2012/03/18 10:48:39
こんにちは、kikoです。
昨日から雨が降っていますね。
ひと雨一雨温かくなっていって、春がやってきます。
春への準備はもうすでに始まっているんですね。
昨年にみつけた興味深いMLがあります。
--「仕事のヒント」神田昌典365日語録--
毎日朝8時に、一言メッセージが届きます。
神田昌典氏、全く初めてであった人ですが
言われていることが気になって、本を買ってみました。
そして、このMLを登録しました。
結構ひびいてくるんですよね。
忘れちゃうんだけど、後から読みなおしてそうだったな、と感じたりしています。
今日のは、これ。
――――――――――
キーワード:
購買判断基準はお客がもっているものではなく、
あなたが教えるものである
解説:
お客は、いったいどんな商品を
選んでいいのか分からない。
だから価格の安いものを選ぶ。
なぜなら価格は最も分かりやすい購買判断基準だからだ。
あなたが、価格に変わる購買判断基準を教えたとき、
会社の利益は飛躍的に伸び始める。
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その通りだよね。
価格はとても大きな判断基準になるけれど
その中に自分のほしいものがどかんとあったら
高くても買うよね。
私もケアをさせていただいて対価をいただいています。
その金額は決して安いものではないけれど
きてくださる妊婦さんやママやべびぃ、そしてご家族が
自信を持って生活していく具体的方法をお伝えしていこうと思っています。
ひとつでもいいから持って帰っていただきたい
と思っています。
特に赤ちゃんとのおつきあいは
お腹の中からはじまっています。
産まれてきてからはより一層
具体的な関わりとなってきます。
この人生の最初を赤ちゃんも、ママもパパも
試行錯誤しながら、探りながら
暮らしていくことが大事だということを意識しているだけで
生活はかわってきます。
将来にも影響してきます。
子どもが独立する頃までを見据えたケア
これがべびぃケア、であり、母子フィジカルサポートです。
母子フィジカルサポートの価値ってなんだろう?と考えると
「普通」の助産師が「普通」に行う「やさしい」ケアが
具体的に展開できること
技術はいろいろと知っていていい。
それは対価を戴く以上、必要なこと
それを相手に提供させていただくとき
相手にとって必要なものなのか、を自分の判断だけでなく
相手を中心として考える習慣が必要。
それが相手の安全に貢献できるか
それが相手の安楽に貢献できるか
それが相手の自立に貢献できるか
なんだと思っています。
簡単なようで、難しいことです。
これって、私が学生時代、初めて教わったことから変わっていません。
大学1年?2年?のとき
「科学的看護論」を展開していた薄井坦子教授から
「看護とは、生命力の消耗を最小にするよう生活過程を整えること」
という看護の本質のもと
「身体的精神的社会的に安全安楽自立した生活を送れるよう援助すること」
という大目標を最初に教わりました。
私が看護目標をたてるときは
今でもこの言葉を最初に書いてそれから考えています。
そして、これをするためのツールとして忘れられないのが
<対象の言動状況:看護婦の認識:看護婦の表現>を記述するプロセスレコード
基礎看護は、もうこれに終始していました。
苦手だったけど、私の中にしみ込んでいると思います。
さらに
看護は、看護婦が患者を見たとき、その看護婦がその患者にどのようなケアが
必要だと判断するかによって営まれていく仕事
医師も同じく、その患者にどのようなキュアが必要だと判断するかによって
営まれていく仕事
学生の時の教育ってほんとに一生に影響しますね。
卒業して27年もたったからこそ、わかる価値かもしれません。
そういう意味で臨床で活躍している助産師さんに
いつでも帰ってきていただきたい
そんな団体になりたい、なろうとがんばっているのが
私が所属する
(NPO)母子フィジカルサポート研究会
です。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
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