この度、自身の事業を整理し
今の活動に見合う構成としました。
それに伴い 名称変更をしました。
べびぃLabo☆Ceres
と申します。
これに伴い HP ブログを再設定しました。
HP https://www.babylaboceres.com/
ブログ べびぃLabo☆Ceres
いつも皆様から頂く多大な宝に
お返しできるよう
頑張って参ります。
今後も変わらぬお付き合いをお願いいたします。
ハレの日はドレスを身に着けるAちゃん。
この人なりの定義があり、都度粛々と実行されます。
この朝もやっぱり!
スモックの下はいつも以上に長いドレス。
保育士たちはわかっているので、軽やかに「おはよう」
かわいいとも、それはだめともいいません。
もうすぐ出番。みんなが準備を始めました。
主幹が「どうする?」 Aちゃん無言。
「副園長にこれでいいですか?って聞きに行く?」Aちゃん「うん」
階段を上ろうとしたら、すそを踏んで登れない。
主幹「登れないねえ」「着替える?」Aちゃん「うん」
自ら部屋に戻り、脱ぎ始めました。
たくさん用意されているズボンからシンプルな黒を選んではきました。
でも、スモックを着るのは抵抗ある。
主幹「がんばれ、のカードがあったわ、ポっけに入れとくから着てきてね」と立ち去りました。
皆が出発するその瞬間、自分でスモックを着て列に並びます。
舞台上ではニコニコ笑顔でおもちゃのちゃちゃちゃ を演奏しました。
この日、きっとAちゃんは自分の定義と社会との兼ね合いを統合することの大事さを
実感したな、と思います。
自分で選んで自分で決められた、からこその学び。
保育士さんのプロの関りをしっかりと見せていただいた10分でした。
怒涛のような日々に追われ
報告が遅くなりました。
私にとって
とっても大事なセミナー
「すくすくプロジェクトセミナー Part2 姿勢と発達編」
10月22日明石にて10人のご参加者様と無事進行しました。
Part2では
子どもの動作・行動の基礎を学びます。
これは育児行動支援をする際、とても大切なポイントがわかります。
皆さんの前のめりの姿勢とキラキラ視線に助けられて進みました。
最後は学びあった知識と今までの経験を足して
子どもたちに提供できる遊びを考えるワーク。
それぞれの発達段階にあわせた
ステキなあそびが紹介されました。
すくすくプロジェクトセミナーの〆は
座布団乗っかりゲーム
全員が乗るにはどうするか?。
瞬時の話し合いと役割分担はまるでラグビーのようでした。
翌日筋肉痛になった方がいらっしゃったようないなかったような・・・・・
とても楽しい1日でした。
Part3はアセスメント編。
沢山引き出しが増えたところで、それをどうお子さんに合わせて提供するか?
的確なアセスメントは、こどもの力を引き出します。
お席はまだございます。
ご興味のある方は、ぜひぜひお越しください。
お申し込みフォームはこちら。
秋は勉学の季節。
というわけで、様々なセミナーを行っております。
以下、ご興味のある方、どしどしお申し込みください。
◆◆親子向け講座◆◆
育児サポート楽育主催 「べびぃケア」クラス(明石 10/24,11/19,12,12)
特別講座『赤ちゃんニコニコ☆べびぃケア教室』(新潟 11/11)
「べびぃケアを通して成長を楽しみましょう!」(12/17 奈良県桜井市)
◆◆支援者向け講座◆◆
すくすくプロジェクトセミナー in 明石 Part2&3(10/22、11/17)生き生き幸年期と女性ホルモン(11/8 佐渡)
すくすくプロジェクトセミナー in 佐渡(11/9 佐渡)
大人の口腔機能からひも解く0歳からの口腔機能の発達(11/14 大阪)
母子フィジカルサポート入門・育児1セミナー (12/22 大阪)
育児2・3セミナー by 母子フィジカルサポート研究会(20年2/23,24 神戸)
◆◆ファシリテーション講座◆◆
ホワイトボード・ミーティング気軽な勉強会(11/16,1/25,3/28 神戸)
時々コメント欄にケア希望を出してくださる方がいらっしゃいます。
ありがとうございます。
ただ、ここはいろんな人がご覧になる場。
個人的な情報がでるのは好ましくはないと思います。
ご予約方法など記載しているページを読んでいただき
http://mamaroomsugiue.blog-sim.com/Entry/757/
申込フォームからご要望ください。
よろしくお願いいたします。
こんにちは kikoです。
勉強の秋
アウトプットもしていますが
インプットも大事!
