忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



おはようございます。kikoです。

今日は機能と打って変わって春日和ですね~~
朝、犬のさんぽにいきましたが、あたたかかったです。
これからしばらく気持ちいい日が続きますね。

昨日は地域によって随分と天気が違っていたようです
出かけていた住吉はお昼過ぎまで大雨。
午後2時前にはすかっと晴れて、お日様がきらきら
夕方帰ってきたら、みぞれまじりの雨で、さむっ!!

そんな中、昨日、コラボ講座
「赤ちゃんをまぁるく抱っこしよう」第3回を無事終了しました。
今回は8組の親子さんで、ゆったりとした中で行うことができました。

第3回は今までの2回をふまえて、手で抱っこしているそのままにスリングにいれてみよう、でした。

最初に「受講前と後で変わったこと」を教えていただきました。
教えてくださった内容が、具体的になり、赤ちゃん寝るようになったとか、
赤ちゃんにとってOKのときは、ニッと笑う、とか
今まで一人遊び好きなんだと思ってたけど、スリングいれるようになったら甘えてくれるようになってきた
とか
いっぱい教えてくださいました。

何よりもママたちの表情が大きく変化していました。
これは毎回感じるのですが、1回目よりも2回目、3回目とどんどん表情が変わっていかれます。
この子が私の、私たちの子、です、って自信があふれてくる感じでしょうか。

ちょっと心配なことがあって、リスク回避のためにスリングはお休みしていた、とか
ちゃんと赤ちゃんの健康を考えた行動もとっていらっしゃったり。

とても安心する場面でした。

講座では、だっこの復習をして、スリングをがっつりと練習します。

しっかりとスリングを練習して、入れ方をマスターしたい人
スリングよりも、どうやったら赤ちゃんの力が抜けるか、どうだいたらOKかを
探すことが優先される親子

それぞれの目的に従って2時間半をたっぷりと使っていただきました。

本日は春休み、ということもあり、7歳と4歳のお姉ちゃんも参加。
なおさんにスリング入れてもらって、満喫してました。

ママはしっかり育児されてますよね、っていうなおさんの言葉にほろり。
3人目のベテランママでも、不安なんですね。

最後は皆で笑顔でお別れしました。

次は、4月9日、16日に大阪でコラボ講座を行います。
「赤ちゃんをまぁるく抱っこしよう講座」

ママやパパや赤ちゃん、助産師・看護師・保健師・保育士さん
どんな方でも赤ちゃんのまぁるい抱っこに興味のある方なら参加OKです。

連絡先は、なおさんのところ
slas.sling.kousyukai@gmail.com

一緒に楽しみましょう!!

拍手[1回]

PR


こんにちは、kikoです。
さる3月5日に開かれましたコープ神戸講座
第1回、無事終了いたしました。

集まって下さったママと赤ちゃん、ありがとうございました!!

今回は8組。
生後1カ月、4カ月3人、7、8,11カ月,1歳
さまざまな発達段階の赤ちゃんとママがきてくださいました。

皆さん、いろいろと気になる所をお持ちです。
まずは抱っこをしていただきました。
赤ちゃんがどこを支えたら力が抜けるか、を探してみよう、というお題で
支えているポイントを何となく確認。

そのままお互いに自己紹介タイム。
二人一組で自己紹介時、赤ちゃんの素敵な所、可愛い所を2つ相手に伝える
次の相手には、違う2つを伝える

皆さん、思った以上に話し込まれ、こちらで次のペア探しの声をかけさせていただきました。

様子を見ていると、無意識にでも話しながら
赤ちゃんが楽チンになるように、抱っこを直しているママばかり。

結構、疲れた所で、一回説明。
そして、抱きづらい所がほぐれて楽チンになるといいね~~体操。

お歌に合わせて、お尻の体操、肩の体操、そして腹ばい遊びをやってみました。

そして、再度だっこです。
さっきより、抱きやすい、かな?

抱き上げ、抱き下ろし、の練習
授乳時のポイント
寝るときの工夫

とその場に応じてやっていただきました。

工夫も首座り前と後では変わってきます。
首座って、動く赤ちゃんたちは、飛行機遊び
パラシュート誘導の遊び
お馬さん遊び

すんごい喜んでました。

ほんとに基本の基本の育児技術ですが
具体的に手順を知ることで
赤ちゃんが変わり
ママが変わっていかれます。

最後になおさんに、すりんぐに楽チンに入れてもらって終了

来週は、今回の復習ともうちょっと積極的に体ほぐし遊びをしたいな。

スリングに入って緩みもするけれど
同じ格好でずっといるので、しんどい所も出てくる
そこをほぐしてあげると、もっと楽チン

それを覚えていただこうと思います。

今回の講座には、我が長女が参加。
彼女は心理系を勉強していて、もともとあかんぼすき。
私はエネルギッシュななおさんにも会わせたくて誘ってみました。

ついてきて、ちゃんと皆さんにもご挨拶させていただき
赤ちゃん、抱っこもさせてもらっていました。

「あ~~~乳幼児の発達やってる頃に、きたかったな~~」
狙いどおりです。

ちょっと勉強していると、とてもおもしろい教室ですね。

なおさんに、いっぱいいろんなことを教えてもらっていました。

若者はこうやって先輩に教えてもらいながら育っていくんだよね。

次回は用事があって参加できません。
残念。

今回1回でまあ、よしとしましょう。

将来がちょっと楽しみな私でした。

拍手[3回]



こんにちは、kikoです。
昨日からごっつい雨で、もうすぐ春が来るのかな、という感じですね。
昼から気温はあがらず、夕方になるとやっぱり冷えてきます。

そんな一日の仕事のはじめは
新生児訪問。

はじめてのママと2人目のママにお会いして来ました。

はじめてのママはおばあちゃんがご一緒でした。
とても落ち着いて育児をされていました。
おばあちゃんは初孫ということで、
「もう年やし、よくわかりませんの。
この子がやりやすいようにやったらいいわと思ってるんです」

ああ、このおばあちゃんにしてこのお母さんの落ち着きとおっとりだな~~とほのぼのしてました。

でも赤ちゃん、顔色が今一つ
おっぱい1時間~1.5時間 最近うんちが2日に1回です、と。

だっこさせてもらいました。
かたっ!!

