2011/05/15 09:20:11
おはようございます。kikoです。
昨日は、日本ファシリテーション協会の定例会。
久しぶりに参加してきました。ワークは3つありました。
「硬い頭を打ち破れ!」~ほんとは怖いブレーンストーミング
「カードファシリテーション」
「日本一受けたいFAJ理科授業」~科学的合意形成に挑戦!~
理科の授業。
日常値から科学値へ。
なんとなく気になるタイトル。
FJは現在名古屋の校長先生。もとは理科の先生。
ブレーンストーミングかこれかで悩んだけれど、ブレストはまた受けられるだろう。
科学値は現在、悩んでいるレジュメづくりになんかつながりそう、ってわけで
理科の授業にしました。
最初、グループ分け。
中3の時点で理科が好きだったかどうかと、現在の仕事に理科度がどのくらいあるかを
グラフに各自記載。
似たあたりの人たちが背の順に並んで、番号の所に座る。
(背の順に並ぶなんて何十年ぶりだろ)
一枚の紙が渡される。
その問題について答え、これかな?を探し、その理由と自信度を記入。
それをもとにグループで話し合う。
テーマは「力の働き」
話しあううちに、すんごい感じたこと。
物事を皆で共有して話し合う過程って、数式だな~~。
ややこしいことをくだいて分解して単純化して数式で表すと
皆の共通認識になって納得するな、ってこと。
なんかインド人が数学と哲学に強いのが、よくわかると思った。
その際に、物が机の上にあるって、どういうこと?ってのがあった。
「これをつりあげるのは重力にさからって持ち上げる力が働いてるからでしょ」
「ちょうどどまる位置でかかる力が重さでしょ」
って、もろっちょ理系の人が説明してる。
ん???
「あの~~~~、ものの重さって物が地球の重力から離れるために必要な力のこと?」
「??そうですよ」
え~~~~~!!
そんな単純なことだったんかい!!!
宇宙空間、つまり無重力空間ではものの落下速度はその物体の重量に影響されずに一定、っていうの、みなさん、覚えてません??
それとか、物のスピードは重さとは関係ないってのもありましたよね。
私はこれがわからなくて、どうしてもわからなくて
だから、中学の時、どれだけ勉強しても物理系と電気系はほぼ0点だった・・・・・・
だって、ねえ。
目の前でその結果はおこらないじゃあないですか。
電気、見えないし。
磁石とか使って実験しても磁石は見えても電気見えないし。
無重力なんて体験したことないし。
これ、きいたら、単純じゃん!!!
で、どうして単純に離解ができたかを後で振り返ってみました。
つまりこれが日常値と科学値なんですよね。
日常的に見える現象は、いろんなものが混ざっている。
今回の例でいえば、力とエネルギーが混ざってる。
で、それをひもといて、今回は力に注目した。
この合意のもとに、どう全員が納得するか、をつきつめた。
納得しずらい人に納得してもらおと思ったら、あらゆる角度からの
説明や実験が必要となる。
その人のもつ体験に、はまるようなものを例として提示する
という作業がある。
この切り離していく作業の合間に、
私自身の中に「力」ってものがすとんとはいってきた。
それと目の前の実験が結びついて
「え~~、重力ってそうだったのか!!」になったわけでした。
理科の学習目標
「科学的な合意形成に取り組むことで
科学的な思考、態度、表現力を鍛える」
なんで中学の時、理科の先生はこういう授業をやってくれんかったんかな!!
そしたら、私は物理苦手じゃなくなって、今頃物理学者だったかもしれないぞ!!
それはうそ。
でも、少なくとも物理苦手じゃなくなって、数3とれたぞ。
私の高校の時、高2になるとき、進路に応じたクラス編成でした。
理系は数3と物理1.2、科学1.2、文系は数Ⅱと生物1、科学1だった。
私が受験しようとした大学は、数2と生物1.2と科学1.2
もしくは数2と物理1.2と科学1.2だったかな?
わたしゃ、物理苦手なばっかりに、独学で生物2と科学2をやったんだぞ!!
おまけに、途中で血迷った獣医学科。数3必要だったから、あきらめたんだぞ!!
(過去問やってみたが、よ~~わからんかったのが大きな理由ではある)
別に今後悔は、まったく、ない。
でもね~~~、今日みたいな授業、自分で納得する授業を治験していれば
私の運命、違ってたかもしれないんだぞ!!!!