今回のインプットは ある意味今までの集大成
というか、
ずっと課題だったことへの知見をどっさりといただき
セミナー構成の変更をしないといけない内容でした。
講師は PT 浅野大喜氏
ご著書、論文もたくさん出してらっしゃいます。
ここのところ何年か、ずっともやもやとしていた原始反射について最新の知見をお話しいただける、と聞き、すぐに講演の打診をさせていただいた理学療法士、浅野大喜先生。
現在までの様々な世界中の研究を紐解き、原始「反射」はないことを伝えてくださいました。
研究は1966年あたりからあり、1988年2000年とでてきている。
そして新生児でも大脳が機能している研究もあります。
原始反射はこの先の行動を学習する動きにもなっている、といいながら、モロー反射を反復するリスクをどう説明するのか?
原始反射の残存で生きにくさを抱えている人の話にいったん納得はしていたけれど、反射の定義から考えると、大きな矛盾があることをどう説明するのか?
もうほんとにスッキリ! しました。
やっぱり運動は学習するもの なのですね。
赤んぼ すげー!!ほんとにすごい!!
そして、私たちもみなかつては赤んぼだったことに勇気をもらえます。
さらに、人はモノと他者との関係の中で大きく発達していく。
つまり
「他者とのやりとりによって、自分の動きの全体像を把握するようになる」(レジュメより)
これは胎児期からすでに始まっている!
その赤んぼが育つ絶妙な環境を母が提供している!
日常の中である意味、当たり前にとらえているこれらを理論的に説明するヒントをたくさんいただきました。
まだまだ消化しきれていないところがあります。ここはずっとモグモグと咀嚼しながら自分の中に落とし込んでいき、皆さんとシェアしていきたいと思います。
ご講演の中の動画のモデルがお子さんだった時、理知的な浅野先生の顔がふわ~~とゆるみ、
お父さんの表情になられた時がとても印象的でした。
懇親会でも質問がさく裂!!
すごい学びの場でした。都合7時間ご講義いただいたことになります。
ありがとうございました!!
もっとお話をお聞きしたい! 学びたい!
そんな気持ちがふつふつとわいている現在です。
すくすくプロジェクトセミナー報告第3弾は
アンケートに寄せられたご質問とそれへの回答です。
AM 「口腔機能と舌骨のかかわりを解剖する」
Q.歯列矯正で上の歯を2本抜きました。大人になっても硬口蓋は舌を上げることで
広くなるのでしょうか?
A.大人になってから、舌の力だけでは口蓋は広がりませんが、舌のポジションや機能が
衰えると、口蓋が狭くなることは容易にあります。
Q.(脳血管疾患を)受症されての機能不全についてもう少し知りたいと思いました
A.片麻痺だと、口唇は麻痺側に下垂し、舌や頬粘膜も麻痺側が動かない、痺れなどの症状が
出ます。口蓋垂のみ、麻痺側と反対方向に引っ張られます。
食事のときには、麻痺側の口腔前庭に食査が貯まります。また麻痺側の軟口蓋も挙上が
できず、嚥下も麻痺側に誤嚥する危険があります。
Q.母乳の深飲みが大事ということですが、それは哺乳瓶でも補うことはできますか?
A.哺乳瓶でも穴の大きさや乳首の形態が適切であれば深飲みはできます。
ただ、その赤ちゃんに何が適切かは助産師さんなどに直接指導してもらう必要があると
思います。
Q.「舌骨上筋群で唯一舌下神経支配」とありましたが 神経支配の違いによって気を付ける
ことがどうかわるのか、そこから何がわかるのか知りたい。神経ってなに?
A.舌下神経支配の筋肉は骨格筋と呼ばれ、随意的に動かせる筋肉ということです。
舌骨上筋群の中で、オトガイ舌骨筋のみが随意筋で、その他は不随意筋です。
不随意筋を意図的に鍛えることは難しいので、不随意的に動く時の可動性が高まることを
目的に、他動的にストレッチや冷刺激などを行う手法があります。
PM 「口腔機能の発達支援」
Q.奥歯が生えそろわないと食べにくいものも食べられないから食べさせなくてよいのではなく
食べられるような形状にするのが良いのでしょうか?と思ったけれど、食材自体
食べやすい形状にするのが難しいものが多いなと思って・・・
A.ご家庭で工夫していただくときは次のようなポイントをお話ししています。
「とりあえず提供して たべなければ、引く
家族がおいしそうに、楽しく食べる姿をみせる
興味が出て口に入れ、食べられるかも?と感じたら、子どもが自分から試行錯誤すると
思います。」
集団保育でも基本同じかなあと思っています。
Q.自立座位が保てない子の食べさせる姿勢はママの膝の上でしょうか?それとも椅子を
利用して足底や背面で支えられるような工夫をしますか?