「タッチして足で突っ張るのが好きなんです~~けらけら笑うんです」
と。

これだけ緊張してたら足突っ張って腰楽にしたいだろうな、というのは
私の心の中のアセスメント

どんな抱っこが好きか、どうやって足でつっぱるのかやってもらって
原因、たぶんこれだな、と思いました。

空中に体が浮く時、頭が支えられてない
それに耐えようとして背中から首にかけてぐ~~んと力を入れています。

バウンサーにのっていたので足を支える
ふわんと力が抜ける
そのまま下半身体操してみる
にこにこ喜んでる

「うわ~~楽しそう」
そこで、体の力が抜けて楽かな~~
こうやって運動するとうんちよくでるようになりますよ~~
と翻訳してみました。

ママの中にすとんと入った様子
そこで、抱っこの時に頭ぐらぐらしないようにしてみましょうか。
と具体的にママの行動を修正する

そうか~~と試される

それを横で見ていたおばあちゃん
「もうちょっと上を支えてみ。その方が安全じゃない?」
と声掛けが出てく

おばあちゃん、いろいろ気になってたんですね
でも、それがいいのかどうか自信がない
で、横で見守っていた
なので、観察はすごく鋭い
具体的にポイントをつかんだことで
きになっていたことをいえるようになったのかな、
と思いました。

そうやってママとおばあちゃんが交互に抱っこしているうちに
赤ちゃん、どんどんやわらかくなっていきました。
力が抜けて眉間のしわも取れたよ。

これからも大事に「やさしく」育ててあげてくださいね

どうしたらいいかわからない、とお迷いの方
mamaルーム杉上におこしくださいませ。

拍手[0回]



こんばんわ、kikoです。
今日は寒かったです~~~~
指先が凍っちゃいました。

今日は、なおさんが行う吹田市のスリング講座におじゃましていました。

朝10時スタートなので、8時の電車で出発!!
吹田市青少年クリエイティブセンターの入り口にはでっかい看板!!
吹田市、すんごい力入れてるんだな~~

午前中15人。午後23人?
たっくさんの赤ちゃんたちが集合。

久しぶりになおさんの講座を見学して
またまた進化していることを確認。

さすが!!毎日2講座も3講座も展開しているなおさん。
どんどんシンプルになり、どんどんクリアな言葉になっていってます。

見学しつつ、できるところだけお手伝い。

ママたち、ほんと体動きにくいねえ。
赤ちゃんたち、そのママに合わせるようにすごしてます。

えらいねえ。

すんごいどきっとするような赤ちゃんの扱いをする人もあって
話しをさせていただきました。

赤ちゃんのこと、とてもかわいいし、大事にしたい
どうやったらいいかがわからない、ということのようでした。

今じゃあ、病院で適切なだっこができる助産師、看護師も少なくなっていますので
申し訳ない限りです。

このなおさんと
3/5、19,26の3週にわたり
コープ神戸生活文化センターにて
べびぃケア&スリング教室
をコラボでやります。

ここでは、赤ちゃんのだっこや寝かせ方、あやし方を通して
赤ちゃんへの「やさしい」ケアと
それをするためのママの体作り

を私が担当してお伝えし

なおさんが、
スリングの使い方を行う

という大変ぜいたくな講座です。
(自分で言うのもなんですが)

今までに4回ほどやらせていただきましたが
1週目にこられたママたち
2週目には違う人になって
赤ちゃんへの自信にあふれたママに変身されます。

赤ちゃんをどう扱っていいかわからない
そって困ってる
おっぱい離さなくて困ってる

っていう人は。集合です。

まだ余裕があります。

お申し込みはお早めに

拍手[1回]



こんばんは、kikoです。
今、なが~~のを書いたのに、
ちゃんと投稿できず、消えてしまった・・・・・
ショック\(◎o◎)/!

気を取り直して、再挑戦だ

今日は健診でした。
実は昨年秋よりシステムが変わり
赤ちゃんたちに接する密度が減りました。

まあ、でも決まったことなので仕方ない
今の状況の中でやれることをするしかありません。

問診は机を挟んで、問診表の中身を確認するだけ
「はやいですね~~」
と隣の若い保健師さんにいわれたけど・・・・・
だって、引き延ばしていろいろ聞いても仕方ないじゃんね。

