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こんにちは きこ です。

ただいま和歌山で出産経過アセスメントの修行中です。

そこでみせていただいた学術雑誌の記事で
とても参考になる言葉をみつけました

備忘録で書いとこうと思います。

子どもの虐待とネグレクト Vol.19,No2、2017
「対話:なぜ人間の子育てに共同保育が必要なのか?」
P153
人を含む哺乳類の脳には、子育てに必要な特定の脳部位がある

次の3つの経験がすべて大切
①自分自身が大切に育てられた経験
②子育てをしている他者を見る経験
③実際に赤ちゃんを手に自分で世話をやってみる経験

この3つの経験があって初めて脳の中に配線ができる
子育て経験は本能的な脳領域に加え、大脳皮質(前頭葉)の発達に影響を与える
~環境が自分自身の脳を変え、またその自分自身の環境は、自分の意志で変えられる



私たちが今取り組んでいる「育児サポート楽育」や
桑ノ木幼稚園での「Go! Go! 赤ちゃん時代」は
上記のうち②と③を行っているんだなあと認識しました。

皆で楽しく育児を試行錯誤したいなあと改めて思います。

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こんにちは きこ です。

9月30日、助産師3人で運営する育児サポート楽育で
離乳食教室行いました。

初めての試みでしたが
皆さんとなごやかに、おいしく楽しく「食べる」ことを考えました。
一般の離乳食教室では しないこと満載の1時間半。

進行役の私が一番楽しんでいたかもしれません。
べびぃちゃんたちのからだがほぐれる遊び(担当T)
お水を飲む動作の体験(担当 私)
ママのからだがほぐれる運動(担当T)
食べる動作の体験(担当 私)
個別フォロー(担当Y)

3人の特技をいかした構成で進んでみました。
赤ちゃんたち、あそんでだっこでゆれて
見事なくらい寝ちゃいました。

赤ちゃんが満足した後、大人はゆったり体験を楽しみました。
自分の身で体験して、赤ちゃんの身に置き換えて想像する
という流れは、わかりやすいんだなあ、と思います。

最後起きてるべびぃちゃんたちに
ご持参の飲み物をあげてもらいました。
じ~~っとスプーンをみて
お口をあけて
自分がお口を動かすまで待ってもらう補水。
「もう一回」「もう一回」と表情で訴えてくるお子さんに
うれしそうにお水をのませるママたち。
おっぱいを飲む赤ちゃんは、姿勢をしっかりと保持して抱いてもらっていました。


目の前で現れる変化。
勇気づけられました。


またやろうっと!!
3人で次回を計画中です。

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こんにちは きこ です。
6月10日の記事のつづきです。

だっこで自分のからだが安定して
力をぬいたり、入れたりすることを覚えた赤ちゃんたち。

こんどは自分で動こう!と練習します。

最初は手足をばたばた
つられて からだもばたばた
していたのが

こうできるのかな?とからだで覚えてきます。

すると手がお口に!!
自分の手の感覚を初めて感じた瞬間です。

そのうち反対側の手も口に!

楽しいですね。
自分で自分のからだが感じられる
自分で自分のからだを動かせる

お口で、舌で、あごで感じる体験が
より上手におっぱいを飲む
そこから 離乳食を食べる
ことにつながっていきます。

続きは次回

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こんにちは きこです。
今年いろんな研修でインプットしております。
少しずつアウトプットしていきますね。

さて今回は 離乳食から始まる食べること

直接の始まりは哺乳です
おっぱいを舌を丸めたり
前から後ろにおくったりして
いわゆる蠕動運動ができることで
ご飯食べる準備が進みます

そのためには 姿勢が安定するのがポイント
それにはからだの力をぬいても安心していられる
抱っこを常にしてもらえることが必要です。
つまり 生まれた時からの生活が
いざ離乳食となったときにつながってくるのです。

こんなことをお伝えしているのが
べびぃケアクラス

毎月桑ノ木幼稚園と
アスピア明石の和室で行っています。
興味のある方 ご参加くださいね

つっきは次回


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こんにちは きこです。


毎月開催している「おなかにいるときからはじまるべびぃケア」教室。
本日も一組の卒業生がいらっしゃいました。


私たちの教室では、卒業の時期は親子で相談して決めていただきます
主には、独歩前の親子の育ちを応援する教室です。
なので、お子様が自分の力で二足歩行できるようになったら卒業です。
その状態はその親子でそれぞれ。もう少しいたいわ~~という親子さんは
ご自身の判断できていただいてます。
これがこの先の自己選択自己決定の人生のヒントになります。


