- 2024/11/21 [PR]
- 2015/02/13 げっぷは背中の力が抜けるとでやすいですよ
- 2015/02/09 自分で動いて活動する力を育てられるべびぃ時代
- 2015/01/29 ある日の出来事
- 2014/11/16 べびぃケアってこんな感じです
- 2014/09/25 あらためて・・・抱っこは大事!!
- 2014/09/21 子ども、べびぃ は 私の先生
- 2014/08/08 赤ちゃんを「治す」?
- 2014/05/23 小児科医と自分の身体状況を話し合う3歳児Aちゃん
- 2014/05/06 赤ちゃんはなんで泣くの? version2
- 2014/05/04 赤ちゃんはなんで泣くの?
- 2014/03/26 動物=うごくもの
- 2014/03/12 巣立っていく子どもたちへ
- 2014/02/22 あかちゃんが訴えられる親
- 2014/01/27 首すわりの次は寝返り、コロコロ!! そしてハイハイです!!
- 2014/01/12 ゆさぶられっこ症候群
本日ニュースにて乳幼児の事故死、授乳後が最多
というのがでていました。
東京都監察医務院にて
平成24年までの10年間の5歳未満で
突然なくなったお子さんの
死因や経緯を初めて分析した結果、
ミルクを飲んだ後に戻して気管を詰まらせるなどの
窒息死が全体の6割を占めたそうです。
(119人中 窒息死68人)
そのうち哺乳後の嘔吐が原因のお子さんが27人だそうです。
よくげっぷしましょう、と注意を呼び掛けています。
私が出会うママたちから受けるご相談に
「げっぷがでない」は結構あります。
本には5分抱いておくように、などと書かれているものもありますが
でない。
おいたら、吐く、なんていうのはしょっちゅうだったりします。
出し方にはコツがあります。
まず、背中の力が抜けること
胃の入り口が少し前傾するように抱くこと
つまり、こんな感じ
さわってみて、力抜けてるな~~っていうのを確認してくださいね。
そして、背中は力が抜けるよ~~にさするか
掌で温めます。
たぶん1分もするとでます。
もしでなかれば、一度寝かせてみてください。
(この時、横向きに寝かせると、誤嚥防止になりますね)
空気が胃の入り口に移動してくると
赤ちゃんがむずかります。
そしたら、再度抱いてげっぷを試みます。
皆さん、はくとき、どうします?
背中丸めて、さすってもらうとでませんか?
たたかれると、でませんよね?
それと一緒です。
べびぃちゃんの心地よいようにやってみましょうね。
今日は寒かったですね~~
私は今日おでかけだったので、急にふってくる雪に震えてました。
もうちっと若いころだと喜んでたんだけど・・・・・
今日のお出かけはとても濃厚でした。
午前中はダウン症の赤ちゃんのケアをされている病院見学です。
たくさんの親子がマンツーマンでケアを受けておられる。
間にはママ同士、ご家族同士で話をしたり、お互いのお子さんを見ることで
将来の見通しを描きやすい
こんな風に親子が支援される場所、ほんとにいいですね。
私たちの教室もこんな風な役割を担えたらいいな。
午後は、ずっとずっと切望していた感覚統合をされている
太田篤志先生の講演会でした。
題名は
「発達障害と感覚統合」
第1回 共感的理解を基盤とした支援
子どもたちの行動をやさしい視点で受け止め理解しよう
この表題だけで、同じ匂いがしました。
子どもたちがどうしたいのか?今何を望んでいるのか?
そこに近づいていくのには
今のその子の状況を客観的に観察し
アセスメントする必要があります。
その際、自分と同じ感覚ではない、ということをポイントに
見ていく必要があること
それをしっかりと伝えてくださったと思います。
私たちが今お伝えしようと思っていること
そのものが
語られていました。
私たちは、太田先生のところに行く前の
べびぃ時代のお子さんの育ちの応援。
将来を見通したケア、またバージョンアップして
お伝えできると思います。
一緒に楽しみましょうね。
こんばんわ、kikoです。
このごろ、なかなかブログに手をつけることができず
更新が滞り続きです。
皆様、お久しぶりです。
お元気でお過ごしでしょうか。
毎年1月は、総会と講師会議が恒例でして
その準備に忙殺されております。
今年も3日間、毎年恒例の総会から講師会議までおわりました!!