先生、って職業はかように責任の重いものなのでした。
昨日は、日本ファシリテーション協会の定例会。
久しぶりに参加してきました。ワークは3つありました。
「硬い頭を打ち破れ!」~ほんとは怖いブレーンストーミング
「カードファシリテーション」
「日本一受けたいFAJ理科授業」~科学的合意形成に挑戦!~
理科の授業。
日常値から科学値へ。
なんとなく気になるタイトル。
FJは現在名古屋の校長先生。もとは理科の先生。
ブレーンストーミングかこれかで悩んだけれど、ブレストはまた受けられるだろう。
科学値は現在、悩んでいるレジュメづくりになんかつながりそう、ってわけで
理科の授業にしました。
最初、グループ分け。
中3の時点で理科が好きだったかどうかと、現在の仕事に理科度がどのくらいあるかを
グラフに各自記載。
似たあたりの人たちが背の順に並んで、番号の所に座る。
(背の順に並ぶなんて何十年ぶりだろ)
一枚の紙が渡される。
その問題について答え、これかな?を探し、その理由と自信度を記入。
それをもとにグループで話し合う。
テーマは「力の働き」
話しあううちに、すんごい感じたこと。
物事を皆で共有して話し合う過程って、数式だな~~。
ややこしいことをくだいて分解して単純化して数式で表すと
皆の共通認識になって納得するな、ってこと。
なんかインド人が数学と哲学に強いのが、よくわかると思った。
その際に、物が机の上にあるって、どういうこと?ってのがあった。
「これをつりあげるのは重力にさからって持ち上げる力が働いてるからでしょ」
「ちょうどどまる位置でかかる力が重さでしょ」
って、もろっちょ理系の人が説明してる。
ん???
「あの~~~~、ものの重さって物が地球の重力から離れるために必要な力のこと?」
「??そうですよ」
え~~~~~!!
そんな単純なことだったんかい!!!
宇宙空間、つまり無重力空間ではものの落下速度はその物体の重量に影響されずに一定、っていうの、みなさん、覚えてません??
それとか、物のスピードは重さとは関係ないってのもありましたよね。
私はこれがわからなくて、どうしてもわからなくて
だから、中学の時、どれだけ勉強しても物理系と電気系はほぼ0点だった・・・・・・
だって、ねえ。
目の前でその結果はおこらないじゃあないですか。
電気、見えないし。
磁石とか使って実験しても磁石は見えても電気見えないし。
無重力なんて体験したことないし。
これ、きいたら、単純じゃん!!!
で、どうして単純に離解ができたかを後で振り返ってみました。
つまりこれが日常値と科学値なんですよね。
日常的に見える現象は、いろんなものが混ざっている。
今回の例でいえば、力とエネルギーが混ざってる。
で、それをひもといて、今回は力に注目した。
この合意のもとに、どう全員が納得するか、をつきつめた。
納得しずらい人に納得してもらおと思ったら、あらゆる角度からの
説明や実験が必要となる。
その人のもつ体験に、はまるようなものを例として提示する
という作業がある。
この切り離していく作業の合間に、
私自身の中に「力」ってものがすとんとはいってきた。
それと目の前の実験が結びついて
「え~~、重力ってそうだったのか!!」になったわけでした。
理科の学習目標
「科学的な合意形成に取り組むことで
科学的な思考、態度、表現力を鍛える」
なんで中学の時、理科の先生はこういう授業をやってくれんかったんかな!!
そしたら、私は物理苦手じゃなくなって、今頃物理学者だったかもしれないぞ!!
それはうそ。
でも、少なくとも物理苦手じゃなくなって、数3とれたぞ。
私の高校の時、高2になるとき、進路に応じたクラス編成でした。
理系は数3と物理1.2、科学1.2、文系は数Ⅱと生物1、科学1だった。
私が受験しようとした大学は、数2と生物1.2と科学1.2
もしくは数2と物理1.2と科学1.2だったかな?
わたしゃ、物理苦手なばっかりに、独学で生物2と科学2をやったんだぞ!!
おまけに、途中で血迷った獣医学科。数3必要だったから、あきらめたんだぞ!!
(過去問やってみたが、よ~~わからんかったのが大きな理由ではある)
別に今後悔は、まったく、ない。
でもね~~~、今日みたいな授業、自分で納得する授業を治験していれば
私の運命、違ってたかもしれないんだぞ!!!!
先生、って職業はかように責任の重いものなのでした。
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