長い人生の最初の何度目かの分かれ道。
すがすがしい表情で卒業していかれるその姿が
私たちの意図が間違っていないことを教えてくださいます。
またどこかでお会いしましょうね

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こんにちは きこです。

寒いですね~~~
体調お変わりありませんか?
首と名がつくところを温めてくださいね


さて、先週あの大寒波の中を札幌にいってまいりました。
いつもの武岡先生にお会いしに。
いつもの保育園を見学させていただき、子どもたちにも
「お久しぶり~~」してまいりました。


その際、1組の親子とのかかわりがありました。
ママは保育士さん。
育休中で、べびぃちゃんがS保育園に通われております。

最近ずっとだっこで、おろすと泣く
おっぱいでないと寝ない
昼間はあまり寝ない

とのことでした。
何が好きかな~~ということで
ママと一緒にさがしながら
べびぃケア提供いたしました。

最初泣いてましたが、ママのだっこが安定するにつれ
ふにゃんと寝入り、そのままお昼寝1時間。

そのママからお手紙いただきました。
掲載許可をいただきましたので、
皆様とシェアいたしますね。

―――――
(前略)
S保育園で
「赤ちゃんの気持ちのよい姿勢を取り入れた保育」を実践しているので
私も真似して取り入れていました。
しかし、実際に目の前で教えていただけて
息子の様子を見て
こんなに気持ちよさそうにするんだ!
リラックスするんだ!
と驚きの連続でした。

教えていただいたうつ伏せ遊び前の体操や
抱っこの方法
布を使用したねんね など
家でも行っていますが
目の前で息子が嬉しそう、気持ちよさそうにしているのを見ると
本当に赤ちゃんの気持ちのよい状態が
赤ちゃんの発達を促すのだなあと実感しております。
(うつぶせ遊び前の運動を初めてから
以前よりも声をだしたり、笑顔が増えました)

息子と触れ合うのが以前よりさらに楽しくなりました
(Iさん)

―――――

とっても嬉しいフィードバックです。
何より、ママの提供することがべびぃちゃんの気持ちよさにつながり
お互いが楽しく生活できている様子が
本当にうれしいです。

明日は、べびぃケア教室@明石
月1回、いろいろとお伝えしております。

ぜひぜひお越しくださいませ

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こんにちは kikoです。
正月明けから
和歌山、札幌と行脚してきました。
たくさんの助産師さん、保育士さんとお会いし
とてもとてもたくさんのことを学びあってきました。


子どもたちの身体育てに取り組む保育園の見学は
いつも発見がいっぱいです。
今回は、一通りの決まった型の体操や関りを行っているところを見学しました。
子どもたち、楽しそう。
毎日行っているので
することの見通しが立つから安心してできています。

保育士さんたちも
進め方のモデルがあるので安心して行えるようです。
「自分自身が一番変わりました!」といわれていました。

今世の中にはいろんなことがあふれていて
何を選択するか
選択力が問われる時代になっているなあと思います。

作業療法士の太田篤志先生がこんなことを書かれています。
―――――
スヌーズレンとは、感覚刺激に対して特別なニーズを持つ利用者に対して、
利用者自身にとって意味のあるオープンゴールを目指す活動であり、
利用者の特性に配慮された活動(物理的・人的)を通して、
利用者とパートナーが楽しみを分かち合う(共楽)取り組みである。
スヌーズレンの価値は、オープンゴールを志向するという、
従来の治療・教育という価値感にとらわれない
新しい理念・価値観をもつことである。
医療・教育と両立すべき理念であるので、
医療・教育が持つ“効果重視”の価値観に迎合することで、
スヌーズレンの存在価値は失せてしまう可能性がある。
―――――

とても深い言葉だなあと思います。
集団での取り組みは
ある程度統一されたもの 流れの決まったものが取り組みやすいですが
それのめざすゴールを提供側がちゃんと持っていないと
やって満足
できない子が悪い
になりそうだなあと懸念します。