帰りの新幹線で、前の座席に赤ちゃん。
4ヶ月くらいかな?時々シートの間からこっちをちらちらみては
にか~~ってしてたのでした。
ママがふと席をたっていきました。
なかなか帰ってこないな~~と思っていたら、
「キャ~~!!」という泣き声。
車内の人みんなが振り向くくらいの絶叫。
落とした!?っておもうくらいすごかったです。
「おせっかいにいってくる」と知人に話して、デッキに行ってみました。
そっくりかえって大泣きしてます。
ママにちかよって「だっこさせて」1回では預けてくれません。
そりゃそうだ。知らんおばちゃんに預けないよね。
ちょっと話してもう一回「だっこさせてくれる?」
あずけてくれました。
大暴れせず、腕の中にいますが、泣き止みません。
どこかが痛いのか、暑いのか、そういう感じでもありません。
「おっぱいかなあ」
「さっきまでそこであげてたんですけど、急に泣いてなきやまなくなっちゃって」...
困るよねえ。そこは多目的室。今はあき状態。
「もう一回ここでおっぱいあげたら?」
「さっき車掌さんが来て、ほかの人も使うから出て行ってください、っていわれて、
かぎかけられちゃったんです」
今は空き室だよ?誰か使ってるんなら使用中じゃないの??
そこへ車掌さん来た。
「ここのかぎあけて使わせてあげてください!」っていってあけてもらった
しばらくしたら、寝て座席に帰ってきました。
ママと目線でハイタッチ。
なんとなくの想像ですが・・・・・
多目的室でおっぱい飲んでるところに車掌さんが来た
ママがあわてておっぱいをはずし服で覆う。
きっと体も相当緊張してたと思う。
そこへ、、でていけ、といわれ
きっとぶら下げるようにしてあわててでてったんだろうな。
そんで、緊張と体のつらさが一緒になってないてたのかなあ?
ちょっと配慮してほしいですね。JR。
そういえば、私、この方に助産師だっていわなかった。大失敗だ
こんにちは、kikoです。
私はべびぃの育ちの応援をライフワークにしています。
その一つの方向性として「べびぃケア」を提唱しています。
べびぃの発達にそって変化する姿勢を見守り、楽しく動く成長を見守る、のがべびぃケア。
以前からお世話になっている
武岡先生が新しく赴任された保育園での実践報告をご紹介くださいました。
すっごいシンプルで、わかりやすい!
べびぃケアでお伝えしたいことをしっかりとつかんで実践してくd去っているなと思います。
――――――――――――――――
1テーマ:配慮を要する子どもやその保護者の支援
2研究目的:べびぃケアによる、子どもの発達の変化を見守り、
それを通して保護者の支援について考える
3実践事例
現在2歳10か月のお子さん
成育歴:両親と兄(年長)の4人家族、2013年4月、1歳3か月で入園
それまでは家庭で育つ
入園当初はつかまり立ち、ハイハイだったが活発に動き回る方ではなかった。
1歳半健診で歩行していなかったため、2か月後再検査となる。
その後、1歳8か月(2013年9月)で歩行開始となった
経過
2014年4月からそばで関わり、保育していく中で、
本児の身体や動きをみていて、いくつか気になることがあった
・歩行が左右に揺れる
・身体の硬さ、筋力の弱さ
・階段の上り下りを怖がる(特に降りる時は泣く)
ー手すりのないところは後ろ向きのよつばいで降りる
・固定遊具は怖がり、全くしようとしない
歩行開始が1歳8か月だったこと、何事も慎重な性格で経験不足なのだと思い、
自らしたがらないことは無理にはさせず、怖がるときは介助し関わるようにしていた
園内研修で「べびぃケア」を知り、園長に本児の状況を相談し、アドバイスをいただ
きながら、14年7月から午睡時にべびぃケアを取り入れる(現在14年11月)
本児は全く不快な様子はなく、「気持ちよい?」と問いかけると「気持ちよい」と
にっこり笑い、気持ちよさそうな表情をみせて答える。
それまではうつぶせ寝で指吸いをして眠っていたが、べびぃケアをすると、
指吸いはしなくなり、2~3分で眠るようになる
以前は泣いて目覚めることがほとんどだったが、
自ら自然に目覚め、機嫌よく起きるようになった。
毎日、べびぃケアを続けていくうちに、次第に体に変化がみられるようになった
・ポッコリ出ていたお腹が目立ちにくくなる
・階段の手すりのないところも立って降りれるようになる
・走れるようになる
・固定遊具(公園の滑り台)を自らやってみる
べびぃケアを始めてから、身体の変化だけではなく、
表情が明るくなり、
会話のやりとりが増え、
他児に積極的にかかわって遊ぶ様子が見られるようになった。
べびぃケアのおかげなのか、育つ時期だったのかはわからないが、
良い方向に代わっていっている
これまで母親には日々のエピソードや遊びの様子を伝え、コミュニケーションをとり、
信頼関係を築くことを優先し、べびぃケアについては知らせていなかった。
10月の個人懇談を機に、午睡の様子を写真で見せながら話をした
以前は「第2子で、兄も育ったし、心配はしていない」と話していたが、
べびぃケアをしてきて、変わったことを伝えると、
母親も喜び、安心した様子だった。
この日から家庭でもべびぃケアをしてくれている
考察
べびぃケアを行なってきて、
身体がどんどんかわっていくのをそばで見ていて実感することができた。
本児が毎日、うれしそうに眠る姿や
「気持ちいいからする」と言って布団の用意ができるのを待っている様子もあり、
取り組んできて本当に良かったと思う。
母親は今も家庭で毎日べびぃケアを行なってくれている。
そして以前よりトイレットトレーニングを進めてくれるようになった。
母親がこれほどに理解してくれると思っていなかったので、話してよかったと思う。
これからもべびぃケアのことをより勉強し学びながら、
保育士、子どもの成長を見守っていきたい。
保護者に対して育児の悩みや不安に思っていることに気づき、
気持ちに寄り添いながら支援していきたいと思う
――――――――――――――――
こんな実践をして報告しよう!と思ってくださったE先生
本当にありがとうございます。
先生の文章で、わたし、とっても元気になりました!