A.講座中にもお話しした通り、支えられないところを支える、が基本です。椅子では足が
さがるので 独歩がまだのお子さんにはかなり負荷の高い姿勢です。
ぜひ試行錯誤してあげてください。
Q.食形態に目がいく現場にどんなアプローチができるんでしょう?
A. 食べるときに何してる?どこが動く? を体験していただくことが一番早いかなと思って
ます。私の関わる認定こども園では 給食が始まる前に口腔機能の研修を行いました。
すぐに現場でやってくださり、子どもたちの食べ方がずいぶんと変わりました。
Q.指しゃぶりてしゃぶりをしている時期の子に白菜の芯やごぼう等とありましたが、
ハムハム口を動かしているうちにかじりとられて口に入った野菜は大丈夫でしょうか?
口から出さないタイプの子はえずいたり等の心配はないのでしょうか?
A. どんな提案にも個別性を加味することが大事ではないでしょうか。やってみて、
リスクがあるならやめる、時期を遅らせるなど、育児の基本かと思います。
ご自身で ゆでた野菜の茎を歯でかじらずに舌と上顎ではむはむしてみてください。
どんな感じですか?結果をぜひ教えてください。
kikoです。
13名のご参加者の皆様のご感想です。
抜粋で掲載いたしますね。
AM 「口腔機能と舌骨のかかわりを解剖する」(赤井綾美氏)
解剖は何回学んでもへえ=です。すごい機能だなと思います。
舌の筋肉から足先までがつながっていること
"口腔の中が手で刺激することで広がる!!
口腔内が固い、痛い、歯磨きの度に奥歯を磨くときにうえーとなるのは、なぜだろうとわかりました。舌も口腔内も固いからなんだ
原理をわかっておくことでその場その時に適した提案ができるというのは人生のどの段階でも同じだなあと思いました
呑み込みの時の舌の動きが複雑だった
歯ブラシを使ってのベロタッチのトレーニング。即実践で使えるのでありがたいです
PM 「口腔機能の発達支援」(杉上貴子)
寝姿勢を整える→舌骨上筋群を整える すご~い!
月齢で見ないことは母たちにとっても気持ちが楽になるし支援者としてとても大切な視点と思いました
運動と口腔機能の発達のつながりがAMの部とのつながりでよくわかった。
「なんでするの?」(排気、排気時の姿勢)疑問を持って考えていきたい
知りたいことがこんなにわかりやすく理解できうれしいです
寝姿勢立ち姿勢etc観察するってアセスメントの第1歩だなあと思いました
姿勢を整えるだけで授乳・食事・睡眠にここまで影響が出てくるということ
お母さんが困ったと感じる子供の状況も子どもにとっては自分の不快感や不安定さをしっかり感じ取って対応している結果ということ。子供賢い!
自然と口腔機能の発達が理解できるプログラム展開でした。素晴らしいです!!
哺乳は本当に考えないといけません。めざせえ、乳首マイスター!!
哺乳期0~1歳はとても大切で、体全体の発達を見ていき、そこが読み解いていくことが大切なんだと再確認いたしました。
毎回発見です!
大人になってからでも十分必要になる経験+知識でした。
貴重な感想をお寄せくださり、ありがとうございます。
これからの講座検討に大いに参考にさせていただきます。
先日、新バージョンのセミナー開催しました。
総勢13名の方と大変実り多い時間を過ごせました。
Part1 第1部では、口腔機能の専門家である
赤井綾美さん(株式会社RENKA代表、歯科衛生士)に
「口腔機能と舌骨のかかわりを解剖する」
と題したお話をお願いしました。
口腔機能とはそもそもどんな感じ?
意外に私たち、知らなかったりします。
そもそも、ごはん食べるときに
どこを使ってどんなふうに動かしてごっくんしてる?なんて考えながら食べませんもん。
わからなくて当たり前。
でも知ると知らないとでは支援の幅の広がりが全く変わってきます。
赤井さんがとてもわかりやすく、体験も交えて講義してくださいました。
手袋付けて、自分の口の中をさぐるなんて、きっと初めて!?
