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お昼まで、あちこちと見て回り、とてもおいしい昔ながらの製法のおしょうゆを手に入れ、

いよいよ、そうめんの箸分け体験。

おじゃましたのは、「なかぶ庵」http://www.shodoshima-nakabuan.co.jp/
 
ここのおじさん(店長さん)、ものすごいプレゼン上手!!
ついつい真剣に聞き入り、質問もいっぱいしてしまいました。

なんでこまめあいらんどでそうめんが作られたか。
もともとは農閑期の副業。小麦がとれ、ごま油を作る所があり(かどやのごま油です)、
雨が少なく、冬晴天が多いので、乾かすのによかったから。

私の昔からの疑問。なんでそうめんの原材料にごまあぶらがあるのか?

これは、そうめんを細く長くしていく工程で、生地がくっつかないように油を打つからだそうです。

そうか~~それでか~~
やっと納得です。

で、工場見学の最50757f89.jpeg後にそうめんの箸分け体験。

細くしたそうめんは、8の字にねじりながら棒にかけられています。
これを延ばして、間のひっついたのをはがす、というか離すのに、
箸を使って行うわけです。
8の字にしておくと、ひとつずつはがさなくても間に箸を入れて、
下からと上からと2回行うと
はがれる、という寸法。

昔の人の知恵はすごい!!!!!!
(真剣な顔の子どもと説明の店長さん)


家族皆で1回ずつやらせていただきました。

この後、何と生のそうめんをいただきました。
すんごいつるつるしてて、しこしこしてておいしかったです!!!!!

帰りに思わず、そうめんをいっぱい買ってしまいました。

2b514367.jpg

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このGW、こまめあいらんどにいってきました。

こんなに近いのに、実は初めて行きました。
高速じゃないし、そんなにいかないよね。宿も間際ですぐにとれたし。

と思っていたら甘かった!!

フェリーは予約できず。子供がやりたがったオリーブ石鹸作りもいっぱい。
そうめんの箸分け体験だけ予約ができました。

朝5時半出発。港に6時20分着。すでに列は5列目。
予約は8割とるそうで、乗れないかもしれないじゃ~~ん!!
やばいかも、これに乗れなきゃ、次は2時間後。

しか~~し、遊びの神様は私たちの見かたでした。
およそありえない姿で車はフェリーの中におさまりました。

順調に到着。
車を走らせます。

ほんとに「こまめあいらんど」
ちょっと走るとすぐに目的地。

ここは、醤油、そうめん、と実はごま油の名産地。
最近(といっても戦後?いや戦前??)オリーブも有名。

てなわけで、どこにいっても
醤油プリン、醤油アイス、醤油ソーダ
オリーブアイス、オリーブソーダ、オリーブクッキー

がありました。


 

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●自分の体をみつめよう

私達は胎児時代から今まで
いろんな経験を重ねながら、今ここにいます。
その状態がどんな感じかを自分でみつめることは
今の自分を探すってこと。

ですので、まずは現在の状態、過去の状態をお聞きし
動いていただいて
自分の体をみつめることを一緒にします。

そのあと必要に応じて
私がさせていただくテイクケア
自分でできる操体法、呼吸法、エクササイズなどをお伝えします

●私達には、自分を変化させる力がある

私が何かをさせていただいて、状況が改善した、ということではなく
それをきっかけにして、自分の体の快不快がわかる
そうすると、自分で自分をどう整えたらいいかわかる
ということを目指しています

あまりにもつらい状況の時には、
自分の感覚が眠ってしまっていますので
それを呼び覚ますためにケアをさせていただきます。
体の感覚がよみがえれば、
自分の変化が自分でわかるようになります
そしたら心も変わります
体と心は一体です。
なぜなら、自分の中にあるものだから

●医療ととケアの違い

心配なことがあって病院で医師に相談すると、
「大丈夫、心配ない」「心配しすぎ」などといわれることがありますね。
医師にそういわれると、気になっていても、まあ大丈夫かな、と安心したりします。
なんとなく心配でずっともんもんとすることもあります

逆に私が拝見すると、これはちょっと心配、気になる、ということがあります

なぜ、意見が違ってくるのか
それは、見方が違うからだと思います

医師は目の前の人が病気なのかそうでないのか、を診断するプロです。
ですので、病気ではない、治療(cure)は必要ない、という意味で
「大丈夫」といわれます

私たちケアギバーは、生活の質が向上するように援助するプロです。
ですので、病気ではないけれど、
何らかの援助(care)を提供したほうがいい、という意味で
「心配」といいます