「その人らしく」を大切に 一緒に笑顔になる
母子フィジカルサポート研究会のセミナーでは
姿勢と発達をキーワードに親子への具体的支援のプロセスを
系統だてて考えるプログラムを用意しています。
皆さん、一緒に笑顔になりましょう!!
抱っこをずっと追及しております。
私にとって抱っこは、とても楽しくて
赤ちゃんや子どもたちと体で会話ができるとっても有益な方法です
べびぃケアを追求するに当たり
何はなくても抱っこができれば!!と思うようになっていきました。
でも、ママたちの中には、だっこむずかしい!!って思われる方も
いらっしゃいますよね。
その抱っこを拝見していると
べびぃの発達段階をわかって
それに見合う抱っこをすれば楽ちんなのにな~と思うことがしばしば。
よくみかけるのは、
ママのわきに腕を抜く抱っこ
これをすると、べびぃちゃんの伸びた腕側の体半分が反って
緊張状態になります。
続けていると、向き癖ができたり
抱きにくくなったり
親子ともにしんどい状況になるな~~と日々感じています。
そこで
外国の人たちってどうだいてるんだろう?っていうのを
依然調べてみました。
そしたら、片側の腕を引いて、背中をそらせるような抱っこ
そんな写真は一枚も見当たらない
その昔、オランダに住んでいたころ
そんな抱っこをしている人にも出会ったことがありませんでした。
そこで、オランダ在住の友人に尋ねてみました
――――――――――――――――
Eさんに聞いたところ、普段あんまり考えたことなかったといってました。
普段はkikoさんのいうように、
赤ちゃんの腕を自分の背中側には回してない気がするといっていました。
赤ちゃんの動きが激しいときなどは、
赤ちゃんの腕を後ろに回し固定しやすくすると。
(とはいえ、このべびぃちゃん、ちゃんと左右対称でだっこしてもらっています)
託児所で働いている友人にきいてみても。おんなじ答えでした。
Eさんの姪っ子も、お母さんも同じ。
――――――――――――――――
やっぱりな~~
そうですよね。
なんで日本人は、あんな不自然なだっこになっちゃったんだろう??
私は小さいころ、いとこがいて
その子の世話などさせてもらってました。
たぶん、それもあって、抱っこ困りません。
うちの子どもも、抱っこ困りません
世代間の育児行動の伝承が止まっているというしかないと思ってます。
現在の助産師・看護師・保育士も同じ状況でしょう
親から、地域で、育児行動の伝承を受けていない限り
べびぃにとっての心地よい抱っこは伝わっていないと思われます。
なので、改めて科学的に抱っこという育児行動を勉強する必要があると思います。
現在、NPO母子フィジカルサポート研究会 では
入門セミナーで人の身体の身体的特徴の観察の仕方、考え方をお伝えします
そして、育児セミナー1stでは
抱っこという育児行動を姿勢と発達から考えるセミナーを行っています。
今まで安全に行ってきている育児行動
これをより安全に心地よく行うコツ、
ママたちに伝えるコツがわかるセミナー
育児支援をされているみなさん
一緒に学び合いませんか?