中には、抱っこがしづらいそりかえる
など気になることを書いている方もいらっしゃいます。
そういう場合は、持ち物をしまうときに
赤ちゃんを抱きとります。

そして、リラックスできるように抱いてみる

こういう感じが好きみたいですよ
あら、落ち着いてる

でも、ママは次の部屋にいくために
荷物をもって赤ちゃん抱っこしないといけない

練習してリラックスだっこができても
荷物をもったら、
また、ぐしゅ。

あ~~あ

Drの診察が終わると最後保健師が結果説明。

ここのお部屋は畳の部屋なので
赤ちゃんを着替えさせたりして、
ママもリラックス

この場では、畳の上なので
赤ちゃんの遊ばせ方や、ほぐし方、抱っこの仕方と
お伝えできます。

そして本日はエルゴがたくさん。
雨の日や寒い日はだっこひもが便利だよね。
以前はビヨルンが多かったけど
この頃はエルゴが多い

赤ちゃんが着替えの間待っていると
隣で、ぎゃん泣きの声が聞こえる

みると、エルゴに赤ちゃんをいれているけど
足がひっかかり、変に荷重がかかって泣いている

ちょっと手伝いに行く
足の位置を直し
お尻をくりんとママの方へ丸めこむ

あばれなくなる

しhばらくしてみると、足の向きがつらそう
足の向きを説明する

泣きやむ

あごがひけすぎているのでその補正

すこんと寝た

ママ友と話してる声が聞こえる
「え~~そんなに丸くなったんだ」
「体やわらかいねえ」

耳ダンボの私は、にや。

リーメンをつけてる赤ちゃんもいました。
これは股関節脱臼の際に使われる整復用具。
考え方はいろいろですが、私は
水野病院の鈴木先生の考え方が一番しっくりくる
http://www7a.biglobe.ne.jp/~orthopedics/DDHRB.htm

ママは心配そう。一生懸命足をひろげた抱っこをしている
今の抱っこだと、まだ工夫の余地はあるな。
お尻をくりんとママの方へ向ける
腕をまわして赤ちゃんの首から背中全体を支える

まま

って顔をした

赤ちゃんがすこんとママの腕の中で力が抜けた

この赤ちゃん、股関節脱臼と反対側への向き癖がある
これが改善すると脱臼はかなり変わってくるだろうな

整形外科でそのあたり説明をうけているかどうかはわからなかった

今までほどいっぱいべびぃケアをお伝えすることはできないけれど
それでも
ちょっとした場面で
べびぃケアを取り入れると
赤ちゃんも、ママも楽になる

赤ちゃんの気持ちよさをいっぱいさがしていけるといいですね

拍手[0回]



古川聡(JAXA宇宙飛行士)
 
地球帰還当日、気分は最高だが身体はまるで軟体動物のよう。身体の重心がどこだか全く分からず、立っていられない、歩けない。平衡感覚がわからず、下を見ると頭がくらくらして気分が悪くなる。歩くつもりで足を出すが、太腿が思っているほど上がっておらずつまずく。

古川聡(JAXA宇宙飛行士)
 
無重量環境では、自分の脚の重さを考えないでよいので、わずかな力で脚を上げることができた。地上でも脳は、わずかに脚の筋肉を動かすことで歩けると判断して指令を出した。しかし、地上では太腿はほとんど上がっておらずつまずきやすかったものと推測。
 
 
古川聡(JAXA宇宙飛行士)
 
ドクターの観点から。重力は、耳の奥にある前庭という部分で感知される。前庭がすっかり無重量環境に慣れてしまったため、再び重力に適応するための過程だったのであろう。

――――――――――
ほんとに読めば読むほど、産まれたばかりの赤ちゃんの気持ちだな、って思います。
こんな赤ちゃんが安定して地球の重力に慣れていくための研究もかなりされています。

ライナスの毛布-security branket-の考え方は随分と前から心理学の世界にはあるようです。
宇宙空間でもこれを身体的に補完するものとして、研究されています。

微小重力環境の「ライナスの毛布」
http://iss.jaxa.jp/utiliz/spaceculture/report/aas/AAS2001-2003/linus/linus_index.html

今年、新たにべびぃケアセミナーを立ち上げるに当たり、いろいろと調べている中で見つけました。

もう、考え方いっしょじゃん!!




宇宙空間での大人の姿勢は、胎児新生児と一緒です。

ちょっとややこしいけど、下記を引用させていただきます。
――――――――――
触覚の本質は、触ることがつねに触られることでもあるという相互性にある。生体は、視覚的に世界 を表象・了解する以前に、隣接世界とのたえざる触覚的インタラクションを通して自らを包む環境の中に恒常的な不変項の存在を感じ取り、それとのつながりの 中でそのつど自己の基盤を形成/再形成しているのである。

われわれの研究は、空間感覚を基礎づけるものとしての「身体的接触」というファクターに注目するものであった。われわれの身体が何ものとも接触せず虚空に 浮かんでいるとすれば、その「解放」状態はただちに心理的生理的不安定を引き起す。この点に関連する事実として以下の点があげられる。これらはわれわれが μG実験でえた考察結果と矛盾しない。

(1) SAS(宇宙不適応症候群)は、マーキュリーやジェミニなど、排便などの身動きすら苦労するほどの狭い宇宙船内ではほとんど見られず、比較的広いアポロ宇宙船の時代以降に問題になってきた。

――――――――――
胎内は無重力だけど、水の抵抗があり、子宮という柔らかくしっかりとしたものに包まれている
うまれてくると、子宮も水もなくなり、すかすかの空間に放り出される
しかもGがかかるので、重くて重くて仕方ない

これが赤ちゃんの身体感覚かなと思います。

私たちは、べびぃの発達に見合った姿勢を保つように育てよう、といってきています。
定頸するまでの発達に見合った姿勢は、理論的には四肢は立体的MW、左右対称、全体後湾です。
ただ、べびぃによってその時の快適さには違いがあります。

まるく「する」、というのは、べびぃによっての違いを無視した表現となります。
これでは、べびぃと表している意味がない。
べびぃの発達に見合った姿勢とは、べびぃが最もリラックスして快状態を維持できる姿勢、でしょうか。

漢字ばかり並んで、まどろっこしい表現でややこしいのですが、
こう表すと、「うちの子はどうなったら、リラックスできるかな?」
「発達に見合った姿勢につらくなく近づけるかな?」という考え方になっていただけるでしょうか。

結論としてまるく「する」のではなく、まるく「なる」

古川さんの表現をもとに、赤ちゃんの楽チン、や安定感を想像してみませんか?

