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3月下旬、アメリカとカナダで米ベビー用品会社インファンティーノの
スリングのリコールが起きました。
昨年カナダで3人の赤ちゃんがこのスリングで亡くなったそうです。

いろいろと調べてみましたが、どんな風に入っていたか、
だっこはどんなふうだったか、どうなって事故が起きたか、詳しい状況は全くわかりません。

ただ、今までも事故は散見されており、
アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)がスリング使用についての注意喚起をだしました。

読んでみると、当たり前に注意することばかり。
ということは、これは使い方の問題ではないかと思っています。
街中で見かけるスリングの使い方で、とんでもない人が多くいます。

赤ちゃんが今にもずり落ちそうになっていたり、
袋が腰、ひどい人になると膝上くらいになっていて、
歩くたびに赤ちゃんがぶんぶん揺れていたり・・・・・
中で姿勢がねじれていたり、足がピンと伸びていたり、
頸がそっくりかえっていたり・・・・・

きちんと入っていれば、息使いも感じられるし、顔も見える。
それもわからないような入れ方ってどんな入れ方だったんだろう、と思います。

これがあるから、
病気のお子さんが検査前の麻酔導入時に、すこんと寝てくれて、
スリングをほどいてそのままベッドに寝かせて、
スムーズに検査ができたり、
抱いたまま家事ができたり、
身体のゆがみも入っている間に整ってくるし、
適切に使えば、こんな優れ物はありません。

スリングを使われるなら、ぜひ適切な使い方のレクチャーをうけて
安全に使っていただきたいものです。
そのためには、赤ちゃんのだっこが適切にできないと
スリングは難しいです。
適切なだっこはどんなだっこか、鏡などに映して、
確認・工夫をしていただきたいと思います。


カナダの記事はここに掲載があります。
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/_2010/2010_36-eng.php

http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml10/10165.html
このHPには使い方のOKとNGの図が載っています。


You-tubeにCPSC(米消費者製品安全委員会)のアナウンスがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=GDcuIeKH_Rk&feature=player_embedded

この中でスリングを使用する際の注意があります。
私が付けた訳なので、間違いがあると思います。気づいた方ご指摘ください。

We are warning parents and caregivers to be cautious
when carrying babies younger than 4 months of age in a sling
and to make sure that your infant's face is visible at all times when using these products.
(4カ月未満の赤ちゃんをスリングにいれていれるときの注意喚起です、使用時には
必ずどんな時も赤ちゃんの顔が見えるようにしてください。)

In the first few months of life, babies cannot control their heads,
because of weak neck muscles.
(最初の何ヶ月かは、赤ちゃんの首の筋肉が弱いので、
自分で頭をコントロールすることができません)

When they are placed with their faces below the rim of a sling,
they are not able to lift their heads to breathe.
(スリングの渕よりも下に赤ちゃんの顔が位置すると、
呼吸するために頭を持ち上げられません)

This leas to two hazardous situations.
(これは2つの危険な状況があります)

First, one particular risk occurs when the baby's head is turned toward the adult.
An infant's nose and mouth can be pressed against the carrier
and become blocked, preventing the baby from breathing.
Suffocation can happen quickly, within a minute or two.
(まず、次の特別なリスクが起こります。
赤ちゃんの頭が大人の方に向いてしまいます。
赤ちゃんの花と口が抱いている人の押し付けられてしまい、
呼吸を妨げてしまいます。窒息は1分か2分の間にすぐに起こりえます)

Second, when a baby lies in a sling, the fabric can push the baby's head forward to its chest.
Infants can't lift their heads and free themselves to breathe.
(2つ目は、赤ちゃんがスリングに入ると、生地が赤ちゃんの頭を胸の方に押し付けてしまう可能性があります)

This curled, chin-to-chest position can partially restrict a baby's airways,
causing a baby to lose consciousness.
He baby cannot cry out for help.
(この曲がりかた、顎が胸につくポジションは特に赤ちゃんの気道を制限してしまい、
意識を失う原因になりえます。赤ちゃんは助けを求めて泣けません)

We urge parents and caregivers to keep these dangers in mind
when selecting wearable carries for babies.
(我々は着るキャリー(スリングのこと)を選ぶときは、これら

これらの危険を心に留めて

いるよう強く要望します。)

 

If you use any type of wearable carrier,
make sure your infant's face is not covered and
you can see your baby's face at all times.

Be vigilant about checking on your baby often
when your baby is in a carrier.

(もし何らかのスリングタイプの抱っこひもを使うときは、
赤チャンの顔が覆われ
ず、いつでも顔が見られるようにしてください。
抱っこひもの中にいる間はしばしば

赤ちゃんの顔をチェックするよう警戒して下さい)

 

To check breathing, some sling manufacturers tell you to make sure
you can fit two fingers vertically under the baby's chin.

(息をしているか確認するため、スリングメーカーの中には、
赤ちゃんの顎の下に
2本が入るようにするよう提言しています)

 

Many of the babies who died in slings were
low birth weight or premature babies,
 a twin
or babies with other health issues, such as a cold.

(スリングによってなくなった多くの赤ちゃんは
低体重児、早産児、双子、
または風
邪のような何らかの病気を持ったお子さんです)

 

We urge parents of those children to use extra caution
and talk with pediatricians about using slings.

(このような赤ちゃんの保護者は、特に注意して使うことと、
スリングを使うことに
ついて小児科医と話し合うことを強く求めます)

 

To prevent babies from falling out of wearable carriers,
adults who use them should double check that latches and ties are tight
and make sure that babies are secure before reaching for things.

(赤ちゃんが抱っこひもから落ちることを予防するために、
使用者はダブルチェック
をしてください
ーリングとties(?)がきつくなっており、
スリングから離れるまで
安全であることを確認して下さい)

 

http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml10/10165.html

このHPにはこう使いなさい、という図が載っています。


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