書き出したら、書きたいことがいっぱいでてきます。
今日は、クライアントさんに許可をいただいて
転載させていただきます。
前々日、ブランコから落下し、前夜になって嘔吐したSくん。
嘔吐後すぐに寝てしまったそうですが
呼吸が荒く、寝ている間もかなり心配な感じだったそうです。
――――――――――――――――
ひーひーといった呼吸も気になったのですが、
救急の方からアドバ
昨夜は一晩中、交替で様子見。
今朝もしんどうそう
かかりつけ医を受診してきました。
意識はしっか
とりあえず様子見でOKとの
――――――――――――――――
病院行ってみてもらったほうがいいよ~~といってた
翌日、こんなことがあったそうです。
――――――――――――――――
今朝、起きるなり
「kiko先生に診てもらいたい
いつも下の子のケアをしてもらって
小児科受診後、明石まで~。
着くと「首が痛い、この辺りが痛い」と痛い所を自ら説明し、
おと
こんなにおとなしく施術を受け
で、本人が言うように首の辺りが辛かったようで、
施術後、呼吸も
そういえば、昨日、寝ているときも首に手を当て、支えて寝てたな
3歳でも、きちんと自分の体の状態を理解し、伝えられたことに驚
...
彼自身、自分の体の心地よい状態をよくわかってるし、
自分で心地
そして、誰が心地よい状態に戻るサポートをしてくれるかも。
きちんと自分の体を守ることを知っている。
どれも本能的なことなんだろうけど、
子どもの持つ生きる力ってす
行きの車内はぐったり~呼吸もひーひーでどうしようかと思ったけ
帰りは元気そうで一安心。
――――――――――――――――
赤ちゃん時代から、かなりつらい体を抱えて
いきてきたS君。
だからこそ、自分の感覚に敏感で
言葉にできるのかもしれません
でも、どのお子さんもきっと
自分のことをよくわかっていて
自分で心地よい状態になる方法をわかってるんだと思います。
言葉をつかえない、使わない時は
身体で、姿勢で、表情で教えてくれます。
そこを読み解くお手伝いが私の仕事。
先生、またよろしくお願いします!!
このところ、時々いただく質問です。
「赤ちゃんが●●をよくする。治してほしい」
「▲▲で以前、治していただきました。お願いします」
お子さんのこと、ほんとに心配されているんだな
何とか、楽ちんにしてあげたい親心だなと思います。
でも、治せません。
治したいと思っていません。
疑問その1
治すっていうことは、治したい状態があるわけですね
それは、何?どんな状態?
人という種族のある程度の【ふつう】はあるのだと思います。
でも、人によって違うと思っています。
顔だって人によって違う
みなさん、その個性と折り合いをつけながら
自分らしさが発揮できるよういろいろされるんですよね。
身体だって一緒かな~~と思います。
疑問その2
原因はなんでしょう?
からだのつらさ?
これはとても大きいポイントです。
でも、これだけではない、ですよね。
成長の過程だったり、親子関係だったり
いろいろです。
身体の様子がわかる、ことは
いろんな要因をアセスメントする大きな力であることは
間違いありません。
だからこそ、からだだけじゃないよ~~って思います。
疑問その3
何回したら、【治った】っていうんでしょう?
来てくださる方は対価を支払ってくださいます
その分、期待もされています。
それに対してなんらかをお渡しする必要はあります。
それを「治す」にはできません。
私ができるとしたら
たいてい、親御さんがお持ちの情報の中に
ヒントは
答えは
隠れています。
それをどうしたらいいかわからない
やろうと思ってもできない
という状況の時
私は一緒に考えたり、試したりします。
やっていただくのは、わたし、ではなく
ママであり、パパであり、べびぃちゃんです。
べびぃちゃんの主治医はママやパパです。
私は、主治医が精一杯力が発揮できるよう
お手伝いをする役割です。
赤ちゃんの力ってすごいです。
ママやパパの力もすごいです。
自分たちで困ったときは
いつでもお越しください
一緒に考えますから
またまたご無沙汰しております。
最近、facebookに書く分、ブログ更新ができておらず
失礼いたしております。
うちにきてくださる人たちは
長く通ってくださっている方が多いのですが
そのおひとり。Aちゃん
妊娠中からずっとかかわらせていただいている3歳児さんです。
妊娠中心配をしつつ経過を見守り
胎内にいるときに、生まれたら手術が必要な状態なのがわかりました。
ママは、「生まれたら自分がしっかり看病しないといけないから
看病できる身体でいるために、お産を手伝ってください」と
Drや助産師に伝えて、安産されました。
生後、シビアな身体状況でしたが、ママが楽ちん探しをずっとされ
手術にも耐え、
こんなに大きな病気をお持ちのお子さんにしてはめずらしく
左右の身体の使い方のバランスがいい、と主治医が感心する状況だそうです。
今は、言葉が話せるので
自分の身体状況を、
「たとえば、動物だったら、ぞうさん、りすさん、うさぎさん、きつねさん」
とたとえでアセスメントを伝えています。
子どもがしんどい、といったとき
周りは、
本当にしんどいのか?