個別の取り組みと
集団での取り組み
双方のメリット・デメリットをしっかりと認識して
取り組んでいきたいなあと思いました。

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こんにちは kikoです。
ここ2,3日は暑い日となっています。
こういう時こそ冷えに注意!!
体調ご自愛くださいね

さて、
今日は月1回恒例の保育部門勉強会。
先月あたりから
「ん?子どもたちの心地よいってこういうこと?」と
明確に感じ始めた先生たちが
試行錯誤の過程をご披露くださいました。

その言葉はまだまだ不明確ですが
これぞ
べびぃケア
というものが並んでいます。


取り組み始めて4年
メンバーも少し変わったりしていますが
確実に技術と思いは伝わっていっています。
幸せな子ども時代を応援する取り組み
続けて間違ってなかったです。
幸せな時間でした。

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こんにちは kikoです。

今日は、お越しくださっているクライアントさんの
ご紹介です。

3人目をご出産されたAさん
当初はご自身のからだのケアでお越しくださいました。
同伴者は生後1か月の赤ちゃん。

ちょっとだっこがきになり
「育児サポート楽育」をご紹介しました。

さっそくきてくださり、今は毎月お会いしています。

久しぶりに個別ケアでお尋ねくださいました。
赤ちゃんは7か月。
ずりばいの達人になっています。
体幹をひねってねじって
そこにおててをつけて
脚をつけて
ぐいぐい前進。
みんなが頭をぶつける台の下も
すいすいとくぐっていきます。

なによりすごいのは、足の指を立ててしっかりと地面をとらえています。

「この子が初めてなんです。
こんな風な育ち方。
上の子の時は、ひょいっと抱き上げる抱っこをしていたけれど
この子は頭がぐらっとしないように気を付けて行いました。

それでこんなに違いますかね~~」

とママのことば。

たかがだっこ されどだっこ

ママとべびぃがお互いに
しっくりと包まれ包むだっこは
赤ちゃんの発達を助けてくれるなあと
ますます確信しています。

今子育て中の方、これから子育てされる方
育児支援をされている方

ぜひ、べびぃケアを学び
一緒に赤ちゃんの育ちを考えていきましょう

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こんにちは kikoです。

昨今、赤ちゃんの姿勢や育児行動について
いろいろなご意見が発散されるようになってきました。

様々な人が注目していることはすてきです。
それが赤ちゃんたちの健やかな、楽ちんな生活につながっていったら
ほんとに幸せですね。

関わりを持ち始めて4年目の桑ノ木幼稚園。
本日はべびぃケアクラスでした。
きてくださる親子はみなさん、お互いの過ごしやすさを追求しています。
そこからもう一つ工夫できると楽かも~~をお伝えしました。

今月も京都から見学の助産師さん。
「ここに来ると幸せなんです。
みんなかわいいし、成長している様子がわかって
見守るのが楽しいです」

といってくださいました。

保育部門には今年20名のお子さんがいらっしゃいます。
気になる姿勢のお子さんもいらっしゃいます。
まずは、その子が特異なこと、できることを的確にアセスメントする
そこから、できる工夫を考える

このスタンスはやっぱり共通だと思います。

そしてケアを提供する側は、
誰のために行っているか?を自問自答することが大切だと思います。

ケアギバーの満足のために提供するのか?
対象のべびぃちゃん、そして保護者の方たちの将来を願って提供するのか?

ここがプロかアマチュアかの分かれ目です。
自分でアセスメントするしかないところですけれど。

その親子がその親子らしく
その人らしく
笑顔になっていただけたら
幸せですね~~~

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こんにちは kikoです。

認定保育部門も4月から
新たに4人のべびぃちゃんを迎えました。

8か月。お座り得意。
腹ばい、寝返りは泣いて嫌がっているように見える

さあ、どうしましょう?
初日、おむつ交換で床に寝かせるだけでもぎゃ~~。
ああ、しんどいんだねえ。

当園の保育士さんから自然に出てくるアセスメントです。

どうしようか?
こんな格好はどう?
これは?
といろいろとべびぃちゃんと相談されます。

そうこうしているうちに
力を抜いて、ふんわりと屈曲位で過ごせるようになりました。
3日目には、床に寝ても泣かなくなりました。

まだまだべびぃちゃんですので
お昼寝は2回します。
どちらも姿勢を守られて、まぁるくふんわりと寝ています。
1週間たった今週は、すこし腹ばいで過ごせるようになりました。

ちょっとずつちょっとずつ
自分で自分を支えて動けるからだに育っていこうね。

日々の小さな積み重ねが、べびぃちゃんの成長を助けます。

ある意味「当たり前の保育」を提供できる
保育士さんは
ほんとうにすごいです

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こんにちは kikoです。

実は昨日、大阪府池田市にある「こいし歯科医院」開催の
歯育て教室、に参加してきました。

歯を育てるって?
歯って勝手にはえてくるじゃない?

