なんだか大型台風がやってくるようですね。
昨日までは長野県諏訪にいて、暑かったのですが
今朝は朝から風混じりの雨。
明日は姫路でべびぃ講座なのに、不安だな~~
でも、天気に負けずにいくぞ、お~~~!!
さて、この週末は諏訪のほうで、セミナーでした。
そこはある病院なのですが、なんと一人の助産師さんが
これいい!!って2年前に想ってくださって
仲間に伝え、それが成長して今回の企画となりました。
もう、責任重大です。
ちゃんと伝えられるのか、日々の業務の中で生かしていただけるのか
相当背中がしゃんと伸びてた、と思います。
いつも真剣にやってますけど、
業務に取り入れてもらえるかどうかがかかっているのが
明確にみえてると、緊張します~~~
でも、気負っても仕方がない。
私は私がつかんでいるものを、精一杯お伝えするだけです。
ここのスタッフさんたち、本当にレベルが高い。
チームナーシングができていることが自然に現れてくる。
なので、質問も高度。
いや、今ここまでしゃべっていいのか?
でも、質問されたんだから答えなくちゃ、でかなりいろんなことを提示してしまいました。
私は、一方的に話して終わり、は好きじゃないので
できるだけ受講生さんの中から答えが出るようにしたい。
うまくふれたかわからないけれど、活発にやっていただいたので
最低限のラインは何とかなったかな~~と思います。
これは、私一人の力じゃありません。
もう一人のスタッフ、おしょさんにものすごく助けてもらいました。
初めにミーティングをし、途中でやり、終了後にもやり。
翌日の作戦も立てました。
本当にありがとう。
受講生さんからの質問
「子宮が下がってる、とか聞くと、どっきりする。自分が悪かった?と思うような気がする」
との問いに、おしょさんが
「たとえば入院中の人だと、すでにDrから頚管長が短い、とか下垂してる、って聞いてますよね」
との一言。
そしたら、師長さんが
「その人がどこまで知ってるか、どんなシチュエーションかで違うよね」と貴重なご意見。
ここのチームワークは本当にすごいのです。
なので、私、司会しとけばいい状態になりました。
これを引き出すのには、要所要所の何気ない、さりげないエッセンスが重要だなあと思いました。
さて、本日はうってかわって受講生側。
ファシリテーション協会主催の「講師トライアル」
内容は、案内でいただいたメールをぱちりまする。
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■□■講師トライアルとは?
FAJの公開セミナーで講師を務めたいと思っても、
「はい、どうぞよろしくお願いいたします」というわけにはいきません。
・ファシリテーションの基礎スキルに関する知識
・それに枝葉をつけて解説できるだけの自分の経験
・一方的に解説するのではなく、受講者とやり取りしつつ、
皆から意見を引き出してセミナーを進めていく力量
・大事なポイントを簡潔明瞭に説明できる力
・受講生から質問への対応力
・皆が参加しやすくなるような、その人がかもしだす雰囲気
・セミナー運営スタッフと協力し合って、セミナーを進めていく協働のマインド
等が求められます。
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本当にこの通りです。
参加してみたらば、大御所ばかり。
もうびびりましたね。緊張してました。ずっと。
でも、得るものは大きかったです。
仲間を増やしたい、伝えられる人を増やしたい
と同時に
資材と自分の時間をつぎ込んできてくれる人が仲間になるかどうかは
講師次第。
プロとしてやろうと思えば、この位のハードルはこえなくちゃいけません。
わたし、これと同じようなことをうちの会でしてもらったとして
最後まで息してられるかな~~~
不安ですが、やってもらいたいな、と思います。
自分で自分を律するのも大事ですが、
人にいわれないとわからないことって本当に多い。
そして、いう人のほうが実は大いなるスキルが求められる
ということも今日わかりました。
セミナーを行うには、台本(レジュメ)があり
それからそれることをすると、受講生が混乱する
でも、その内容をいかに講師(役者)が噛み砕いて伝えるか
それをするからこそ、生身の講師が受講生と対峙しながら行う意味がある
この3日間、真反対の立場を経験して想いました。
さあ、次に講師をさせていただくとき
私は受講生の皆さんに何をお渡しすることができるだろう
怖いような不安なような
でも
それ以上に
楽しみでもあります。
皆様、よろしくお願いいたします。