こんにちは kikoです。
12月13日に開催した「すくすくプロジェクトセミナー in 明石」Part1
セミナー中にはたくさんのご質問をいただきました。
ほんとに皆さんの質問が私を助けてくれます。
ありがたい!!
そしてアンケートのほうでもいろいろといただきました。
お伝え出来ることを書きますね。
Q 哺乳時の工夫は?
A 子どもの力を引き出す動作・姿勢でお伝えしました。
左右対称、機能的肢位が保てる姿勢で、左右両側から交互に飲む
口輪筋がしっかりと機能するように、舌骨上筋群が使えるように工夫する など
「新版べびぃケア」の本 P67~70 をご参照ください。
Q おっぱいの出方で赤ちゃんのお口の使い方がかわる、ということはママの身体状況に影響されるということ?
A ママのからだ作りがとても大切。
できたら、妊娠中、もっといえば、妊娠前からしなやかな体を育てていってほしい。
出会ったときからでもできることはたくさんあります。
「新版べびぃケア」の本 P15-48 をご参照ください。
また詳しくは(NPO)母子フィジカルサポート研究会のセミナーにお越しください。
Q 腹ばい姿勢のポイントは?
A 「新版べびぃケア」の本 P86 をご参照ください。
Q 子どもが持つスプーンはどんなのがいい?
A お口の機能が使いやすい形状、大きさ 持ち手が持ちやすいものを選ぶといいです。
Q いすに座って大丈夫な段階は?
A お子さんによりますが、少なくともしゃがんだりたったりが
自分でできるようになって以降かなと観察してます。
Q 子どもが正座でたべることは〇?×?
A 正座は骨盤が安定しやすい=体を支えやすい座り方の一つです。
見守っていいと思います。
他の座り方もするか?左右対称に座るか?をいろんな場面で観察してください。
正座、しかしない としたら、ほかの座位姿勢ではからだが安定しないんだな、と
私はアセスメントしています。
Q 舌の動きは定頸前の赤ちゃんでもある。それと、ずりばい以降で行うものとは違う?
A 口腔機能は巧緻動作です。生まれたばかりの赤ちゃんが指をいろいろ動かしていることと
肩が安定し始めてからの指の動きとは意味合いが違ってきていると思います。
それと同じように、定頸後に行っているずりばいなどの動きに伴う舌の動きは、
自分で口腔機能を使おうとする試行錯誤のきっかけの動きかな?と考えています。
Q 吸い食べをする子どもは どう支援する?
A (実際の食べている様子をビデオでみせていただきました)
よだれもよくでる、ということであれば、お口を閉じる力が弱いと考えます。
とすると、食物がお口に入った後、舌や頬やあごをつかって咀嚼するのに
口腔内が陰圧になりにくく、吸うことで工夫しているのかなとアセスメントします。
まずは、体幹が安定するよう遊びや寝姿勢を日々試し、
食べ方が変化するかを見ていくという方向性を提案します。
Q 知的発達の遅れなどで体の動きが月齢より極端に遅いとき、離乳食の進め方のペースの目安はどうすればよい?
A からだの発達に応じた進め方をしていくことを私はお勧めします。
それと同時に、からだ全体が発達するようアプローチして、成長を待ちます。
このあたりは Part2で一緒に考えていけたらと思います。
以上でした。
皆様、ありがとうございました!!
Part2「姿勢と発達編」は2019年2月14日13時30分からです。
皆様のお越しをお待ちしております。
お申し込みフォーム
https://mailform.mface.jp/frms/mwkiko/o5lqlo3eexfc