って思いますよね。
はえてくる過程もですが
生えた後、健康に歯を維持し、永久歯へバトンタッチしていくことで
将来健康に生きることの一つにつながります。
そのために、何ができる?って話でした。

ユーモアの中に大事なお話と
今回は離乳食を食べる体験でした。

離乳食をどのように進めたらいいか?
というのは、ママたちの関心事の一つかと思います。

どのくらいの硬さ、大きさにしたらいいか、は
レトルトの離乳食を食べてみるとわかるよ、なんて
よくお伝えしますが
ただ、食べたのではわからないわ~~と思いました。

じゃあ、どうするか?
①お水をのんでみる
ストローとコップとスプーンを試します。
お口の中のどこが動いているか、探ってみます

コップを試します
唇にコップをつけずに飲んでみます
舌を動かさずに飲んでみます

どうですか?飲めましたか?

②離乳食を食べてみる
べびぃちゃんが使うスプーンですくえる位の量で試すのがオススメ
そのあと、大さじでがばっと口に入れてみてください

舌でつぶすように食べてみる
奥歯のほうに送って食べてみる

お口の中の舌や上あご、唇、どこを使うと食べやすかったですか?
どのくらいの量が食べやすいですか?

大人のお口での体験をべびぃちゃんのちっちゃいお口でするとしたら
どのくらいの量になりそうですか?


たぶん、試していただくと
お口の動きの発達がわかっていただけるかな~~と思います。

そうすると
母乳を飲む動作がいかにお口を鍛えてくれているかが
よっくわかります。

哺乳瓶のべびぃちゃんたちは、離乳食になるときに
よりしっかりとお口の動きが練習で来たらOK!!

食事は楽しくおいしく、食べたいです。
そのために、赤ちゃんの気持ちになって
赤ちゃんのお口の動きを想像して
提供すること
大事かもしれません。

あまり食べてくれない という時は
御飯の時の姿勢が落ち着いていないことがよくあります。

しっかり遊んで
身体をほぐして
安定した姿勢を保って御飯になると
ちょっとは違うかな?

ゆったりと
楽しく
親子でごはん、楽しみたいですね

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あけまして、おめでとうございます!!

昨年はこのブログに
なんと!!
5000人以上の方が訪れてくださいました。
皆様の力をいただき、今年もがんばろう!!と誓うkikoです。

さて、いろんなつながりから
尋ねて下さった親子さん。

赤ちゃんがそって、抱きにくい。
セオリー通りのだっこをしようとしても
なかなかさせてくれない、という主訴でした。

収まるときには収まります。
でも泣き出すと、反り返って、抱っこできないんです。

抱っこさせていただきました。
頭の根元から腰まで、緊張すると足先までぐいっと力をいれるべびぃちゃんです。

そこまで力入れないと自分を守れないんだね~~
どこがつらいかな~~?

さがしていくと・・・・・

首の根元にぴったりとはめられた「枕」のようでした。

「スリングに入れるときに首がぐらつかずに
(子ども、というよりも)親が安心で使っていました。
それをずっとつけだしたのは1週間前からです」

「友達がまんまる育児がいいよ、って教えてくれました。
でも、え~~そんなの大丈夫なの?と思ってしてませんでした。
生後2か月くらいから反り帰りがきつくなり、抱っこができなくなって
もしや、と思い、まんまる育児を教えてもらいにいきました」

このパパママは、ご自身がされてきた経過を
とても的確にメタ認知し、言葉にして教えてくださいました。

こういう時には、こうするといいよ

これはとてもわかりやすいです。
その通りにしてみて、適合すれば、ほんとだ!お互いに楽!
となります。

でも、適合しないと、どうしたらいいの?となります。

最初はそれでいいかもしれません。
でも。適合しないときに相談できるところがなかったら?
適合したことがすべて正しい、となって、赤ちゃんのサインを読み取ることをしなくなったら?