やりたくないからいってるのか?
考えつつ対応します。それは当然です。
様子を見ていると、Aちゃんがしんどい、といったときは
本当にしんどいんだ、ということを
いろんな場面から親がアセスメントをしてきました。
そして、それはデータでも証明されています。
なので、Aちゃんがいうことは間違いない、真実だ
という確信があります。
小児科医はたくさんのお子さんと接するので
そこまで細かくアセスメントすることは現実として無理です。
でも、そこを助けてくれるのが
Aちゃんのように自分でアセスメントする力。
自分で自分をアセスメントする力は
おなかにいるときから、これが楽かな~~あれはつらいかな~と
ママが一緒に探してくれることが、
育まれる大きな力の一つです。
そんなことを本当に確信させてくれる
ほんとにすごいAちゃんです。
Aちゃんは私の先生でもあります。
前回はママのだっこでなんで泣くの?を考えてみました。
今度は、ママじゃないとなんでだめなの?を考えてみようと思います。
いわゆる人見知り、って皆さんおっしゃいます。
人見知りの定義を教科書から引いてきました。
人見知りとは
発信並びに動作の手段による弁別された人物への接近の維持ができるようになったころ
見知らぬ人たちを強く警戒する行動
なんのこっちゃ?
つまり、最初は人ならある意味、誰にでもいろんな発信していたのが
だんだんと母性的人物になり、
この人が自分にとっての一番頼れる人!ってわかるようになってくるとできる行動
って感じでしょうか。
で、通常は早くて6,7か月くらいから始まります。
心身の発達が進んでいってできる行動です。
でも、うちの子3か月だけど
もう私じゃないとダメ。
パパにもおばあちゃんにも行ってくれない
っていう親子さんもいらっしゃいますよね。
そういう赤ちゃんを観察してみると・・・・・・
初対面の私のことをじっと見ています。
目は結構緊張してます。
すぐにそばに行ったら、ぎゃお~~~って拒否。
しばらく観察してもらって
この人は、まあ危害は加えないかもしれない
と納得してもらってから
身体の端っこからさわってみます。
少しずつ近づいて 抱っこまでいきます。
最初はぎょえ~~っていってても
あれ?この抱っこはいやじゃない
楽ちんジャン?
(つまり、動作の手段をOKと弁別した)
って気が付くと(気が付いてくれてるように私は感じる、違うかもしれないけど)
ちょっとなきやみ、抱っこしてる私の顔をみたら
ぎょえ~~!!
ママじゃない!!
(特定の人じゃない!)
この時点でママに抱っこをかわってもらうと
「あれ!?だっこしやすい!!楽~~」って感じでしょうか。
(弁別された人物が、自分にとってOKの動作の手段を提供してくれた)
この楽だわ~~っておもう抱っこを試行錯誤して身に着けてもらうと
赤ちゃん、穏やかになってきます。
そうすると、パパの抱っこもOKになってくる
(動作の手段が自分にとってOKになった)
そんな経過をみなさん、たどるな~~と思います。
身体が楽ちんになると
赤ちゃんにも余裕が出る感じがします。
そうすると、おんなじ楽ちん抱っこをしてくれる人は
OK!!って受け入れるようになる、って感じでしょうか。
おばあちゃんも同じ感じですね
赤ちゃんがOKをだしてくれるには
発信並びに動作の手段がOKな人 がまず最初
つまりは、自分にとって楽ちんな、抱っこ、楽ちんな遊びをしてくれる人
それから、だんだんと特定の人に対して接近していく
なかなか、自分を守ってくれる環境にないとき
一番守ってくれそうな人=ママ 以外はだめ!!
っていう感じが、3か月の赤ちゃんの人見知り でしょうか。
赤ちゃんがママ以外の人にもOKをだせるには
赤ちゃん自身の余裕が必要。
からだがほぐれて楽になってくると
余裕が出てきますよ。
親子で楽ちんさがし、してみませんか?
いいお天気になってきました。
例年よりも寒い日が長いです。
皆様、体調はいかがでしょうか?
最近、個別ケアに来てくださる方は
赤ちゃんのことを相談したくて、という人が多いです。
結構ブログを読んでくださって来てくださる方も多いんですね。
うれしい限りです
最初のご相談で、もっとも多いのが
泣く!!