拍手[2回]



こんばんわ、kikoです。
本日は11月22日、いいふうふの日だそうです。
そして、本日は大きなニュースがありました。

宇宙飛行士の古川さんが地球に帰還したのです。

壮大な旅行であり、人体実験です。宇宙旅行。
彼らは帰還後自分の力で立つことも座ることもできません。
なぜなら0Gの世界で暮らしていたから。
今回は5か月も過ごされていました。
帰還直後の写真をみると、顔色も青白く、目も大きくはあきません。
何よりも頭まで安楽椅子に寄りかかり、膝をまげて、支えられています。
c88bb4b5.jpeg








この姿勢って、どこかでみたことありません??

そうそう、産まれてからの赤ちゃんの姿勢と一緒です。
股関節だけは、四足時台と2足歩行時代では、形態が変わりますから
足はまっすぐで、あぐらではないですが、膝が曲がっているのは一緒です。
5e1d7548.jpeg






赤ちゃんたちも子宮という周りを囲まれ、水の中という
0Gの世界に生きています。
この世界でいっぱい運動をして育ちます。
そして、おそらく宇宙飛行士と同じくらい4Gくらいかかるだろう
出産という試練を乗り越え
1Gの世界にいきなり現れます。

宇宙飛行士たちの地球帰還直後と同じではないかな?
息もしづらいだろうし、体も重い。
屈筋群優位で全体を支えられて安定している
宇宙飛行士と全く同じでしょう。

また、帰還直後の宇宙飛行士を守る研究は他にもいっぱいされています。
その中のひとつにサイラスの毛布、というのがあります。
スヌーピーの中にでてくるサイラス、という男の子がいますよね。
彼はいつも毛布を持っています。
この毛布で体を包むことにより、
体が安定するという理論です。
古川さんもすぐに毛布にまかれましたよね。

これって、スワドリングの原理ですよね。
CIMG0475.jpg







彼らが立てるようになるには、最低でも10日間。
そんなに早く立てるのは、もともと立つという動作を地球上でずっと練習していたから。
赤ちゃんたちは産まれてから練習を積むのですから
そんなにすぐには、できません。

だとすると、丁寧に丁寧に
重力に抗して使った筋肉を休めながら鍛えていかないと
立てるようにはなりません。

皆さんのそばにいる赤ちゃんは、宇宙飛行士です。
ぜひぜひ、尊厳をもって丁寧に育ててあげてくださいね。

拍手[1回]



こんばんわ、kikoです。
書きたいことが山ほどで困ってます~~

先にKちゃんの報告をいたします。
Kちゃんは、妊娠中からちょっとしんどい生活で
でも、その中でもママが頑張って楽チンに育つように相当の努力をしていました。

産まれる前から治療が必要なことはわかっていて
お産も産後のケアも万全の体制で臨みました。

産まれた後NICUでは、Kちゃんが楽チンになるように
姿勢を守って寝かせてくれてました。
病棟を移った後は、ママがしっかりと整えてくれてました。
姿勢がリラックスすると、モニターの値が安定します。
検査のために出向く時もスリングにはいってるとすこんと寝れるので
Kちゃんもママも楽チンでいられる。

今はとても元気です。
健康状態は、主治医のママが細心の注意を払ってくれていますが
自分でも自分のことをセルフケアします。

2歳4カ月なのに、何ができるの?

そうなんです。すごいんですよ。この子。
具合悪くなると抱っこ欲求します。
ママはつらくなってきます。
そこで、赤ちゃん時代にやってたクッションやらいろいろ使った
楽チンねんねが大活躍。
いろいろとやってみると、これが楽、がみつかります。
Kちゃんは、それを自分でやってのけるのです。
クッションをいれてもらい、自分でも動かし、
「あ、楽チン、これなら寝られる」とすやすや。
3日もたって、回復してくると
「もうクッションいらない」とどけてしまいます。

食事もそう。
しんどくて消化できないときは、ミルクを欲求。
量まで指定したりします。

もっと赤ちゃんのころ、飲んでる薬が合わなくて
ちょっとシビアな状況になったことがあります。
その時は、食欲なし。これ以上取り込んだら余計つらくなるがわかってたんでしょうね。
その様子を見ていたママ、Drに血液検査を頼みました。
しぶしぶ検査したDrは、値をみて、豹変
「すぐ入院しましょう」

Kちゃんの命は、ママが家族が守っています。
まさに主治医です。

これは、べびぃケアを取り入れて、楽チンがわかる生活をずっとしてきた成果
私はそう思っているし、ママもそう思ってくれています。
Kちゃんもそうかな?

病院が嫌いだったKちゃんは、私の所だけは嫌がらずにきてくれていましたから。
今では病院も自分にとって大事な所、ということがわかっています。
なので、自分で自分を奮い立たせて病院に通っています。

赤ちゃんって、子どもって本当にすごい!

私の尊敬するKちゃんでした。

拍手[1回]



こんにちは、kikoです。
長のお休みをいただいた後、昨日、今日と仕事をめいっぱいさせていただきました。
ありがたいことです。

今日は4組中4人とも赤ちゃん、お子さん。

月齢も発達段階もそれぞれです。
でも、目指すことは同じ。

しんどいことは何かな?
楽チンなことは何かな?

