも出が悪くなっている」
「離乳食をあまり食べてくれないし」
「やめたら変わるんじゃないか、と思ってる」

そうですよね~~
夜中何回も起きられて、たいして飲むわけでもないのにずっとくっつかれて
しんどいですよね。

今までしっかりとあげてきているし
からだの栄養としては、大方離乳食でいけるし
そう決心するならOKですよ。

やめるときはたぶん3日くらいは大泣きすると思います。
その時にあげてしまったら、
「泣けばもらえる」って覚えるから
次、やめようと思う時期は3か月はあけたほうがいいです。

とお伝えしたら
「そうですよね。泣きますよね。あ~~それは耐えられない」
「かわいそうで」
「飲んでくれないのは、とてもさびしい」

ということで、もうしばらく続けることになりました。

この時の私のアセスメント
もともと体力がない人なので、確かにしんどい
べびぃちゃんはわりと一人でも遊べる人なので
一緒によつばい遊びをしたら、そのあと横になって休む を
続けたら、体しっかりしてくる可能性が高い
自分のことを理由におっぱいやめたら、後で自分を責めそうな感じがする

でした。

基本的に母乳はいつまででもどうぞ。
母乳をのみたがるべびぃちゃんは、心の安定とともに
自分のからだほぐしを飲むことでしています。
飲み方、その時の姿勢を観察して
左右対称、屈曲位になるように整えてあげると
ママも楽ちんになることが多いです。

母乳をやめようと思うときは
自分の理由、べびぃちゃんの理由を冷静に考えて
メリットが大きそうなら選択してください。

決めるのは、お二人です。

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こんにちは kikoです。

本日は、株式会社ピジョン様での
「おっぱいカレッジ」でのお仕事でした。
http://pigeon.info/class/lesson-07b0845b.html

毎年東京、大阪、名古屋と開催される
妊婦さん向けの講座です。
ピジョンの製品などもみつつ
母乳育児について具体的に学びあう内容となっています。
最初に母乳育児についてのお話を全員で聴いた後
各ブースでレッスンを受けていただきます。

私は、「授乳の仕方」レッスンを受け持っています。

今年は神奈川県の
産婦人科医師 善方 裕美先生のお話でした。
赤ちゃんとママが大好きなんだな~~ということが
言葉の端々からにじみでる講義で、
一緒に聴かせていただき、とても勉強になりました。

さあ、いよいよ授乳レッスン。

妊娠中に学んでいただいたことが産後の糧となるのに
どう進めようか、いつも考えます。

妊婦さんの大きな強みは
「おなかのなかに赤ちゃんがいてくれる」ことです。

生まれてからも、おなかの中にいる姿勢を保つと
赤ちゃんは力がぬけてリラックスしておっぱいが飲めるよ~~~

じゃあ、おなかの中の姿勢を人形で再現してみましょう。

皆さん「え~~」といいつつ楽しく実習。

じゃあ、このまま抱いてみようね。
そのまま授乳してみようね。
お隣の方にそのまま渡してみましょう。

げっぷは背中の力が抜けることがポイントですよ~~~

ポイントは、おなかの中にいる姿勢を保つこと

少しでも産後に覚えていてくださったらうれしいです。

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こんにちは、kikoです。

なんだか急に朝晩がすごしやすくなってきました。
体調が崩れやすい時期です。
食べ過ぎに注意、の季節になってきました。

さて、食べる、といえば
赤ちゃんは、おっぱいですね。

mamaルームにも授乳がどうもうまくいかなくて、
という訴えで来られる方も多いです。


授乳は、ママとべびぃのコラボレーションで成り立つ行為ですね。
なので、お互いが楽ちんに集中して安定的に行えるのがミソです。

ついつい乳首や赤ちゃんのお口に集中しがちですが
乳首もお口も体の一部、

体全体のバランスがお互いしっくりきてるかな~~
そんな視点で見直してみませんか?

そして、これは直接母乳のときもだけど
哺乳瓶授乳も共通した工夫です。
どうもあばれてうまく授乳ができない、って時に
参考にしていただけると嬉しいです。


ママ
安定して座れてますか?
または
安定して横向きに寝られてますか?
体の軸はそろってますか?

