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こんにちは、kikoです。

今日は、アレルギー反応の中でも急激に重篤な症状がでて、
 命の危険となるアナフィラキシーショックについて書いてみます。

詳しい情報は
板宿クリニック(神戸市)のHPをしっかりと読んでくださいね。
http://www.kobe-iseikyo.or.jp/itayado/child.html

このクリニックは年に何回か、アレルギー、食物アナフィラキシーとその対処法について
公開講座を行ってくださっています。

そこで、学んだこと
2つ以上の症状が重なったらアナフィラキシーと考えること
疑ったら、本人は動かず、他動で安全な水平に寝られる場所に移動すること
頭をおこさず、体を水平にして運ぶこと
躊躇せずに救急車を呼ぶこと
エピペンを処方されている場合は使用すること

実は、先日、アナフィラキシーショックを起こしたお子さまと遭遇しました。

朝からちょっとかゆがっていたそうです。
突然嘔吐し、それと同時にせき込み、じんましんが増えてきました。
約20分、かなりの努力呼吸、顔面の浮腫、湿疹の広がりがみえました。

触っていると、努力呼吸だけれど、しっかりと息が入っていること
浮腫がひどくならないこと
湿疹が広がっていかないこと
病院まで、自家用車で向かったほうが時間のロスが少ないこと

から、自家用車で病院に向かいました。

一度経験がある副園長が、病院のほうへ
「アナフィラキシーショックの疑いがあります。
名前、生年月日。主治医からすぐ運ぶように言われています」
と伝えてくださいました。

マニュアル通り、頭を水平に抱きかかえられるお子さんだったので
自家用車で病院に向かいました。
途中から、呼吸が落ち着き、浮腫が軽減してきました。

到着後、指定された小児科へ直接向かいました。
問診票を書くように、などのルチーン対応をしてきたので
「アナフィラキシーです。連絡はしています。すぐに診察をお願いします」
と伝え、水平位のまま抱いていました。
わりとすぐに診察室に通され、SpO2の測定器装着
この頃には、喘鳴、努力呼吸、浮腫は消退していました。

Dr診察の時には
「今は症状は見られませんね。でも再度起こる可能性はありますから
園に戻るのではなくご自宅で様子を見られたほうがいいでしょうね。
でも今は年度初めで忙しい時期なので、そこは保護者と園とで話し合ってください」
といわれ、帰りました。

このDr、ステキな人だなあと思いました。
いわゆる収まってしまった後の診察ですから、「大げさな」といわれても仕方ない状況でした。
(ホントはそんな風に思ってほしくないですけど)
でもそういうことはいわず、保護者の生活状況にも配慮した指示をだしてくださいました。

また、悪化してから私もかかわれたので
消化系にかかわる、股関節へのケアを行っていました。
実は、車の中で症状悪化が見られた時
中断していたケアをしたら、おさまったんですね。
体はすごいです。

一番大事なのは、子どもの訴えです。
言葉だけでなく、身体症状、しぐさのうったえを見逃さないことが大事です。

このお子さんは、シビアな状況の時、泣いて「ママ」といっていました。
症状が緩和すると「ママ」とはいわなくなりました。
だっこの選択も、体が楽になり、動ける状況になると、要求しなくなりました。

ここは、お子さんによって反応は違うと思います。
しかしながら、ちゃんと聞くこと、確認することは
本当に大事だなあと思いました。

起こると怖いアナフィラキシーショック
でも、知識があれば、助けになります。
どうすればいいかを具体的に、チーム全体が知っておくことで
最悪の事態は避けられます。

まずは自分が勉強する
それから、チームでも共通理解することは
ほんとに大事だなあと思った1日でした。

拍手[2回]

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【無題】
水平位なんですねぇ。ファーラーの方が呼吸が楽そうでいいのかな、となんとなく思っていました。15年前、知人のお子さんが1歳で、初めて口にしたピーナッツバター(お姉ちゃんのパンをなめた)でアナフィラキシーを起こしました。電話で相談されて、すぐ救急車で病院に連れて行ってもらったのだけど、あのときの怖さは忘れられません。良い記事をありがとうございます。
【>体位について】
小出さん、拍手へのコメントをありがとうございます。私も呼吸つらそうだから、ファーラー位かなあと現場で思いました。しかしながらアナフィラキシーショックを起こしている場合、脳内への血流を維持するほうが優先度が高いので、水平位だそうです。
今回、かなり冷静に対処できたのは、やっぱり勉強してたからです。先生たちも対応になれて来ていたし、私も医学的知識を駆使しつつ、身体へのケアを行うことで、症状が軽減していったのが観察できたからだと思います。
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