中国のことわざにあります。
「今すぐ食べられる魚を与えるより魚の釣り方を教えよ」

ルチーンは今すぐ食べられる魚

これはこれで、大事です。
今の状況の変化を望むとき、やってみる価値はあります。
しかし・・・・・
ずっと、魚を与えられるだけだったら・・・・・
次の魚を求めて右往左往することになります。


私は、最初から
魚の釣り方をお伝えしたいです。

これは、ある意味大変です。
でも、自分の人生を自分の足で歩んでいくには
必ず必要なことです。

べびぃちゃんたちは、どうしたら自分が楽になれるか
ママやパパが楽しく自分を育ててくれるかをよく知っています。
べびぃちゃんたちの精いっぱいで伝えてくれています。

なので、やっぱり魚を与えるよりは
魚の釣り方を

べびぃちゃんたちにとって楽ちんを探す原則を
お伝えしたいと思うのです。

この親子さんは、ルチーンの育児を
ある程度いろいろと試しておられました。

なので、ルチーンではない、
このべびぃちゃんにあった方法を探すコツをお伝えした時
わりとすぐにつかんでくださいました。


ルチーンはある意味とても役立ちます。
ただ、それでOKかどうかを
べびぃちゃんと自分の体の反応と両方を感じながら
アセスメントしてください。

そうしたら、ルチーンを超えた
親子それぞれのオーダーメイドを見つけることができます。

育児支援をされる方へ
目の前の親子に何をどう伝えるかを的確にアセスメントしてください
私達の一言がその親子の一生を変えるくらいの大きな意味を持つことを自覚してください。
そのアドバイスがどのくらいの期間有効か
ある程度たったら、もっと他のアプローチがあるかを的確にアセスメントしてください。
この答えは、私達ではなく
目の前の親子がしっかりと持っていることを見抜いてください。

そうしたら、
目の前の親子さんは、育児支援者のフォローで
より楽しく人生を送ることができます。

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こんにちは kikoです。

みなさんは、どんな身体の動かし方が好きですか?
または、苦手ですか?

私は、
回転運動だめです。
ジェットコースターのように急激に他人の力で
自分の身体をもっていかれるのも苦手です。
頭を下にして滑り台をすべるのは、かなりこわかったです。
でも低い滑り台ならできました。

嗅覚はかなり敏感なので
好きな香りには、みつばちのようによっていきます。
苦手なにおい(タバコとか化学薬品とか)は
かなり遠くからでもわかります。

人の特長によっては
上記のようなのがまったくOKな人もいます。

先日であったお子さん。
はじっこ大好きで
線の上をたどって歩くのも大好き。
追いかけてもらうのも大好き。

人の生活の中には
集団で同じことをする時間もあります。

これが苦手なんでしょうねえ。
にげだします。

そのとき、「ここにいて!」と押さえ込んだら
逆効果。

だってそこにいるのが、苦手というよりも
苦痛ですから。

外に出てしばらく遊びます。
その前に頭が体幹よりもさがる姿勢だと
ちょっと落ち着く、っていう場面がありました。

ある程度しっかりと身体を動かしたところで
たまたま遊具の上にはらばいになりました。

チャンス!!

って感じで、骨盤支えて逆立ち姿勢にしてみました。
そしたら、
力を抜いて、だら~~んと身を任せてくれます。

おお!!
これは、いけるかも
ということで、時々鏡で表情を確認しながら
つれていってみました

集団でたくさんの人のいるところに行きましたが
逃げ出しません。
後ろのほうで座ってる人の横に座り
その場ですごすことができました。


感覚統合療法
ことばでみると難しい感じがしますが
決してそんなことはありません。

目の前の人が何がお好みで
何が苦手かを
アセスメントし
その人がのってくれそうなタイミングを図って
お好みそうな動きを提供してみる

OKだったらしっかりとのってくれます。
それが適度な刺激になって
地面に足をつけているのが楽にできるようになる

結果
周りの人には落ち着いたようにみえる

という感じです。

ここを見抜くには
それなりの知識は必要です。
というか
知識があると
感性でわからなくても
技術でつかめるようになります。

そんな勉強会をしたいなあと思いました。

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こんにちは、kikoです。
お久しぶりです。
いきなり寒くなってきましたね~~
先週末はあたたかかったのに・・・・・・

先週末は、和歌山でセミナー講師をしてきました。
寒いかなと思ってきていったコートは
ぬぎっぱなし
秋のいでたちで十分なくらい暖かかったです。

セミナーは入門からはじまって
育児セミナー1st,2nd,3rd
その中で指しゃぶりについて皆で考える部分があります。

指しゃぶり
歯並びに影響する
とか
2歳になっても3歳になっても行って困る
とか
いろいろいわれます。

じゃあ、赤ちゃんってどうして指しゃぶりをするの?