たとえば、腰が痛い。
命には影響はないので、心配ない、でも生活はしづらい、のでケアは必要

たとえば、お腹の中の赤ちゃんの姿勢。
命には影響ないので、順調。でも赤ちゃんはお腹の中でつらいだろう、生活しづらいだろうと思うので、ケアは必要

たとえば、向き癖。
命には影響ないので、心配ない。でも反対を向けないのは体が動きづらいだろう、つらいだろうと思うので、ケアは必要


こうして、ケアを提供していくと、
実は大きなトラブルの予防になっていたりします
こんなスタンスで私は日々お会いする妊産婦さんや赤ちゃんとお話しさせていただいています

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現在、骨盤ケアの中のひとつ、骨盤輪支持はさらしで行っています。

そんなんじゃ、ずれちゃって、はずれちゃって大変じゃない??
最初、私もそう思ってました。

ところが、なかなか、快適なのです。

今日も、犬をホテルに預けるのに20分散歩を兼ねて歩いて連れて行きました。

このところ、股関節の具合がどうもよくない私。
もともとがっちり固めていたのが、どうも緩んできている様子。
こうなると、周りの筋肉・靭帯との協調がうまくいくようになるまで
しばらく調子が悪くなります。

こういうときこそ、骨盤輪支持。

で、散歩のときに、さらしで支えていってみました。
現在のやり方のこつは、
自分の臀部の筋肉で骨盤をしめて、それを支えるように巻く」です。

こうすると、筋肉の弾力がでるにつれて、巻きが甘くなることもありますが
操体法など身体を整えることをしてから行うと、全くと言っていいほどずれません。

日本人の昔からの知恵ですね。

今日も巻いて20分歩き、その後、6時間以上巻いてますが、全くずれてきませんし、
強さもちゃんとお尻になじんできています。

アイテムがずれるときは
ひきすぎ(締めすぎ)、
臀部の筋肉がこわばっている時、
位置や方向が適切でないとき

です。

強くすればいいってものではありません。

また、骨盤をしめるなんて、やってはいけない、と言われる整体系もありますが、
これも極論です。
自力で支えきれないとき、今のよい状態を自力で支えきれないときは
外から支えるように巻くことで、よい状態を維持できる。

それが、骨盤輪支持からの早い離脱になることを
現在の支える力の衰えてしまった人たちには一時的にせよ必要だということが
伝わるといいなと思います。
  

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犬

この子は6歳。やっぱり捨てられてたのを保護団体に拾われて、
子どもが飼いたいってごねて、うちの子になりました。

私はそれまで猫しか飼ったことがなかったので、犬はよくわかりませんでした。

子犬だったからかわいいんだけど、夜中さびしがって暴れる
すると、催すらしく、朝、大変なことに!!

で、一か月、ケージの横に布団引いて、さびしそうに言い出したら
慰める、うんをとる、をやりました。

2ヶ月くらいで進入禁止の場所も覚え、1年後猫とも共存し、
今は、おとなしいね~~と皆に言われるまでになってます。

この子の最近のお気に入りの寝方。
クッションやら布やらの中で、こうやって頭押しつけて寝ます。

これって、胎児姿勢。
お腹の中でこうやって寝てたんでしょう。

人間もお腹の中の姿勢にかえってねると楽チンだよ。

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私の所属するNPO法人 母子整体研究会で、
スリングに対する考え方とアンケート調査の結果を掲載しました。
http://www.bpshi.jp
(事業内容→調査研究へ進んでください)

私たちはあぐらをかいた足になるように
体幹がねじれないように
背中の自然なカーブを保つように
スリングに入れることで

赤ちゃんがかかえている身体のつらさや
筋肉・靭帯のバランスの悪さが改善される例を
たくさん経験しています。

足はM字とよくいわれますが、
これは平らな所にまっすぐに寝かせた時になる足の姿勢。
本来の赤ちゃんは、足はあぐら です。

これが本当に安全なのか?安楽なのか??
エビデンス、という一種の数字の証拠がないと信用しない、という医療関係者は多いですが、
赤ちゃんが何よりも落ち着いて、安定して過ごせる。
呼吸が穏やかになり、
身体の力が抜け
ぽかぽかと暖かくなる
という変化を親が感じられることがエビデンスではないのか、と思います。

いずれ、スコアなどきちんとしていきたいと思っていますが、
今現在、泣きわめく赤ちゃんが少しでも楽になる、楽になれることを提供できる
喜びと安堵を親御さんに味わっていただくべく、これからも活動していきいます。