あちこちから
「ふ~~ん」「え~~」「なるほど~~」の声があがります。
これを練習してるのがべびぃちゃん達だよね==が
皆様にストレートに伝わった実感ありありです。
何度か聞いてる私も新たな発見たっぷり。
今なら、「口腔ってどこ?」と聞かれても答えられます。
午後は、杉上が 「発達支援のポイント」についてお伝えしました。
哺乳について、捕食について
お互いに体験しつつ学びを深めていきました。
お口しっかり使うのに、全身が動くことがとても大切。
それには、余分な緊張なしで、ぐっすり寝られることも大切!
ということで、寝る実習です。
「3時間おきに目が覚める、8時間寝られるようになりたい!」
立候補してくださったモデルさんの寝姿追及です。
この会場には最強の座布団があり
育児サポート楽育のクラスでは
赤ちゃんたちが座布団の上ですいすい寝てしまいます。
皆で工夫すること5分で、とってもらくちんな寝姿勢サポ―トができあがりました。
参加者さんが持ってきてくださった
阿闍梨餅をもぐもぐしつつ
part1 無事終了です。
part2は10/22 残席2
part3は11/17 残席5
単発参加OKです。
お申し込みはこちらからお願いします。
皆様のお越しをお待ちしております。
明日から、すくすくプロジェクトセミナー。
準備をしている中で、気になることがあり、書いてみます。
赤ちゃんグッズはさまざまあります。
主な開発そして使用目的は
①養育者が赤ちゃんと生活しやすいように
②使用することで赤ちゃんがより健やかに育つように (少なくとも成長を阻害しない)
かと思います。
ただ、製品によっては、
使うことで赤ちゃんの成長を妨げる恐れがあるものがあるのも事実です。
今回は座位補助具について考えてみます。
ご紹介くださったブログに開発動機の説明がありました。
----「おすわりができる前の赤ちゃんが動き回るのをじっとさせておきたい」
母親の言葉で開発した。 ---
赤ちゃんが動き回ることは、発達していく上で不可欠の大切なこと。
ただ、養育者がどうしても手が届かないような場面をちょっとサポートしてくれるものは
使い方が適切(短時間、どうしてもの時だけ、使用後にからだほぐしする など)であれば、
使う選択もありと考えます。
問題は そもそも成長に不要なものを使っていること。
ずっと長時間、補助具に入れっぱなしになっていること。
さらに問題は、もう充分、となったとき、そこから抜け出るだけの動きの自由度を獲得していない乳幼児がいること。
今までに、この補助具の使用をやめたら、
自分で寝返り始めた、ずりばいはじめたというお子さんに多く出会っています。
逆に 使い続けている(続けさせられている)子で、
背中の緊張が強い、そりかえってだっこがしにくい、おっぱいがうまく飲めない、
という悩みをかかえているママにもよくお会いします。
実態はどうなのか? 文献を探ってみました。
今のところ、残念ながら論文には出会えていません。
ご自身のブログで意見を表明している人はたくさんいらっしゃいました。
一部ご紹介します。 ぜひ、ご自身で訳してみてください。
https://www.pinkoatmeal.com/bumbo-seat-good-bad-physical-therapists-perspective/
バンボシートはOK or No?(Chanda、PT)
https://www.verywellmind.com/experience-and-development-2795113
どんな経験が赤ちゃんの発達に影響する?(Kendra Cherry PT)
https://kendrapedpt.com/2012/03/08/is-the-bumbo-a-no-no/
バンボは不要?(Kendra Ped PT) (これだけ要約を載せます)
脳性まひなどの肢体不自由児、筋力の育ちにくいダウン症児、発達遅延がみられる幼児が
筋の緊張を分割したり、直立するサポートをしてくれる。
彼女の結論は以下です。 The Bumbo is certainly not a “must have” for most babies.
But if you think the Bumbo will work for your family and you’re willing to shell out $40
for a seat that may only be used for 1-2 months, I say the Bumbo is a go-go.
この小さな人たちはこれから発育発達し、健やかな人生を送っていきます。
ぜひ、様々な立場の人たちと成長に貢献する意見を交わしていきたいです。
この秋に開催する すくすくプロジェクトセミナー!
続々とお申し込みをいただいております。
ありがとうございます!!
Part1のみの受付は終了いたしました!
全講座ご希望の方は若干名お受けいたします。
全講座希望者 残席2
Part2 残席2
Part3 残席4
ご検討くださっている皆様
お早めにお申し込みくださいね。
お申し込みは以下フォームへの御記載をお願いいたします。
https://forms.gle/X6LNZ57ru59Rb2D17
ご入金確認後お席の確保となります。
よろしくお願いします!
今日は雨が降って少しましな気候です。
もう少し、暑い日が続きそうですね。
体調、大丈夫ですか?