ずっと赤ちゃんに注目して関わってきた中で教えてくれたこと

赤ちゃんのしていることには全て意味がある

赤ちゃんの視力は0.01~0.02
手足を自分の意志で動かせません(不随意運動はしています)
感覚で一番よく使っているのは口(おっぱいを飲みます)
この時期の哺乳の特徴は
舌と顎と頬の筋肉を上手に使って
全体に同じ圧の陰圧になるように動かします。

注視ができて、追視ができてくると、首も肩も動き出す
そうすると、顔が向いたほうの手が伸びていたのが
見て、自分でまげてもってくることができるようになる

最初は、うまくお口でキャッチできずに
おでこにあたったり、ほっぺにあたったり・・・・・
何度も何度も繰り返すうちに
やった~~!
お口にはいった!!

なんだろう?これ??
気持ちいいお口の刺激と、手の先の刺激が脳の中でつながって
自分の感触がお口から広がって
うわ~~ フシギ!!

きっとこんな感じかな~~と想像しています。
たぶん、初めて自分の意志で
自分の身体の境界線を意識する瞬間かと思います。

指しゃぶりは足しゃぶりになり
周りのものを全部お口で確認するようになる

そのうち、視力がしっかりして
目で見て確認し
今までお口で感じていた感触と
目からの情報が一致するようになって来たとき
いつのまにか
自然になめなくなってくる


こんな大事な大事な経験を
周りがやめさせる意味があるのかなあ、と
常々私は疑問に思っています。

指しゃぶりを続けていると
お口の筋肉の動きが悪くなるから
というご心配は、ある意味正しいでしょう。

じゃあ、なんでずっとやってるの?
の要因を全身のバランスから考えてみます。

指しゃぶりをしているから
お口の筋肉がうまく使えないというよりも
赤ちゃんの姿勢のアンバランスや
筋緊張をほぐしたくて
やっているのかな?と思うことがとても多いです。

先日のセミナーのとき
とてもステキな体験を教えてくれました。

「あるステキな方がずっと指しゃぶりをしていたと教えてくれました。
『ものすごく気持ちがよかったことをすごい覚えている。』
その人は多少前歯がでているけれど
人に対してとても穏やかでおおらかで、つきあっていて
ほんわか癒される
とてもステキな人なんです。
私はいつも、指しゃぶりを心配するママたちに
『出っ歯じゃないかもしれないけれど、いやな人と
出っ歯でもステキな人とどっちになってほしい?』 と
聞くんです」

「私はずっと指しゃぶりをしていました。
ものすごく気持ちよかったのを覚えています。
その記憶が自分の気持ちが落ち込んだとき
とても救ってくれます。
ただ、出っ歯になりました。
なので、見た目、めだってきたな~~と思ったら
しなくてもいいように関わってもらってもいいかもしれない」

といわれていました。

うちの1番上は、おしゃぶりを3歳近くまでしていました。
でも歯は出っ歯ではなく引っ込み始めました
その頃、オランダにいたので、歯科医に相談すると
「矯正、という方法もあるけれど
まずは毎日、この棒を噛んで
歯が自然にでてくるように様子をみましょうか」
ということで、今ではとてもきれいな歯並びになっています。
(先日、歯科医に見てもらってお墨付きです)

いろんな側面がありますね。
そして時期によっても状況は変化すると思います。

大事な大事なお子さんのことだからこそ
どうしてしてるのかな?を
いろいろと想像し
見守り、提案していきたいなと思います。





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(寝返りまでの赤ちゃん)

10時~11時

ハイハイクラス
(あるくまでの赤ちゃん)

11時半~12時半

よちよちクラス
(歩く2歳未満のお子さん)
13時15分~14時


お申し込み・詳細は桑ノ木幼稚園まで