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3月下旬、アメリカとカナダで米ベビー用品会社インファンティーノの
スリングのリコールが起きました。
昨年カナダで3人の赤ちゃんがこのスリングで亡くなったそうです。

いろいろと調べてみましたが、どんな風に入っていたか、
だっこはどんなふうだったか、どうなって事故が起きたか、詳しい状況は全くわかりません。

ただ、今までも事故は散見されており、
アメリカ消費者製品安全委員会(CPSC)がスリング使用についての注意喚起をだしました。

読んでみると、当たり前に注意することばかり。
ということは、これは使い方の問題ではないかと思っています。
街中で見かけるスリングの使い方で、とんでもない人が多くいます。

赤ちゃんが今にもずり落ちそうになっていたり、
袋が腰、ひどい人になると膝上くらいになっていて、
歩くたびに赤ちゃんがぶんぶん揺れていたり・・・・・
中で姿勢がねじれていたり、足がピンと伸びていたり、
頸がそっくりかえっていたり・・・・・

きちんと入っていれば、息使いも感じられるし、顔も見える。
それもわからないような入れ方ってどんな入れ方だったんだろう、と思います。

これがあるから、
病気のお子さんが検査前の麻酔導入時に、すこんと寝てくれて、
スリングをほどいてそのままベッドに寝かせて、
スムーズに検査ができたり、
抱いたまま家事ができたり、
身体のゆがみも入っている間に整ってくるし、
適切に使えば、こんな優れ物はありません。

スリングを使われるなら、ぜひ適切な使い方のレクチャーをうけて
安全に使っていただきたいものです。
そのためには、赤ちゃんのだっこが適切にできないと
スリングは難しいです。
適切なだっこはどんなだっこか、鏡などに映して、
確認・工夫をしていただきたいと思います。


カナダの記事はここに掲載があります。
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/_2010/2010_36-eng.php

http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml10/10165.html
このHPには使い方のOKとNGの図が載っています。


You-tubeにCPSC(米消費者製品安全委員会)のアナウンスがあります。
http://www.youtube.com/watch?v=GDcuIeKH_Rk&feature=player_embedded

この中でスリングを使用する際の注意があります。
私が付けた訳なので、間違いがあると思います。気づいた方ご指摘ください。

We are warning parents and caregivers to be cautious
when carrying babies younger than 4 months of age in a sling
and to make sure that your infant's face is visible at all times when using these products.
(4カ月未満の赤ちゃんをスリングにいれていれるときの注意喚起です、使用時には
必ずどんな時も赤ちゃんの顔が見えるようにしてください。)

In the first few months of life, babies cannot control their heads,
because of weak neck muscles.
(最初の何ヶ月かは、赤ちゃんの首の筋肉が弱いので、
自分で頭をコントロールすることができません)

When they are placed with their faces below the rim of a sling,
they are not able to lift their heads to breathe.
(スリングの渕よりも下に赤ちゃんの顔が位置すると、
呼吸するために頭を持ち上げられません)

This leas to two hazardous situations.
(これは2つの危険な状況があります)

First, one particular risk occurs when the baby's head is turned toward the adult.
An infant's nose and mouth can be pressed against the carrier
and become blocked, preventing the baby from breathing.
Suffocation can happen quickly, within a minute or two.
(まず、次の特別なリスクが起こります。
赤ちゃんの頭が大人の方に向いてしまいます。
赤ちゃんの花と口が抱いている人の押し付けられてしまい、
呼吸を妨げてしまいます。窒息は1分か2分の間にすぐに起こりえます)

Second, when a baby lies in a sling, the fabric can push the baby's head forward to its chest.
Infants can't lift their heads and free themselves to breathe.
(2つ目は、赤ちゃんがスリングに入ると、生地が赤ちゃんの頭を胸の方に押し付けてしまう可能性があります)

This curled, chin-to-chest position can partially restrict a baby's airways,
causing a baby to lose consciousness.
He baby cannot cry out for help.
(この曲がりかた、顎が胸につくポジションは特に赤ちゃんの気道を制限してしまい、
意識を失う原因になりえます。赤ちゃんは助けを求めて泣けません)

We urge parents and caregivers to keep these dangers in mind
when selecting wearable carries for babies.
(我々は着るキャリー(スリングのこと)を選ぶときは、これら

これらの危険を心に留めて

いるよう強く要望します。)

 

If you use any type of wearable carrier,
make sure your infant's face is not covered and
you can see your baby's face at all times.