そる! そっくりかえる!!
みなさん、泣くっていう赤ちゃんの行動に
何らかの意味を見出すから心配しています。
どうやったら、泣き止むのかわからなくて
相談にこられるんですね。
赤ちゃんのことをよくわかってるからこそのご心配です。
私は体の状態をまずはアセスしてみます。
姿勢はどうかな?
過剰な緊張状態はないかな?
体が変化すると
泣き方変わってきます。
発達にみあった遊びをして
身体がほぐれると
ふわんとなって
泣かなくてもよい状態になります。
ママもだっこがしやすくなるし
私がだいたら、泣き止んだ!!ってちょっと自信つきますよね。
で、おうちに帰って
1日くらいたつと・・・・・
泣くようになります。
よくお聞きするのは
パパがだくとOKなのに
ママがだくと泣く!!
「泣かれると自信がなくなりますね」といわれるママもいらっしゃいます。
そりゃそうですよね。
ここでアセスメントをしてみます。
赤ちゃんの表情や態度を翻訳するわけです。
+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*゚。*―+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+
昨日すんごい気持ちよかった
ママの抱っこが今まででサイコーだった!!
私の大好きなママが
私が気持ちいい抱っこをしてくれた!
さっすが 私のママ
昨日のあれして
もう1回して!!
そうじゃなくってね
昨日、ここを支えてくれたじゃん
昨日、ここの力がぬけるようにしてくれたじゃん
もうちょっと、こっち
もうちょっと、あっち
そうじゃなくってさ~~~~~
+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+―+*゚。*―+*゚。*。゚*+―+*゚。*。゚*+
気持ちよさがわかった後は
今までしんどかったんだ!がわかります。
そうすると、それじゃなくって
あれして~~って訴え始めます。
泣いて、反って 体全体で表現してくれます。
そして訴える相手は、一番信頼してる人
赤ちゃんの訴えを受け取って
ああでもない
こうでもない
と試行錯誤していると
お互いにぴたっとはまる瞬間が生まれます
それをくりかえしやっていくと
瞬間が、時間になってきます
大体3日かな~~
この訴えを受け止めきれず
今までと同じ抱っこをしていると
赤ちゃん
あきらめるようです。
もとの抱っこになり
もとの緊張状態になって
なんとか自分を守ろうとします。
一見、おとなしくなった、って感じですけどね
どちらを選ぶかは、ママやパパ次第だなあと
よこで見ている助産師の私は思うわけです。
抱っこはママとべびぃの二人のコラボレーション
どっちも楽ちんが目指す抱っこ
一緒に探してみませんか?
一雨ごとに暖かくなってくる、という言葉通りの今日この頃です。
昨日は育児サポート楽育の教室でした。
動けるぱんだクラスのみんなは、めいっぱい部屋中を動き回ってました。
まだ自分から移動できないこあらクラスのみんなは、ママに動かしてもらってとっても気持ちよさげでした。
赤ちゃんにとって楽ちんな姿勢を探して維持する
それって、とっても大事です。
その中で、気を付けたいこと
いろんな姿勢、動きを体験させてあげたいなと思います。
落ち着くから、ってずっと同じ格好って、私たちしんどくないですか?
赤ちゃんも一緒じゃないかなと想像します。
たとえば、ねんねしてておきたら
だっこしますよね?
だっこしながら、ゆらゆら動いたりしますよね。
あきたら、おろしたり、腹這いになったり
きっといろいろと姿勢が変わることで
赤ちゃんも、いい感じをいっぱい体験していると思います。
たとえば、抱っこひも
はいってたら、落ち着く、ってことで入れたりします。
じゃあ、ずっとその中にいるってどうなんだろう?
赤ちゃん寝ているかもしれないですね。
だけど、生活って考えた時、ずっと同じ姿勢で何時間もそこにいるって
ないんじゃないでしょうか?
説明書に、「ある程度したら、だしましょう」って書いてあります。
これって、適切だなと思います。
スリング
とてもすぐれたグッズです。
でも、弱点はあります。
中でどんな姿勢してるのか?確認したいですね。
(足あぐらになってますか?)
片方の肩にかけるので、どうしても赤ちゃんへのテンションのかかり具合が偏ります。
いつも同じ側につけている場合、
赤ちゃんの姿勢に影響しがちです。
反対もかけたいですね。
でやっぱりずっとその中で何時間も、いるのって
赤ちゃんつらくないのかな?