何が気持ちいいのかな?
何が不快なのかな?

これをボディに聴きながら、ケアをしていきます。
私ができただけじゃだめ
ママにしっかりとやっていただきます。

べびぃちゃんは、抱っこが大好き!!
特にしんどい時ほどだっこで楽になりたい。
ママも抱いてあげたいけど、ずっとは大変。

そこでスリングなどのグッズが登場します。
今日お会いしたI君。
現在11ヶ月。定頸し、寝返りまでいくようになりました。
リハではお座り姿勢をやり始めているそうです。
ここのリハは焦ってずっと先のことはしないので、安心していられます。
もう一工夫してくれるともっと楽に訓練がおうちでもできます。

それは、まず体のこわばりや左右差を解消してから行うこと。
今日も体ほぐれて引き起こし反応がきれいに出る状態になってから
そのまま座位にすると、背中支えられてかなり長い時間やれてました。

終わったら、即ほぐします。
この繰り返しです。
ほぐす方法は今までやってきたこと。
それを丁寧にべびぃちゃんに気持ちよいようにやっていきます。

スリングも同じです。
入る前には、体がしっかりとほぐれて腰が丸まっても楽チンな状態になっていること。
それから入れてみます。

I君は首を支える筋力が弱いけれど、それ以外はわりとできている。
なので、スリングに入る姿勢も実は寄り添いだきがしっくりきます。

通常、未定頸、または定頸したばかり位だと
横抱きか、カンガルーです。

でも、これもその子その子の身体状況で違う。
I君は寄り添いだきを経験すると、その後の目の輝きが違います。
体がしっかりします。

なので、ママと寄り添いだきを練習しました。
寄り添いだきで、体全体がぴったりと布に支えられた全体後湾姿勢を経験することで
頭部から脊髄をとおって、末端まで神経回路が流れるようにつながる感じがします。

原則はあるけれど
やっぱりその子その子の身体状況、快不快で抱き方や寝方、遊び方
スリングの使い方もあてはまるものが違うな~~

これが私の実感です。

なので、誰もかれもが横抱きじゃないとだめ、はない。
逆に誰もかれもが寄り添いだきじゃないとだめ、はない
のです。

感覚的な話でごめんなさい。
この直観をいかに証明するか、ですね。

拍手[0回]



こんばんわ,kikoです。
今日は結構暑かったですね~~
これは気温だけじゃなくて、皆さんの熱気もあるかなあ。

今日はコラボ講座第3回。
部屋も暑かったけど、皆さんの熱気をいっぱい感じた1日でした。

自己紹介は「今はまっているもの」
すごいです!!チアガール、ヨガ、赤ちゃんの体ほぐし、バイクに乗る、などなどいっぱいでてきました。

座が温まった所で、最初に体ほぐし。
本日は、スリングにしっかりと楽チンに入れられる特訓の日。
それには、ママの体の準備ができていないと、うまくいくものもいかないよね。

ということで、目→肩→腕→体幹→骨盤
と簡単に操体法をし、その後、骨盤輪支持をしてみていただきました。
支持が必要、不要を皆さん、選べました!!

ちょうど赤ちゃんたちも飽きた所で、抱っこの復習。
まあ、素敵な位、皆さん、上手にだっこしていました。

ここから、なおさんにバトンタッチ。
スリング寄り添いだきの入れ方を復習し、各自が自分でいれてみる。
その後、細かい点の修正に入ります。

皆さん、とても上手に入れていました。
もう一工夫ができるともっと楽だね~~というところで、一人一人レクチャー。
その際は、全員CIMG0775.jpgで赤ちゃんの背中やお尻の柔らかさを触って
修正前と後を比べる、という体験をしました。

ほんのちょっと軸が斜め、ほんのちょっと布の上りが足りない
を、外から眺めてなおさんが次々に指摘。

なるほどね~~~~
ふむふむ。
いっぱいヒントを戴きました。

なおさんが直してしばらくすると、また崩れてくる赤ちゃんもいた。
その子たちはフォローをさせていただきました。
これは私の見る目とアセスメントの検証でもありました。
いけるね、いけたね。
つきあって下さったママたち、ありがとう。

最後はカンガルー抱きの練習。
今日の説明、いつもに増してわかるぞ!!
(というか、今までちゃんと聞いてなかった??
いやいや、そんなことはないと思う・・・・・)

それをやってみたくてうずうずしてたら、
Kママが「いいですよ」って僕を貸してくださいました。
ありがと~~
で、入れてみて、わかった。
そこはママに返すことができました。

本日、完全に学生の私です。
ああ、これをスリングユーザーさんに伝えたい!!
私と絡んでる人、スリングの使い方、聞いてちょうだい、です。

この講座の一番最後は、なおさんがどうしてスリングを伝えたいと思っているか
のお話です。
何度聞いても、素敵です。

これ聞くためだけでも講座に参加する価値はあります。

3週間にわたり、参加してくださった皆さん
本当にありがとうございました。

初めて来られた時と、3回の終わり
抱っこが全くちがいます。
赤ちゃんの表情も、ママの表情も
全く違います。

ママさんは赤ちゃんのこと、わかるよって、自信にあふれ
赤ちゃんは、自分の子と言えるよ、聴いてもらえるよ、という満足感にあふれ
いいお顔でお別れしました。

また、どこかでお会いするかもですね。
その日を楽しみにしています。

CIMG0785.jpg

拍手[3回]



こんばんは、kikoです。
今日は、暑かったですね~~
暑いし、講座も熱かったです。

総勢10人の赤ちゃんとママ、そしてぜひ勉強したいと保健師さんがご参加くださっている講座
本日は2回目でした。

1回目に宿題をお願いしました。
赤ちゃんをさわって感じて観察してきてください。

この成果は1週間後の今日、見事に表れていました!!