Be vigilant about checking on your baby often
when your baby is in a carrier.

(もし何らかのスリングタイプの抱っこひもを使うときは、
赤チャンの顔が覆われ
ず、いつでも顔が見られるようにしてください。
抱っこひもの中にいる間はしばしば

赤ちゃんの顔をチェックするよう警戒して下さい)

 

To check breathing, some sling manufacturers tell you to make sure
you can fit two fingers vertically under the baby's chin.

(息をしているか確認するため、スリングメーカーの中には、
赤ちゃんの顎の下に
2本が入るようにするよう提言しています)

 

Many of the babies who died in slings were
low birth weight or premature babies,
 a twin
or babies with other health issues, such as a cold.

(スリングによってなくなった多くの赤ちゃんは
低体重児、早産児、双子、
または風
邪のような何らかの病気を持ったお子さんです)

 

We urge parents of those children to use extra caution
and talk with pediatricians about using slings.

(このような赤ちゃんの保護者は、特に注意して使うことと、
スリングを使うことに
ついて小児科医と話し合うことを強く求めます)

 

To prevent babies from falling out of wearable carriers,
adults who use them should double check that latches and ties are tight
and make sure that babies are secure before reaching for things.

(赤ちゃんが抱っこひもから落ちることを予防するために、
使用者はダブルチェック
をしてください
ーリングとties(?)がきつくなっており、
スリングから離れるまで
安全であることを確認して下さい)

 

http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml10/10165.html

このHPにはこう使いなさい、という図が載っています。


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本日、とてもつらいご相談のメールをいただきました。

しかし、件名なし、お名前なし、ご住所なし。
これでは、返答のしようがありません。

メールでお返事できることは、極力しようと思いますが、
文章は後に残ります。
ななしのごんべえさんには、やはり私自身の責任上お返事をできません。

ご相談のある場合には、お名前、ご住所、件名は入れてください。

ただし、文章でお伝えできることには限りがあります。
実勢に見せていただかないとわからないことも多いです。
これはご了承くださいね。

もうひとつ、メールつながりでお願いです。
携帯から送ってくださる時に、hotmailが受け取れる設定にしてください。

返信をだしたけれど、音沙汰なし、の方の中には、
拒否設定になっていると思われる方がたくさんいらっしゃいます。

連絡先を書いてくださったり、
状況によっては、こちらから電話などさせていただくこともありますが、
通常はお返事があるまで何もしませんし、できません。

どうぞ今一度、設定などを見直してください。

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理論上、骨盤の上部をしめると、骨盤はひろがり、ウェストは細くなる、
となります。
さて、実際はどうか・・・・・

本日お会いした産後の方。
胸下まである産後ガードルをつけてました。
楽だったけどはずして3日の間に腰が痛い、寝腰になる、と。

みたら、肩幅が広がり、ウェストは細いけど、お尻が妙に緊張しています。
寝てもらうと、お尻がひろがりました。
坐骨は開き、骨盤上部は狭まり、腰椎近辺はがっちり硬く、
腹筋にもこりがありました。

こわばったところを緩め、セルフケアの体操をしてもらい、
さらしで骨盤を支え、下腹部を支えたら・・・・・
「楽です!!」

芸能人の出産報告がよくあります。
人によってはガードルでしめて体型が元に戻った、
と言ったり書いたりしています。

あの人たちは身体が資本。
普段の生活で体重が増えないようにスリムになるように、
ジョギング、筋力トレーニング、ヨガ、エアロビ、などなど、
かなり身体を鍛えています。
つまり、もともと骨盤を支える力が強い=骨盤力があります。

その状態で妊娠・出産をするから、骨盤が緩んでもしれてる
そして、ガードルだけを使ってるわけではない。
整体へ行ったりトレーナーがついて、
その人の体の特徴に合わせたプロの指導を受けている

そういう条件の人と自分の違いを認識していただきたい。

ちなみに、腰椎近辺がこわばると、肩幅は広がります。

今日の人、男の肩から女の肩になりました。
骨盤ケアは偉大です。

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我が家の最初の子どもがこのたび、巣立つことになりました。
行き先は日本だけど、遠いところ。

かつて私が憧れた地でもあります。
いいな~~~とうらやましい気持ち、
私も親元を離れるときは嬉しくて、わくわくしてたな~~と思いだす気持ち
それとともに、初めての子どもが手元から精神的にも自立していくんだな~~というさびしい気持ち