ちょっと工夫すると、変わってきます。
姿勢がよくなると乳首が前にでます。
そしたら、べびぃちゃんとの距離がぐっと近くなりますよ。
ボトルの時もおんなじです。姿勢が楽ちんってとても大事です。

べびぃ
安定して抱っこが出来ていますか?
体の軸は揃ってますか?
体の余分な力が抜けると
おっぱい飲むのに、集中しやすくなります。

赤ちゃんの緊張がとける工夫、してみませんか?

鏡を使って姿を見てみると、わかりやすいと思います。

パートナーやおばあちゃんに離れたところから
姿勢を見てもらってください。

そうすると、ん??と気がつくところが見えると思います。

せっかくの貴重な体験、楽しく行いたいですね。

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こんにちは、kikoです。

昨日からじわじわと近づいてくる台風。
今かなり風も雨も強くなってきました。
皆様のところは大丈夫ですか?

さてさて、今日は母乳ケアについて。
私は助産師ですので、母乳ケアについてもプロ!
のはず。

先日も御相談を受けました。
「どうもつまったようですが、母乳ケアも身体のケアと一緒にしてもらえますか?」

はいはい、大丈夫ですよ。
でも、通常の乳房マッサージのイメージできてくださると
期待を裏切ってしまうので
説明しますね。

私が母乳ケアをするときは
乳房の状態を確認します。
身体ケアを提供します。
たいていこの時点でトラブルはほぼ解消。
仕上げに赤ちゃんに飲んでもらっておしまい。

その間、おっぱいに直接アプローチすることは
ほぼありません。
身体ケアの最中にしこりはとれていくので。
最後に状態の再確認をします。

先日、来られた方。
産後1か月ごろに一度乳腺炎を経験。
今回も同じ場所。
前日38度まで熱がでて、飲ませているうちに熱はさがったそうです。

見せていただくと、上方外側にしこりあり。
そのしこりは第4肋骨の上。
たどって胸椎4番をさわると「いった~~い!!」

そうなんですね。
つまってるところの下の肋骨、とそれと関節でつながっている胸椎のこわばりが
乳腺トラブルと大いに関係します。

で、さらにそのつながりを探します。

乳腺組織とよく似た組織は肺胞。
発生学上、この両方は内胚葉から発生しています。
肺と同じ発生ばしょは、消化器。
なので、消化器系でこわばってるところが犯人になることがほとんど。

ありましたよ。ちゃんと。真犯人。
そこがほぐれると、おおまかな痛みとしこりはなくなりました。
それでも乳腺の結合組織近くのしこりがどうしてもとれない。
そこで、肩回しを提供。

すっきりなくなっちゃいました。
赤ちゃんにすってもらわなくてもOKでした。

2日位は、用心したいので
多少食べ物に気をつけること
肩を良く動かすこと
骨盤ケアをしっかりやること
赤ちゃんほぐして、上手に飲んでもらうこと
必要なら授乳直前、直後に搾乳をすること

をお伝えしました。

おっぱいがうまくいくために
食事を一生懸命気をつけたり
授乳時間を目覚ましをセットしてまで3時間ごとにあげたり
聞いてるだけでつらくなりそうなケアをされている方もいらっしゃいます。

でも、本来は健康な身体であれば生理的現象としてあるべきもの。
普通に生活していれば、OKなはずです。

でも、普通に生活できていない。
だっこがうまくいかないような肩周りの動きにくさをかかえていたり
自分の身体を自力で支えられない骨盤だったり
そんな状態ではおっぱいの調子だって狂います。

私のおっぱいケアのモットーは
あげっぱなしにできるおっぱい

あかちゃんがほしいときに、ぐわっとわいてきて
ごくごくのんだあとは
すっきりして
何の手入れもいらないおっぱい
食事もバランスよくを心がけるくらいで大丈夫なおっぱい
多少飲む間隔があいても、短くても適応するおっぱい

それには、身体づくりがやっぱり大事だと思います。
そして、生理的現象ですから

自分でやれます。
週に何回もプロの所に通わないとだめだとしたら
それは、自分にあってないケアだと思います。

楽チン育児をめざしたいよね。

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HN: MWkiko
職業: 助産師・保健師
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