おくるみ
「くるんでないと落ち着かない」赤ちゃんは
しばらくその中で動いてもらう、というのは必要です。
でも、やっぱりほどいて、
自由に動く時間は確保したいなと思います。
動物はうごくもの って書きます。
ほどほどに動く体験、したいですね。
こんにちは kikoです。
今日、2番目が現在アメリカ在住の夫と3番目のところに旅立っていきました。
中学の時にオーストラリアにホームステイに行って以来の海外旅行。
一人旅は初めてです。
不安もいっぱいだけど、
私もバックパッカーで7か月ヨーロッパをうろうろした経験があるので
何とかなるやろうと送り出すことができました。
子どもはいつか巣立っていきます。
それまでの時間をいろいろありながら
楽しんできたってことがホントに大事だなあと感じています。
今、私は仲間の助産師と一緒に
育児サポート楽育の教室を差s手いただいています。
何が幸せかって
ママとべびぃが楽しく、時に悩んで「今」を生きている様子を一緒に体験できていることです。
私たちの活動は、歩けるようになるまでの体作り、というのがコンセプトです。
なので、歩けるようになると、無事卒業!!となります。
ほんとにさびしい、心温まる時間だなあと思います。
(おばあちゃんの気分です)
ママたちへ
子どもは必ず、親から独立し、卒業していきます。
でも、親は一回親になったら、ずっと親です。
子どもが成人しても、
別れ別れに暮らすようになっても やっぱり親であり、子どもです。
その時を、さびしく、でもたくましく思えるようになるのは
親である皆さんがどれだけ親として成長するか、だと思います。
はは、我が家では子供3人ともが親もとを巣立って行ってます。
一番上は、今年大学卒業。
自分がしたい夢に向かって4月からタイに赴任します。
2番目は大学生。
今初めての海外旅行をツアーではなく まったくの個人旅行でいってます。
3番目はまだ高校生ですが、
アメリカの高校に行きたい!と
父と一緒に昨年からアメリカに行きました。
今、母一人が自宅にいます。
さびしいけれど、
でもこれだけ子どもたちが自分のしたいことに向かって進めることに
本当に感謝しています。
そのベースとして、
私一人で子育てしては子供たちがだめになる
いろんなひとの力を借りたいとおもって
いろいろと体験できる場を提供してきたこと
子どもたちの快不快を私なりに大事にしてきたこと
子どもができたことは、おもいっきり褒めてきたこと
これだけは大事にしようと思ってやってきました。
私自身いろんな仕事、活動に手を出して
子どもたちの育児には50%以下の力しかさいていなかった
これがとってもよかったなあ、って思っています。
私がしている体験を今子供たちはシェアしています。
どうぞ、どうぞ、自分が元気なら、幸せなら
ほかの人たちも幸せに、元気になるよ
その体験をいろんな人とシェアできる大人になってほしい
心からそう思い、送り出しています
。
皆さんのお子さんも今は、ちっちゃい存在だけど
20年なんてアッという間です。
どうぞ今 一緒にべたべたできる時間を
しっかりと楽しんで下さいね。
この愛しい時間は二度と訪れません。
ちょっと先輩として皆さんにお伝えしたいな~~とおもって書いてしまいました。
こんにちは、kikoです。
私と同じ考えで、ママやべびぃと一緒に考える助産師
kotobukiさんのブログ
おひなまき、まんまるだっこができない赤ちゃんのママへ①
いつも素敵なかかわりだなあ、と思いつつ読ませていただいています。
今回のこの記事を読んでいて、私もお伝えしたくなったことが一つあります。
先日お会いした2か月の赤ちゃん。
ずっとだっこ、おっぱいは20分くらいで落ち着く
でも床に卸すと泣く
ママは「べびぃケア」の本を読んでくださり
いろいろと実践を試みておられますが、どうもはまらない。
だっこさせてもらうと、うん、確かに緊張してる
首がつらそうだな
と思います。
でも、きっちりと支えられるとふわんと落ち着く
ちょっと油断すると、うわんと泣き出す
そんなことの繰り返しでした。
たしかに、これだけ訴えられたらつらいなあ。
大変だなあ。
この日のママのご要望は「あやすためのバリエーションがほしい」
具体的にはスリングは使えないのか?でした。
なんだかちがうなあ、とアセスした私。
この子は、楽ちんな時を知っているって感じ。
落ち着くときには落ち着くから。
楽ちんをわかっているからこそ
これはしんどい、もっとこうしてって訴えている
なんだかすごい力だな~と感動しました。
そしてこの気持ちよさを提供してきたのは親のお二人。
ということで、1週間、親子でしっくりくるだっこさがしをしていただくことにしました。
この期間はちょっと大変。
あかちゃんの要望を体で感じて、アセスメントして
それを継続させる必要がある。
でも、やってたからこそ、赤ちゃんが要求する
ずっとじゃなくていいから、要求に応えてみよう
これができてから、ほかのこと
スリングとかを考えよう
そうパパママと話しました。
やり方はいろいろある
工夫も人それぞれその親子それぞれ
でも、アセスメントは一つ
その親子双方の楽ちんってどんな感じ?
