2018/03/17 13:39:58
こんにちは kikoです。
ちょっと日差しが柔らかくなってきました。
3月16日神戸祈りの場ツアーを行いました。
アースダイバーツアーと称して
案内人長田耕一さんにデザインしていただく旅も
今回が3回目。
一緒にめぐった友人が
「いろんな宗派の教会、お寺、神社、モスクが同じ場に共存してるってすごい!!
こんな混ざった感じが大好き!」と教えてくれました。
神戸ってそういう地、なのですね。
今回も昨年おじゃました「たかとり教会」を再び訪れました。
ここをみてもらいたくて計画した今回のツアーです。
前回は神田神父さんが、今回はツェットさんが案内してくださいました。
ツェットさんはベトナム人。9歳の時にボートピープルで日本に避難してこられました。
「震災後3年くらいして、たかとり教会での集まりをしり、それから自分は変わっていった。」
「元の生活に戻れるわけがない。子どもが死に、家を失い、元には戻らない。
それでも強く生きている人たちと接しているうちに、私ベトナム人やん。
これでいいやん、って思えるようになった。」
「たぶん2,3年前からかな」
壮絶な人生を語ってくださいました。
何も知らずに夜中に船に乗り込み、2日目に台風。
3日目に通りかかったパナマ船に助けられ、1か月船の中で過ごしたのち、日本の難民センターへ。
3か月だけ語学学習などを受けたのち、自分達だけの生活が始まったそうです。
でも、仕事につけるわけでもなく1年学校もいけずセンターですごし、その後友人のつてをたどって徳島へ。
皆すごく仲良くしてくれて、一緒にあそんだ。でも授業はわからない日本語の通常授業。やっとやっと日本語をつかんでいきます。
中学生の頃、神戸へ。両親や親せきに頼まれて、あちこちに通訳に同行していたから、学校に行けない日が続きました。
ベトナム語は9歳までの知識、日本語は体験から学んでいて敬語など使いにくい、そんな自分をずっと恥ずかしいと思っていたそうです。
震災に出会い、人生2度目の命の危機を体験し、そんな中で自分を誇りに思っていいんじゃないか、ベトナム人って堂々と表現していいんじゃないか、と思うようになったそうです。
人の力はすごい。
そして、エピソードを聞かせてただき、
その人の深いところがわかります。
このツアーのすごいところです。
案内人の長田さん、本当にありがとうございました。
ちょっと日差しが柔らかくなってきました。
3月16日神戸祈りの場ツアーを行いました。
アースダイバーツアーと称して
案内人長田耕一さんにデザインしていただく旅も
今回が3回目。
一緒にめぐった友人が
「いろんな宗派の教会、お寺、神社、モスクが同じ場に共存してるってすごい!!
こんな混ざった感じが大好き!」と教えてくれました。
神戸ってそういう地、なのですね。
今回も昨年おじゃました「たかとり教会」を再び訪れました。
ここをみてもらいたくて計画した今回のツアーです。
前回は神田神父さんが、今回はツェットさんが案内してくださいました。
ツェットさんはベトナム人。9歳の時にボートピープルで日本に避難してこられました。
「震災後3年くらいして、たかとり教会での集まりをしり、それから自分は変わっていった。」
「元の生活に戻れるわけがない。子どもが死に、家を失い、元には戻らない。
それでも強く生きている人たちと接しているうちに、私ベトナム人やん。
これでいいやん、って思えるようになった。」
「たぶん2,3年前からかな」
壮絶な人生を語ってくださいました。
何も知らずに夜中に船に乗り込み、2日目に台風。
3日目に通りかかったパナマ船に助けられ、1か月船の中で過ごしたのち、日本の難民センターへ。
3か月だけ語学学習などを受けたのち、自分達だけの生活が始まったそうです。
でも、仕事につけるわけでもなく1年学校もいけずセンターですごし、その後友人のつてをたどって徳島へ。
皆すごく仲良くしてくれて、一緒にあそんだ。でも授業はわからない日本語の通常授業。やっとやっと日本語をつかんでいきます。
中学生の頃、神戸へ。両親や親せきに頼まれて、あちこちに通訳に同行していたから、学校に行けない日が続きました。
ベトナム語は9歳までの知識、日本語は体験から学んでいて敬語など使いにくい、そんな自分をずっと恥ずかしいと思っていたそうです。
震災に出会い、人生2度目の命の危機を体験し、そんな中で自分を誇りに思っていいんじゃないか、ベトナム人って堂々と表現していいんじゃないか、と思うようになったそうです。
人の力はすごい。
そして、エピソードを聞かせてただき、
その人の深いところがわかります。
このツアーのすごいところです。
案内人の長田さん、本当にありがとうございました。
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