2011/09/03 13:50:27
こんにちは、kikoです。
昨日からじわじわと近づいてくる台風。
今かなり風も雨も強くなってきました。
皆様のところは大丈夫ですか?
さてさて、今日は母乳ケアについて。
私は助産師ですので、母乳ケアについてもプロ!
のはず。
先日も御相談を受けました。
「どうもつまったようですが、母乳ケアも身体のケアと一緒にしてもらえますか?」
はいはい、大丈夫ですよ。
でも、通常の乳房マッサージのイメージできてくださると
期待を裏切ってしまうので
説明しますね。
私が母乳ケアをするときは
乳房の状態を確認します。
身体ケアを提供します。
たいていこの時点でトラブルはほぼ解消。
仕上げに赤ちゃんに飲んでもらっておしまい。
その間、おっぱいに直接アプローチすることは
ほぼありません。
身体ケアの最中にしこりはとれていくので。
最後に状態の再確認をします。
先日、来られた方。
産後1か月ごろに一度乳腺炎を経験。
今回も同じ場所。
前日38度まで熱がでて、飲ませているうちに熱はさがったそうです。
見せていただくと、上方外側にしこりあり。
そのしこりは第4肋骨の上。
たどって胸椎4番をさわると「いった~~い!!」
そうなんですね。
つまってるところの下の肋骨、とそれと関節でつながっている胸椎のこわばりが
乳腺トラブルと大いに関係します。
で、さらにそのつながりを探します。
乳腺組織とよく似た組織は肺胞。
発生学上、この両方は内胚葉から発生しています。
肺と同じ発生ばしょは、消化器。
なので、消化器系でこわばってるところが犯人になることがほとんど。
ありましたよ。ちゃんと。真犯人。
そこがほぐれると、おおまかな痛みとしこりはなくなりました。
それでも乳腺の結合組織近くのしこりがどうしてもとれない。
そこで、肩回しを提供。
すっきりなくなっちゃいました。
赤ちゃんにすってもらわなくてもOKでした。
2日位は、用心したいので
多少食べ物に気をつけること
肩を良く動かすこと
骨盤ケアをしっかりやること
赤ちゃんほぐして、上手に飲んでもらうこと
必要なら授乳直前、直後に搾乳をすること
をお伝えしました。
おっぱいがうまくいくために
食事を一生懸命気をつけたり
授乳時間を目覚ましをセットしてまで3時間ごとにあげたり
聞いてるだけでつらくなりそうなケアをされている方もいらっしゃいます。
でも、本来は健康な身体であれば生理的現象としてあるべきもの。
普通に生活していれば、OKなはずです。
でも、普通に生活できていない。
だっこがうまくいかないような肩周りの動きにくさをかかえていたり
自分の身体を自力で支えられない骨盤だったり
そんな状態ではおっぱいの調子だって狂います。
私のおっぱいケアのモットーは
あげっぱなしにできるおっぱい
あかちゃんがほしいときに、ぐわっとわいてきて
ごくごくのんだあとは
すっきりして
何の手入れもいらないおっぱい
食事もバランスよくを心がけるくらいで大丈夫なおっぱい
多少飲む間隔があいても、短くても適応するおっぱい
それには、身体づくりがやっぱり大事だと思います。
そして、生理的現象ですから
自分でやれます。
週に何回もプロの所に通わないとだめだとしたら
それは、自分にあってないケアだと思います。
楽チン育児をめざしたいよね。
昨日からじわじわと近づいてくる台風。
今かなり風も雨も強くなってきました。
皆様のところは大丈夫ですか?
さてさて、今日は母乳ケアについて。
私は助産師ですので、母乳ケアについてもプロ!
のはず。
先日も御相談を受けました。
「どうもつまったようですが、母乳ケアも身体のケアと一緒にしてもらえますか?」
はいはい、大丈夫ですよ。
でも、通常の乳房マッサージのイメージできてくださると
期待を裏切ってしまうので
説明しますね。
私が母乳ケアをするときは
乳房の状態を確認します。
身体ケアを提供します。
たいていこの時点でトラブルはほぼ解消。
仕上げに赤ちゃんに飲んでもらっておしまい。
その間、おっぱいに直接アプローチすることは
ほぼありません。
身体ケアの最中にしこりはとれていくので。
最後に状態の再確認をします。
先日、来られた方。
産後1か月ごろに一度乳腺炎を経験。
今回も同じ場所。
前日38度まで熱がでて、飲ませているうちに熱はさがったそうです。
見せていただくと、上方外側にしこりあり。
そのしこりは第4肋骨の上。
たどって胸椎4番をさわると「いった~~い!!」
そうなんですね。
つまってるところの下の肋骨、とそれと関節でつながっている胸椎のこわばりが
乳腺トラブルと大いに関係します。
で、さらにそのつながりを探します。
乳腺組織とよく似た組織は肺胞。
発生学上、この両方は内胚葉から発生しています。
肺と同じ発生ばしょは、消化器。
なので、消化器系でこわばってるところが犯人になることがほとんど。
ありましたよ。ちゃんと。真犯人。
そこがほぐれると、おおまかな痛みとしこりはなくなりました。
それでも乳腺の結合組織近くのしこりがどうしてもとれない。
そこで、肩回しを提供。
すっきりなくなっちゃいました。
赤ちゃんにすってもらわなくてもOKでした。
2日位は、用心したいので
多少食べ物に気をつけること
肩を良く動かすこと
骨盤ケアをしっかりやること
赤ちゃんほぐして、上手に飲んでもらうこと
必要なら授乳直前、直後に搾乳をすること
をお伝えしました。
おっぱいがうまくいくために
食事を一生懸命気をつけたり
授乳時間を目覚ましをセットしてまで3時間ごとにあげたり
聞いてるだけでつらくなりそうなケアをされている方もいらっしゃいます。
でも、本来は健康な身体であれば生理的現象としてあるべきもの。
普通に生活していれば、OKなはずです。
でも、普通に生活できていない。
だっこがうまくいかないような肩周りの動きにくさをかかえていたり
自分の身体を自力で支えられない骨盤だったり
そんな状態ではおっぱいの調子だって狂います。
私のおっぱいケアのモットーは
あげっぱなしにできるおっぱい
あかちゃんがほしいときに、ぐわっとわいてきて
ごくごくのんだあとは
すっきりして
何の手入れもいらないおっぱい
食事もバランスよくを心がけるくらいで大丈夫なおっぱい
多少飲む間隔があいても、短くても適応するおっぱい
それには、身体づくりがやっぱり大事だと思います。
そして、生理的現象ですから
自分でやれます。
週に何回もプロの所に通わないとだめだとしたら
それは、自分にあってないケアだと思います。
楽チン育児をめざしたいよね。
PR