さてさて、電車に乗ってたり
スーパーにいったりすると
時々、ぎゃお~~っと自己主張をしているお子さんに遭遇します。
ほとほと困った顔のお連れ様がいらっしゃると
遠慮なく声掛けするんですが・・・・・
普通の顔されてたり、
無表情だったり
スマホご覧になってたり
するときは、迷ってしまいます。
もしかしたら
しばらく泣くことで落ち着くのを待っているかもしれないから。
そんな時、こんなカードを持っててくださると
おせっかいおばさんとしては
とても助かります。
https://grapee.jp/720210?fbclid=IwAR0AG7wqlrwwhuS_2URH_LualinkUnYyiFXXlK4Lb6bCNO6HN4ZQiw1BPJk
ちっちゃなお子さんがいらっしゃる方
ぜひぜひ
お手元に1枚。
暑い日々が続いております。
お元気でお過ごしですか?
この夏を乗りきったら、収穫の秋。
子どもたちの発達理解、対応ポイントを考えあうセミナーを
2本企画いたしました!!
皆様ふるってご参加ください!
すくすくプロジェクトセミナー in 明石
9/16,10/22,11/17(すべて日祝日)
講師: 杉上貴子(わたしです)
9/16は特別講師として歯科衛生士 赤井綾美氏にお願いしています。
口腔育成、口腔機能に非常に詳しい方です。
最新の発達科学からみた子どもの発達理解
講師 浅野大喜氏
2000年広島県立保建福祉短期大学理学療法学科卒業、理学療法士
日本バプテスト病院(京都市)に入職され現在に至っています。新生児集中治療室(NICU)での介入から外来での発達フォロー、脳性麻痺や知的障害、発達障害のある子どものリハビリテーションに取り組んでおられます。
お目にかかれる時を楽しみにしております。
暑い季節がやってきました。
熱中症、脱水に注意! ですね。
脱水は水分が体内で少なくなっている状態。
早く十分に水分を取り込むことが必要です。
イオン飲料・スポーツドリンクは 経口補水液と違い
砂糖多く、塩分少なく、いわゆるジュースとして飲むもので
水分の吸収率は落ちます。
薄めて飲む も効果ありません。
水分補給なら水かお茶
心配な時は経口補水液500mlを30分くらいかけて飲む(大人の場合)と
一番吸収しやすいそうです。
また、下痢の際に用いると、砂糖が吸収を妨げます。
糖分は砂糖(二糖類)ではなく
ブドウ糖(単糖類)を使うと吸収を妨げません。
以下、わかりやすくまとめてくださっている記事をシェアします。
(ページ編集人 豊田歯科 豊田裕章)
―――――
★スポーツドリンクと経口補水液は違う、
現状での私の最新の見解です
普通の生活、軽いのどの渇きなら、水がベスト、麦茶がベター
...
汗を少しかいた、あるいは汗かいてなくても、脱水が心配なら、
0.1~0.2%の塩水、あるいは
500mlの水に中サイズの梅干しを1~2個入れる、これでベター、
何がベストかは研究や情報が不十分で断言できない。
脱水の疑い、猛暑で間違いなく汗たくさんかくなら、
早めに経口補水液(特に高齢者と乳幼児は要注意)
※※※※※※※※※※※※※※※
ただし、経口補水液で塩分過剰のリスクあります。
経口補水液は、予防で飲むものでなく、必要な時だけ利用します。
クスリに近い飲み物と考えてください。
※※※※※※※※※
スポーツドリンク(ORSタイプ以外のイオン飲料)は、体への吸収効果ゼロではないが
吸収速度遅く脱水症の対策に効率悪く、
酸蝕歯やむし歯、血糖値の乱高下などデメリットあり、
手元にスポーツドリンクしかなくてどうしようもない時だけにすべきです。
※※※※※※※※※
さらに気をつけること
スポーツドリンクを、味が好きで、ジュースとして飲むなら、かまいません。
心の栄養にはなるかも、ですが、
スポーツドリンク、ジュース、コーラなどソフトドリンクは
毎日のように飲むことで、
体に必要な食べ物が不十分となり、太るだけでなく、
きちんとした食習慣を奪うことが、
科学的な疫学研究で指摘されています。(佐々木敏東大教授著、栄養データはこう読む!第3章3)
毎日のようにイオン飲料を幼児に飲ませて、
ウェルニッケ脳症の死亡例も、学会で報告されています。
スポーツドリンクの、誤った利用、過剰な飲み方の悪影響には、
くれぐれもご注意ください!