2018/02/02 11:20:22
こんにちは きこ です。
1月30日に開催した講習会でいただいたご質問です。
皆さんと共有します。
Q 新生児に行うカップ授乳がむいていないべびぃはどんな感じ?
A まず考えたいのは、なぜ赤ちゃんが直接授乳がしにくいのか?
母側の要因
児側の要因
姿勢と発達の関係から、ここをアセスメントする。
その上で、カップ授乳にするか、いわゆる哺乳瓶にするかを試してみる。
カップのほうが機能が引き出せそうなら、カップ。
哺乳瓶のほうが機能が引き出せそうなら、哺乳瓶。
支援者の観察とアセスメントがとっても大事なのではないかと考えています。
Q 曲がるストローとストレートなストローで機能がどう違う?
A まずはご自身でお口の動きを感じてみてください。
舌の動き、上唇の動きに違いがありませんか?
下唇への圧迫が強いと、下顎がひきさがり、お口の動きが変わると感じます。
Q 赤ちゃんが這う時は、見たいものや人に焦点をあてると思います。
その時舌の位置も微妙にかわりますか。
A 変わる可能性は大いにあると思います。
そういう意味では向き癖などがあり、一方をよく向く赤ちゃんは頭だけでなく舌も左右対称に動いていない可能性があると思います。
いろんな行動を体験できることが、育ちには不可欠、ってことになりますね。
いろんな体験をできる環境を私たちが用意してみて、赤ちゃんが楽しんで遊べたらサイコーです。
Q 運動発達について詳しく勉強できる書籍や研修はありますか?
A まずは教科書です。解剖学、生理学、生化学、発生学。
拙著「おなかにいるときからはじめるべびぃケア」は
一般の人とも話ができる内容ですので、手に取っていただければ嬉しいです。
研修は、母子フィジカルサポート研究会の育児セミナーにお越しください。
育児行動を科学的に考え、対象者のニーズに沿ったアセスメントを考えるセミナーです。
また、今回の企画は第1弾です。
この続きに第2弾、第3弾を考えています。
もしよかったら、ご参加ください。
Q 発達の動きをやりながら舌の動きに注意を向けた時に、私は舌があまり動きませんでした。
動く方が多数派ですか。
A いろんな方にしていただいた今までの経験からは、動きのある方が多いとは言えません。
大人は様々な代償動作を行い、機能を高めていきますので、わからなくても今は困らないと思います。
からだがほぐれると「わかる!」という方が増えます。
Q 「舌の動きが粗大運動の動きを方向付ける/関係が深い(ことがある)」ということでしょうか。
A どちらが影響する、ということではなく、影響しあう、と考えるのが自然かと思います。
からだはひとつなので、どこかのみが影響する、ということは私は考えにくいと思っています。
Q 今日、講座の中で体験した異なる食具で食べてみることや発達の動きを体験しながら舌の動きに意識を向けることなどは、お母さん方も体験されているのでしょうか。
A 実際に、育児サポート楽育の講座でママたちとも一緒に体験しています。
とても楽しそうに、考えあってくださっています。
ブログ記事など参考になさってください。(ブログはこちら)
1月30日に開催した講習会でいただいたご質問です。
皆さんと共有します。
Q 新生児に行うカップ授乳がむいていないべびぃはどんな感じ?
A まず考えたいのは、なぜ赤ちゃんが直接授乳がしにくいのか?
母側の要因
児側の要因
姿勢と発達の関係から、ここをアセスメントする。
その上で、カップ授乳にするか、いわゆる哺乳瓶にするかを試してみる。
カップのほうが機能が引き出せそうなら、カップ。
哺乳瓶のほうが機能が引き出せそうなら、哺乳瓶。
支援者の観察とアセスメントがとっても大事なのではないかと考えています。
Q 曲がるストローとストレートなストローで機能がどう違う?
A まずはご自身でお口の動きを感じてみてください。
舌の動き、上唇の動きに違いがありませんか?
下唇への圧迫が強いと、下顎がひきさがり、お口の動きが変わると感じます。
Q 赤ちゃんが這う時は、見たいものや人に焦点をあてると思います。
その時舌の位置も微妙にかわりますか。
A 変わる可能性は大いにあると思います。
そういう意味では向き癖などがあり、一方をよく向く赤ちゃんは頭だけでなく舌も左右対称に動いていない可能性があると思います。
いろんな行動を体験できることが、育ちには不可欠、ってことになりますね。
いろんな体験をできる環境を私たちが用意してみて、赤ちゃんが楽しんで遊べたらサイコーです。
Q 運動発達について詳しく勉強できる書籍や研修はありますか?
A まずは教科書です。解剖学、生理学、生化学、発生学。
拙著「おなかにいるときからはじめるべびぃケア」は
一般の人とも話ができる内容ですので、手に取っていただければ嬉しいです。
研修は、母子フィジカルサポート研究会の育児セミナーにお越しください。
育児行動を科学的に考え、対象者のニーズに沿ったアセスメントを考えるセミナーです。
また、今回の企画は第1弾です。
この続きに第2弾、第3弾を考えています。
もしよかったら、ご参加ください。
Q 発達の動きをやりながら舌の動きに注意を向けた時に、私は舌があまり動きませんでした。
動く方が多数派ですか。
A いろんな方にしていただいた今までの経験からは、動きのある方が多いとは言えません。
大人は様々な代償動作を行い、機能を高めていきますので、わからなくても今は困らないと思います。
からだがほぐれると「わかる!」という方が増えます。
Q 「舌の動きが粗大運動の動きを方向付ける/関係が深い(ことがある)」ということでしょうか。
A どちらが影響する、ということではなく、影響しあう、と考えるのが自然かと思います。
からだはひとつなので、どこかのみが影響する、ということは私は考えにくいと思っています。
Q 今日、講座の中で体験した異なる食具で食べてみることや発達の動きを体験しながら舌の動きに意識を向けることなどは、お母さん方も体験されているのでしょうか。
A 実際に、育児サポート楽育の講座でママたちとも一緒に体験しています。
とても楽しそうに、考えあってくださっています。
ブログ記事など参考になさってください。(ブログはこちら)
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