まず自己紹介時に赤ちゃんたちがぐずらない。
適当に遊ばせながら、話しができ、聴くことができています。

赤ちゃんたちは、他の子と絡むのがすごく楽しいみたいで
時々けんかちっくになりながら、よく遊んでいました。
殆どの赤ちゃんがはいはい、たっちができるので、動きもダイナミック。
でも、動けるからいいってものでもありません。
動き方がスムーズに体全体を使った動き方になっているか
手、肘、肩、首の上がり方、足のつき方、膝、としっかり確認していただきました。

そして、赤ちゃんによって発達段階は違います。
皆が動いてるからって焦る必要は全くない。
今やれていることを愚直に練習する(赤ちゃんはやっている)のを見守る
やりにくそうな所は少し手伝ってやれた成功体験を積み上げていく。
(なんかかいてると、ホワイトボードミーティングの言葉とおんなじです)

ほんとにできていることを「すごいね~~」とほめると
皆、すんごい得意そう!!
かわいいですね~~~~

今日は、、ママも自分の体が気になってきていたので
操体法と骨盤輪支持を試していただきました。

そして、スリング。
なおさんは、昨日東京で合計120人の親子に接してきたそう。
そこで更にパワーアップされた技でもって、スリング講習をしていただきました。

この時間は私もスキルアップの時間。
なおさんの伝え方、コツをしっかり盗んで、また実践してみるための
大事な時間なわけです。
今日もいっぱいもらってしまった。

ママたちは初めてするので、なかなか大変です。
でも1週間練習してきていただくと、できるようになるし
どこがしにくいかもよくわかります。

ぜひぜひ、練習してきてくださいね。

そして大イベント。
終了間際に私もスリングに入れていただきました!!
こんなに重いのに、だいじょうぶ~~~?
なおさん、「スリングで体壊すことないから大丈夫」と頼もしいお言葉。
入れてもらったら、楽~~
抱っこされる時みたいに一部分をぎゅっとされることなく
スリングの布で全体を支えられているので、
なおさんに抱っこされている、というよりもスリングに座り込んでる感じ。
体験させてくださってありがとう!!

残す所後1回の講座となりました。
来週の皆さんの変化が楽しみです。

よろしくお願いします!!

拍手[0回]



こんにちは、kikoです。
遅くなりました~~
11月19日のべびぃケア教室のご報告です。

この日は新しいお友達3人とリピーターさん3人
これからママになる妊婦さんおひとりで開催です。

自己紹介では、そる、はく、うなる、下ろすと泣くなどの
つらい訴えが新規の方から
もっと他のだっこが知りたい、スリングが使えるようになりたい、などが
リピーターさんから。
最近また夜中に目が覚めるようになってきた、という訴えもありました。

まず最初に基本のだっこの練習。
リピーターさんは、赤ちゃんの身体の力が抜けるように
お互いにコラボして抱っこされています。

その人をみてもらったら、何も説明しなくても
皆さん、赤ちゃんの姿勢を整えました。
そしたらね~~、皆ぐずぐずがとまりました。

大まかな支える場所を確認したところで
もう少し、細かく。
後頭部から肩の隙間が浮いてるとつらいかも、で
タオルを使って工夫をしていただきました。

24ce4c49.jpeg 左のだっこと右のだっこ、違いがわかりますか?
 赤ちゃんの手足の位置、と肩の位置
 身体の軸の位置
 背中の力の抜け具合

8eb83ae2.jpg これは1秒後の写真
 ああ、つらくて泣きだしちゃった



ここから姿勢の修正です。
引けていた肩を前にくるように身体で支え
ゆらゆらしていると、
赤ちゃん力が抜けて
ふにゃふにゃおしゃべり
ママの目をじっとみつめます。
8b4b95dd.jpeg
 どうですか?
 上の写真とずいぶん違うでしょう。
 ずっと落ち着いてる上の左の赤ちゃんと
 姿勢が似てますよね

 

この方は初参加の方です。
初めてで、ここまで赤ちゃんがリラックスできるだっこができたのは
エクセレント!!

これもリピーターさんの自然に赤ちゃんをだっこできる姿があればこそ。
ありがとうございます!!

そして、このちっちゃい赤ちゃんのべびぃケアの時は
ベテラン母さんのnanohanaさんが大活躍。

「ここはね~~こうすると、私は楽だったんだけど、どうかな~~」といいつつ
サポートをしてくださっています。

私の力強い助っ人なんですね。

最後はいつもの記念写真。はい、ポーズ!
11.11.19.jpg


拍手[1回]



こんばんは、kikoです。
こんばんは、っていうか夜中ですね。

この前の記事で書き遺したことが気になって目が覚めた!!
なにかっていうと、寝返りごろの赤ちゃんの身体の気持ちです。

この頃4ヶ月くらいになって急にぎゃん泣きが復活した、という御相談を受けています。
産まれてから結構ぎゃん泣きで、いろいろべびぃケアをして落ち着いた
と思ったら、4ヶ月くらいでまた復活する。

これも赤ちゃんの身体の気持ちになって考えてみませんか?