どうぞみなさんも親子のしっくり感をさがしてみてくださいね。
怒涛のような総会とスタッフミーティング、終わりました。
ご無沙汰しております。
すごい充実と幸せな2日でした。
ほんとにすごい仲間と一緒に仕事させていただけてるんだなあと
感動しまくっています。
この話はまた別にゆっくりとご報告したいと思います。
さて、お仲間のひとりから教えてもらった情報
0~3カ月 寝んねの時期
3~6カ月 お座りの時期
6カ月~1歳 ハイハイ たっち
1~2歳一人歩き
ちょっとまて!!
なんていう情報を流すんでしょう
赤ちゃんの育ちの過程は
人類がヒトになる前から
いっぱい工夫して遺伝子に記憶させた
貴重な過程
それを無視して、こんなことを
この雑誌が書くなんて・・・・・・・
赤ちゃんがなんで首が座らないのか
なんですぐにすわらないのか
なんですぐにたっちしないのか
それは、ほんとに深い深い理由があります。
私たち大人は、
そんな赤ちゃんたちが一生懸命やっていることを
見守って、最大限にやり切れるように手伝う義務があります。
大人だって赤ちゃんだった
赤ちゃんのしている過程を壊すようなことを書くということは
自分をも壊しているのと同じです。
赤ちゃんをみていると
早く次のことができるようにならないかな、と願います。
こどもの成長を願っていること、それは親として当然のこと
すてきなこと
赤ちゃんの成長を願うとき
先に先にとさせようとするのではなく
今やれることをじゅ~~~ぶんにできるように
手伝うことがとても大事です。
たとえば、やっとしゃべれるようになった人に
この本読んで、って本を渡して読めるでしょうか?
赤ちゃんの人権を尊重してほしい。
赤ちゃんがしようとしていることを
もっとできるように応援するのが大人の責任です。
昨日、今日と、ケアの勉強に東京にいってました。
シンプルでとても奥が深い考え方
なによりも先生ご自身が真摯で、尊重に満ちておられる
うでがよい、ということ以上に、人を愛して尊敬してやまない
その心持がとても素敵な方です。
さて、厚生労働省が
「赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~」
というDVDを公開しています。
なくことは異常ではない
誰も悪くない ママもパパも赤ちゃんも悪くない
ゆさぶると危ない
構造を知って、ほかの方法で泣き止むのを待って
ってことがいいたいんだなあと思いました。
欲求が満たされて泣き止んだわけではない
いろいろ試して欲求を確認してみる
ちょっと離れて自分の気持ちを落ち着かせたら、赤ちゃんの様子をみてみる
ってとても大事なメッセージがはいっていました。
ただね~~~
どうやったら欲求が満たされるか
そもそもなんで泣きたいんだろう?
一番肝心な
こういうビデオをみる親御さんが知りたいことは
でていないんですよね・・・・・
対処の仕方の場面はちょっと胸が痛くなりました。
あんなに泣いてる赤ちゃんの横で、
あんな普通の顔してメールしたり、雑誌読んだりできないぞ
泣いてる赤ちゃんをあやしてるママのだっこは
頭が揺れて首がういて、赤ちゃんがよけい緊張しちゃう
いつか泣き止む、ピークは2か月ともでてましたが
そんなことない赤ちゃんと毎晩格闘して
夜中にずっとドライブ
座ったまま授乳をしつづけてるママもたくさんいます。
具体的に赤ちゃんがなかなくてもすむ生活の工夫を
考えたいですね。
それは赤ちゃんが一番よく知ってて
赤ちゃんに聞くと教えてくれるけど
それが難しいんですよね。
(それができてたら、そんなに泣かなくてもいいわけです)
ちょっと悩んでいるママたち
mamaルームでは、一緒にここを考えます。
親子それぞれであう方法があります。
それを一緒に考えます。
一人で悩んでしんどくなる前に
どうぞお越しくださいね。
「おなかにいるときからはじめるべびぃケア」
にも、詳しく載せています。
よかったら、手に取って読んでみてください。
妊婦さんには出産前に読んどいてほしいなと思います。
生まれてからはなかなか読む余裕はないと思うので。