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私の尊敬する友人のブログに吉村医院を描いた映画「Genpin」の話題が書かれていました。

私はこの映画をまだみておりません。その状況であえて、コメントを書かせていただきました。

それについて、kumiさんがコメントを載せてくださっています。
http://ameblo.jp/seitaimama/entry-10791059377.html

ここで私のコメントを赤字で紹介してくださっています。

『自然に産もうと思ったら、相当の努力が必要な人が多いことを認識していただきたいです。
それだけやっても、お産は命がけ、思った通りにすすまないことは山のようにあります。

ぜひぜひ、自分の力で産む覚悟、その時にどんなことがおきても、必然だと悟れる力、
それを育てていただきたいと思います』


私自身は自分の力で、命を生み出せる。これこそが本来の姿だと思っています。
しかしながら、今それができない人がとても多い。

これは産まれてから子どもを産む年齢になるまでの育ち方、身体づくりと大いに関係があります。
そして、更に、私たちの周りに死がなくなってきていることも大きく関係していると思います。

赤ちゃんはさずかったら、無事に産まれてくるのが当たり前なのでしょうか?
決してそんなことはありません。

全妊娠の20%は流産するといわれています。
昔はお産の時になくなる赤ちゃん、そして母親も多かったです。
それが、今のように元気に産まれられるようになったのは、現代医療が発達してきたから。

私たちは今、そのことに慢心しているのではないかと思います。
元気に産まれてくるのは、当たり前??

絶対そんなことはありません。ひとつひとつの奇跡が積み重なって
今、私たちはこの世にいます。

そのことを忘れてしまっているように思えてなりません。

吉村医院でされていることは、やっぱり私は究極の妊娠生活であり、
究極のお産だなあ、と思います。

それがいいとも悪いとも思いません。

ただし、生半可な気持ちで、やれるとは思わないでいただきたい。

赤ちゃんに対しても同じです。

私は、べびぃケアを提供させていただいています。
時に、ここへくると、向き癖を直してもらえる、とか、泣かない赤ちゃんにしてもらえる、とか
思って連れてこられる方がいらっしゃいます。

それは、絶対に違います。
赤ちゃんにとっての主治医は親です。

私ではありません。

私は主治医である親御さんがその赤ちゃんにできることをアドバイスさせていただいている存在です。

「忙しくてできなかった」なんていうことを言われる方もいらっしゃいます。
そういいながらも、赤ちゃんと関わろうとされてきた方は赤ちゃんを見せていただくとすぐにわかります。

いいわけだらけの人はやっぱり赤ちゃんを見せていただくとわかります。

それは、そのご家庭の選択です。
私が口をはさむことではありません。
なので、私はしなかったことを追及したりはいたしません。

でも、ね。
私は赤ちゃんと会話します。

仕方ないね。ママとパパはあなたのことをそんな風にはできないっていってる。
あなたはその環境の中でそれを受け入れて生きていくしかないね。

赤ちゃんが私に教えてくれること

それでいいよ、ママとパパはそれしかできないもん

という子と

いやだ、もっとやってほしいよ、わかってほしいよ

とい言う子。

拙い通訳ですが、私は試みます。
通じた時は、本当にほっとします。

通じないときは、赤ちゃんと目でお話です。
仕方ないね。がんばれ。パパとママはそれはそれで精一杯だよ。

赤ちゃんは親よりもずっと器が大きい。
そんな状況をちゃんと受け入れています。

こういう状況、実は妊娠中もすでにおこっています。

こんなことをたくさん経験させていただいている中で
私が得た結論。

やはり、人は自分の人生の主人公であり、
主人公だからこそ、自分の人生の責任を負う存在なんだということ。

だから、自分の中に宿った赤ちゃんに対しても責任をおう存在なんだということ。

妊娠中、または妊娠前から、次に産まれる世代のためにやれることはたくさんあります。
妊娠中にやりきれなかったことは、産後産まれてからでもできます。

どうぞ、命をこの世に送り出した責任を感じて下さい。

とてもえらそうな文章になってしまいました。
すみません。

でも、これが多くの命に向き合わせていただいている私のきもちです。

拍手[11回]

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【命に向き合う者の責任】
親だけでなく、
命に向き合う職業を選んだ責任を保健師、助産師も感じてほしいものです。
【向き合うものの責任】
ありすさん。貴重なコメントをありがとうございます。
そうですね。専門職といわれる私たちがまず感じて責任を負うこと。
これなしに親に正面向かえません。

私たちが負う責任は、命の可能性、強さを信じること。
そのためには、自分のいうことをはいはいと聞いてくれるクライアントさんに満足していたらいけない、ということだと私は思います。
対等の立場で、お互いコミュニケーションをとること、上っ面ではなく、心の底から、身体の奥からのコミュニケーションです。
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