複雑な思いがめぐる毎日です。

さて、旅立ちに際してのお餞別。私からは以下のもの

トコちゃんベルト
ゴムチューブ
枕(手作り)
アロマオイル
ぬか袋

この人、骨盤のゆがみからくる外販扁平があります。
毎日のセルフケアでかなりよくなってきました。
それでも、調子悪いとゴムチューブ下肢らせん巻き運動をしないと
足が痛くてたまらないとのことで、ゴムチューブをプレゼント。

月経痛には、トコちゃんベルトとぬか袋。

肌荒れ、虫さされ、気持ちのリラックスにアロマオイル。

いずれも日常の中でセルフケアのやり方は伝わっていると思うので、
自分で頑張れグッズです。

今日はつらい、熱が出た、ていってもすぐに母ちゃんは世話できないよ。
自力でがんばるのだよ。

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こんな仕事をしているので、時々、本当に時々ですが
自宅出産についての考えを聞かせていただいたり、
相談を受けたりします。

かつて私もオランダで自宅出産をしました。
オランダでは助産師とともに出産を迎える人が46%くらい
そのうち自宅出産率が30%くらいです。(2003年ごろまでの統計)

この国の医療体制は日本とは違い、まずはホームドクターにいって相談。
そこで対処しきれない時に専門病院、専門ドクターに紹介されます。

出産も同じで、助産師または産科専門医に紹介されます。
その際の最終決定権は妊婦とその家族。
ですので、両方のリスクを聞いたうえで、選びます。

そして、健診中、何らかのリスクが見出されると、専門病院なりで検査。
その結果、法律上ハイリスク以外は助産師のところで経過をみてもらうことができます。

出産時、リスクが高まれば、すぐに病院なりに搬送。
このリスクについては、かなり細かく決められており、
すべての助産師・医師は熟知し、遵守します。

大丈夫であれば自宅へ戻ることもできるし、そこでお産もできます。
そして搬送時はパトカー先導で行きます。
受け入れを拒否されることはありません。
緊急時に対するベッドは確保されているので。

こういう自宅出産の際の社会システムが整っているのがオランダでしょうか。
(2005年ごろまでの状況です)

それに対して日本で自宅出産する際にはどうでしょう。
社会システムが確立されていない状況ですから、
かなりのリスクを自分自身が覚悟しないといけません。
妊婦さんとそのご家族がお産について勉強し、
正常出産ができるだけの体づくりをする必要があります。
何より、何か起こった時、すぐに対処しづらい状況を選んだ
自分たちにすべて責任があることを自覚する必要があります。

病院でお産するにしても一緒です。
ただ、専門職(医師・助産師)の複数の目で見守られる、
異常な状態になりそうになった時にすぐに専門的に対処される
という点が大きく異なります。

もしも自宅出産を選んだ時
妊娠中から出産時、出産後、よしんば赤ちゃんがなくなるようなこと
妊婦さん本人がなくなるようなことがあったとして
すべてを受け入れる覚悟はありますか?

オランダ人の出産に対する考え方と日本人は現在大きく違う、というのが私の印象です。
オランダでは自然淘汰が起こる、ということを社会が納得している感じ。
流産も必死で抑えようとするよりも、自然の流れをみる、という感じです。
出産ももちろん最善は尽くしますが、それでもなくなることがあったら、
これは仕方がなかった、というようにとらえられている感じがしました。

今の日本はどうでしょう。
出産は無事で当たり前、赤ちゃんは元気に生まれてくるのが当たり前。
もしも途中で何かあったら、それを発見できなかった医療者の責任、
となっていることが多いように思います。
日本も昔は「お産は命がけ」でした。
いつの間に、こんなに考えが甘くなったんだろう、と思います。

自宅出産のもう一つのリスク。
それは、請け手の助産師、提携病院にもあります。
無事に出産が終わるまで、ほとんどの助産師は命をすり減らすように見守ります。
提携病院もかなりの覚悟で受け入れます。

仕事だから当たり前かもしれませんが、
自分の助産師人生、医師人生をかけた見守りになります。
そういったところまで理解した上で選んでいただきたいと
同業者として願っています。

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日々感じることをつづってみようと思って初めて見たブログ。
使い方が今一つわからず、なかなか進められない。

そして、書いた記事についてのご意見なども伺ってみたい、という気持ちが出てきて
このブログに引っ越してみました。

これからもよろしくお願いいたします。

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(あるくまでの赤ちゃん)

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お申し込み・詳細は桑ノ木幼稚園まで