寝返りをしようと思ったら、ぐんと身体がそって、浮きます。
首ー肩ー胴体ー腰ーお尻
とひねってくるりん。
この時、しなやかに動く子と
ばたんと勢いでいってしまう子がいます。

これ、しんどそうですね。
また、親の方も「もう大丈夫かな?」ってちょっと油断する頃。

以前、来てくれた赤ちゃん
http://mamaroomsugiue.blog-sim.com/Entry/218/
http://mamaroomsugiue.blog-sim.com/Entry/195/

お腹の中で結構つらい生活をしていたけれど
つらいながらも楽チンになるようにママが妊娠中に
しっかりとケアをされていたので、
産まれてからのしんどさに敏感。楽チンにはもっと敏感に教えてくれる子でした。

この子は、ほんのちょっとでも後頭部から肩にかけてがぐらつくと
ぎょえ~~~~と教えてくれていました。
これは、しっかりと寝返りが自在にできるまで続きました。
その間、ママとパパは、この敏感なところにスイッチが入らないように
慎重に慎重に育てていました。

そうしたら、寝返りが自在になった後
どっこもしんどくない、いっくらでも動けるよ!!
と、どや顔で育っていってます。
身体の動きもしなやかで、あんなに大変だった片鱗は一つもありません。

4か月になったから、頸が座ったみたいだから
は、親や周りの思いこみ。

べびぃちゃん一人一人
筋肉の量もしなやかさも
どのくらい使えるかも
違います。

特に寝返りごろは、しっかりし「始めた」頃。
しんどいを訴えていた赤ちゃんは特に
気をつけて支えてあげてほしい時期です。

手足がばらばらっとおっこちないように
首にひゅっと衝撃がいかないように
頭がぐらっと落っこちたりしないように

もう少しの間、慎重に育ててあげてください。


拍手[4回]



こんばんは、kikoです。
今日は結構暑かったですね。
上着もって出ましたが、袖をまくりあげておりました。

最近、ちょこちょこブログを読んで、と連絡をくださる方がいらっしゃいます。
なんだか嬉しいですね。
そして、そんなにつらい赤ちゃんが多いんだなあ、と感じています。

姫路の教室の報告をしようと思っていたんですが、先にこちらが必要かと思いました。

赤ちゃんの気持ち、読みとれますか?

赤ちゃんは言葉は使いません。
全身で自分の状況を表現してくれます。
それを読みとって翻訳するには、観察力がとても大事。

そのためには、赤ちゃんの発達過程を知る、という知識の整理
それをもとに得た観察の情報を翻訳する力

これが不可欠です。
最近教室をさせていただき、さまざまな場面に出合います。
その時想うのは、ママの観察力はすごい!!です。
皆さんの感じている御自分の赤ちゃんの状況は本当に的確です。
今まで何百人という赤ちゃんとママにパパにせっしてきた私がいうのですから
間違いないです。(ちょっとえらそうでごめんなさい)

翻訳がうまくいかないのかな、と思っています。

①赤ちゃんが泣くのはどんな時?
何か不快な状況があった時

②赤ちゃんにとっての大きな変化はどんな感じ?
無重力で水という抵抗のあった世界から
重力があり、空気という抵抗の非常に少ない世界に
いきなり出てきたこと

③赤ちゃんの発達の順番は?
頭から尾にむかって
中枢から末端に
ひとつ前の発達段階が充足したら次の発達にすすむ

生まれたばかりの赤ちゃんの身体を想像してみてください。
たぶん、いきなり1Gかかって、ものすごく重い。
自由に動こうと思っても動けない。
今までは動いても子宮というやわらかい弾力のあるもので動きすぎないように停められてたのが
空気という抵抗の少ない状況で動きがとめてもらえない

何かをたたこうとして力いっぱいこぶしを振りおろしたら、そこには何もなかった

これってすんごい身体にダメージ来ると思いませんか?

重い重力のかかった状況で、頸も自分で支えられないとしたら
身体全体、手も足も支えられず、重~~いものが身体にぶらさがってきます。
すんごい大変そうじゃないですか?

この状況から赤ちゃんたちは、いっぱい動きながら休みながら自分で重力に逆らって
身体を動かすすべを身につけていきます。

その中で、どこかにこわばってるところがあったら
動きづらいし、余計に力が必要だし
とても大変だと思いませんか?


この頃、頸のしんどい赤ちゃんが多いです。
この子たちは、眠くなるとぎゃ~~と泣きます。
そして、いきなりこてんと寝てしまいます。
起きる時も目が覚めるとぎゃ~~となることが多い。
長くも寝られません。

これを想像してみます。

寝る時って力抜けてリラックスしますよね。
リラックスすると、こわばってつらいところに重力がかかります。
いた~~い!!
ぎゃんぎゃんないて訴えます。
そのうち、疲れて寝てしまいます。
寝てる間も重力がその痛い痛い所にずっとかかっています。
寝ているようで、身体は興奮状態です。
なので、目が覚めると「いたいじゃん!」でまたぎゃんぎゃんなきます。

どうなったら、少しでも楽か。
抱っこされた時です。すくなくとも痛いところもだけれど、
それ以外の身体の重いパーツも支えられてる時です。

こんな赤ちゃんがとても多い!
ママもパパもそんな赤ちゃんの訴えに応じて
抱っこしたり、授乳したりします。
そこにもうひとつ、翻訳を加えてください。

重くてしんどいよ~~~~

姫路の教室でもそんな赤ちゃんが3人でした。
池田の出張所でも2人の赤ちゃんに出会いました。

どうするか?

首を支える筋肉は、頭蓋骨の付け根から首の骨、そして肩付近の骨に付着してます。
9b362ad0.jpgですので、手足のパーツがぶら下がらないように支えること
頭がぐらぐらしないように支えること
身体の軸がまっすぐになるように支えること

プラス

頭蓋骨の根元から肩にかけてをあずけても大丈夫なように
タオルや腕で支えること

が必要になります。

これを地道に続けていきます。
寝てる時も抱っこの時もおっぱいの時も、抱きあげる時も下ろす時も
細心の注意を払って重みがのらないようにします。

そうすると、「ああ~~楽だ~~」というわけで
にこにこになります。
ちょっとでもここにスイッチが入ると
「しんどいじゃん!」って泣きます。

ごめんね~とここをしっかり支えて身体全体を支えて
ゆら~~りゆら~~りしていると
緩んで、許してくれます。

どのくらいまで必要かは、赤ちゃんに聞いてください。
1週間でいいかもしれないし、2カ月かもしれません。

この関門を越えて、
首を支える筋肉が強張らずにしなやかな状態で鍛えられ
自分でもう支えられる、動かせるとなった赤ちゃんは
その後、自分でいろんなことがやれるようになります。

ぜひぜひ、首が据わって寝返りが自在にできるまで、
赤ちゃんの身体の気持ちを想像して
翻訳して
どうしたらいいかな~~を考えてあげてください。

ママやパパの観察力は的確です。
赤ちゃんにとっての主治医はママとパパです。


拍手[14回]



おはようございます。kikoです。
今週は出張続きで、報告が遅れました。

お待たせいたしました!!(誰も待ってない?)
10月17日なお姐さん(姉さんではない)とコラボ講座やってまいrました
今回は11名のべびぃとママのご参加です。
6カ月から1歳3カ月までで、私たちとしては説明をシンプルにできる構成でした。

最初は赤ちゃんたち、知らないおばちゃん二人に緊張してか
静かだったので、自己紹介をしてただきました。
6カ月でたっちがすき、とか、そる、とかいろんな心配を抱えた方
私のブログを読んでいただいて、「これだ!」と思ってきてくださった方
もともとなおさん、kikoと関わりのあった方
前回の講座の参加者
などなどがきてくださいました。

この頃、発達の順番のさらに丁寧なかかわりが必要と思っている私。
ふと思いついて、「赤ちゃんと視線が正中でしっかりあうかどうか、確認してみてください」
と投げかけてみました。

そうしたら、その様子から、その親子のフォローポイントがしっかりでてくるではありませんか!!

これにはびっくり!!(写真がなくてすみません)

ああ、これだったら、まずはママの体ほぐしだな、と思い
だっこでできる体操をしてもらいました。
がらっとだっこが変わった!!

この時期は遊びながらケアしていくのが親子ともにOKの時期です。
はいはいをする子はそこからケア。
お馬さん、とか高い高いの好きな子は、そこからケア。

ダイナミックに提供できます。

一人赤ちゃんのご紹介。

この赤ちゃんは、集合写真の一番左側の子。
6カ月でたっちばかりしたがる、という赤ちゃんです。

11.11.17.jpg





はいはいはするので、みていると、こんな感じ。
どうでしょう?
b9b831e1.jpg






こういうときは、足の付け根(骨盤)を支えて、前進できないように抵抗をかけると
f7d27907.jpg身体全体を使って、動こうとします。
そうすると、動かしにくいところを動かしていくので
身体全体の動きがとてもしなやかになります。

簡単に遊べるので、ぜひ皆様お試しください。




今回は1時間半で赤ちゃんたち、ママとしっかりコラボでだっこされていたので
なお姐さんにスリングの入れ方をやっていただきました。

なかなかすんなりはいれない赤ちゃんは、その間私がお預かりして
しなやかべびぃに変身。

これをしないとつらくて、スリング嫌い!!になってしまいます。

ものすごく濃い充実した2時間半でした。

この講座は1週間ごと連続3回開かれるので
1回ごとにママも赤ちゃんも変化をしていきます。
それがとても楽しみなんです。

来週もがんばるぞ!!

 

拍手[6回]



毎月一度、神戸市西区で開催。 3部制で、寝返り前のべびぃ、ハイハイ期のべびぃ、歩いてから2歳未満のお子さん、を対象にしています。 年間日程
「おなかにいるときからはじめるべびぃケア」 Amazon子育て一般本で10位にランクイン
HN: MWkiko
職業: 助産師・保健師
趣味: 旅行、グルメ、音楽
お知らせ:
2771259f.jpeg






合同出版

(詳細は下記へ)

emoji育児サポート楽育らいく) (明石市) 9/26,10/24,11/19,12/12,1/23
  
emoji安産のためのボディケアクラス(加古川市)毎月2回
    
emoji桑の木幼稚園主催(神戸市西区)
Go!Go!赤ちゃん時代9/11,10/23,11/13,12/11,1/22,3/18(2月4月はお休み)
   
emoji
mamaルーム杉上(明石市)
完全予約制(平日)
料金、諸注意のご案内
 
 

emojiemojiemoji詳しいご案内

育児サポート楽育
3クラスあります。
 ぷれ育児クラス
こあらクラス(寝返りごろ)
ぱんだクラス(はいはいごろ)
 
詳しくはブログ

↑topへ


安産のための
   ボディケアクラス
関島産婦人科(加古川市)に通院中の妊婦さん対象

お母さんの体は赤ちゃんの住み家。産まれる道筋。
体を整えて、納得のいくお産をめざしましょう!

↑topへ


桑の木幼稚園主催
Go!Go!赤ちゃん時代

すやすやクラス
(寝返りまでの赤ちゃん)

10時~11時

ハイハイクラス
(あるくまでの赤ちゃん)

11時半~12時半

よちよちクラス
(歩く2歳未満のお子さん)
13時15分~14時


お申し込み・詳細は桑ノ木幼稚園まで